#269│カナダ政府の2000ドル配布が原因でインフレに?不景気は2〜3年改善せず、移民には厳しい現実も。

この前カナダ人の友人とカナダの景気について話していたところ、「カナダ政府はコロナ禍のあいだ毎月2000ドル程をカナダ国民に配っていたから、そのせいで市場に流通するお金が増えすぎてインフレになったんだよ」と教えてもらいました(もちろん物価上昇の要因はそれだけではない、とも言っていましたが)。そしてこの不景気は今後2〜3年では改善しないと思う、とも話していました。
末永さんは、正直なところ、現在のカナダの景気は今までと比べてかなり悪い方だと思われますか?もしそうなら、今後改善する兆しはあると思われますか?(日本ではここ30年景気が回復した試しがないので、カナダはどうなんだろうと気になっています)末永さんの肌感で構わないので、ぜひお聞きしたいです。
ずっとカナダ永住権に憧れを持っていましたが、いざカナダに来てみると物価は高いし、私の就労経験とお給料ではシェアハウス暮らしからなかなか抜け出せそうにないし、今カナダ移民を狙うのってどうなんだろう…と迷い始めています。

関連ポストhttps://x.com/canada_compass/status/1727866873499533803?s=53&t=8yhhUqKPPLRn9QoT7X0N7w

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回答

コメント一覧 (1件)

  • 面白い質問ですね、肌感覚で思ったことをそのままお答えします(長文になります)
    日本の景気がどうかカナダはどうか、というよりは、日本人という立場から見て「日本とそれ以外の国」というくくりで考えても良いかもしれません
    例えば、カナダ同様に留学先として人気のあるオーストラリアもカナダ同様に住宅価格が高騰していたり物価が高い、仕事が見つかりにくい、永住権やワークビザの問題をかかえています
    日本以外の国はインフレが進んでいますし、今は世界的に似たような状況ではないでしょうか?
    ーーー
    カナダに限って言えば、ほぼアメリカの経済状況に左右されるのでそういった意味ではいい状況ではないですね。ただ、インフレ率に応じて公定歩合も引きあがり、例えばGIC=定期預金で普通の銀行でも今は5.6%ぐらいつきます。
    家を買ってモーゲージを払っている人にはローンの利子が高いので大変ですが、貯金をするほうからするとリスクの高い投資をしなくても安定した利回りがあるのはメリットがあるとも言えますよね。
    ーーー
    ただカナダが日本と違うのは、こちら(カナダ)の場合は比較的ダイナミックに世の中が進むことですね。いいか悪いかはさておき、毎日同じではないので、そのダイナミズムについていけるならカナダでも十分にやっていけると思いますよ
    例えばコンパスでは2020年のコロナ禍に突入した際も、毎日(場合によっては一日に何度も)変わるルールの中でも常に最新の情報を把握し、他のどこのエージェントもやっていない、できないレベルで日本人留学生のサポートを継続してきました
    日本の感覚で変化を恐れる、急な変化についていけない場合はカナダだとしんどいかもしれません。
    ただ、それは逆にチャンスだったりします。
    ーーーー
    このダイナミズムについていけるならカナダでもじゅうぶんにチャンスはあります。むしろ、日本よりも可能性は勝ち得やすい環境はあると思います。
    仕事がら毎年1000名以上の日本人留学生を見ていますが、高学歴でもなく英語力がさほどなくてもたった2年で年収6万ドル(約650万円)を超えるというケースが毎年1~2名はいます。
    中には高卒で8万ドル(約870万円~)の仕事のオファーという方も。もちろんこれはスタートポイントです。カナダの良いところは、ここからさらに上がれるチャンスがある点です。
    ・海外で「日本人」という希少性(海外に住む日本人はまだまだレアです)
    ・勤勉さ、仕事に対しての熱意
    ・日本の教育水準を前提として基礎知識、常識
    という土台の上で
    ・英語力
    ・コミュ力
    ・運
    があれば、私は日本よりもカナダの方がチャンスがあると思いますよ。
    ーーー
    実際、カナダ留学コンパスは設立5年目ですが、おかげさまですでにこの業界では1位の実績があります。
    もし今私が日本で同じことをしようとしたら、きっと1位にはなれていません。
    それどころか、今頃まだ東京のどこかの企業でしがない SE として働いて、海外について考えることもなくただ毎日同じように過ごしていたと思います。
    どのような環境に身を置き、その環境をどう自分のチャンスに変えるかは自分次第です。質問者さんはそのチャンスがほしくてカナダに来たのだと思います。ぜひ今一度自分に何ができるか、目先の物価の高さや不便さだけではなく、人生を長い目で見てカナダでチャンスをつかんでください
    応援しています。仲間もたくさんいると思いますよ。

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