マルタ留学って意味ないの?マルタ留学者のリアルな口コミ・評判とデメリットを紹介

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美しい地中海に囲まれたヨーロッパ屈指のリゾート地、マルタ。公用語のひとつが英語であり、治安が良く日本人も少ないことから、語学留学先としての人気が高まっています。

充実した留学生活が約束されるように思えるマルタ留学ですが、実は「意味がない時間を過ごしたかもしれない……」と帰国後に後悔する人が少なからずいることをご存じでしょうか。

記事では、マルタ留学経験者の口コミとマルタ留学のデメリットをご紹介し、「意味がない」と感じてしまう理由を紐解きます。

↓マルタ留学の費用に関する情報は以下をチェック↓

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マルタ留学には意味があるのか?意味がないのか?

マルタ留学に限りませんが、短期的には意味を感じられない体験をしても、人生のどこで意味が生まれるかわかりません。

あらゆる体験に意味づけをするのはあなた自身ですので、自分自身でマルタ留学の意味を見出そうとする姿勢が大切です。そのうえで、今の自分にとって本当にマルタ留学が必要かどうか、冷静に判断していきましょう。

マルタ留学の必要性を考えるにあたり、日本人留学生がやりがちな失敗もあらかじめチェックしておきたいですね。マルタ留学におけるよくある失敗例は以下ページで詳しく解説しています。

失敗を避けるためのヒントも紹介していますので、マルタ留学を考えるなら、ぜひ検討材料として役立ててください。

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マルタ留学経験者の口コミ・評判

まず、客観的にマルタ留学に意味があるかを判断するために、マルタ留学経験者の口コミを見ていきましょう。

ポジティブな口コミとネガティブな口コミをそれぞれご紹介します。

ポジティブな口コミ・評判

マルタで語学学校に入って本当に良かったです^^
元々マルタに興味があって一人旅の目的地にしたのですが、楽にしかも楽しく観光もできるのではという目論見で語学学校に入りました。結果、期待以上に楽しくとても満足しました。

マルタのお勧めポイントとしては

・治安も良いし物価も高くないしコンパクトなので、短期滞在でも十分楽しめる
・語学だけでなくリゾートも満喫したいという人にもピッタリ
・世界中にあるECの中でもマルタ校はアクティビティの充実度は個人的には一番ではないかと思う

授業でのディスカッションはなれるほどに楽しく、授業後のアクティビティではクラスメイトと仲良くなれるし、ECのアパートではルームメートと夜遅くまで話し込んだり…

正直、マルタに行ってみて、マルタという国自体にそんなに特別な魅力は感じませんでした(ごめんなさい。。。)

でも、マルタでECに通ってすごく貴重な経験、そして大事な友達ができたという意味で、マルタは私にとって特別な場所になりましたし、また行きたいと思います。(その時はまたECに入ると思います)


※ 引用元:マルタ留学の口コミ- 留学thank you!「Maikoさんの口コミより」

「海外で生活してみたい」「どうせなら少しくらい英語話せるようになりたい」という軽い気持ちで留学しましたが、行ってみて良いことばかりでした。

冬でも昼は太陽が燦々としているマルタの気候、のんびりとした雰囲気は自分に合っていたし色々なテーマで、色々な人種のクラスメートと語り合う授業は、帰国した今も名残惜しいくらい充実していました。

またヨーロッパへの航空費も非常に安いので、土日を使って他国へ旅行しやすかったのもマルタの利点です。

それもあって、逆にヨーロッパからの留学生も多かったです。授業の中で他国の常識や感覚、情勢などをたくさん知れたのも面白かったですし私と同じく社会人経験のある人の方が、日本と違う部分をより多く感じると思います。

もし、社会人で留学しようか悩まれていたら、間違いなくおすすめします。

後悔はしません。


※ 引用元:マルタ留学の口コミ- 留学thank you!「YUCCOさんの口コミ」より

日本人と言うだけで他の国の方にすごい好感を持って頂きました!

この事は自分の力でなった訳ではなく、代々日本人の方がマルタに訪れて、マナーや礼儀、心がこもったふるまいを先代の日本人がしてくださったおかげだと感じました!

実際にホームステイ先の家族からも【日本人はマナーが良いから快く歓迎しています】っと言って頂き感謝と共に自分は日本人代表として来てると考えるようになり簡単な事ではありますが日本に住んでいる時と同じように最低限のマナーはしっかり守ろうと心がけました。

次にマルタに来る方にも安心して生活できる手助けになれば幸いです。

勉強面で言えば正直もっと勉強してから来れば良かったなぁっと思う事が多々あったのでこれから留学される方は少しでも勉強をして頂いて全力で楽しんで頂きたいと願っています!

※ 引用元:マルタ校のレビュー・評価【成功する留学】の口コミより

-治安が良い
-気候が1 年を通して温暖(冬でもそれほど寒くない)
-学校にかかる費用や生活費がほかの国に比べて安い。
-いろいろな経験が出来る。
-多国籍の環境の中で英語を学ぶことが出来る。
-国独特の考え方と歴史、食文化や伝統文化を体験出来る。
-7000年にもわたる歴史を学ぶことが出来る
-海辺でリラックスした時間を過ごすことが出来る。
-ヨーロッパの他の国々への旅行に行く際の、旅の拠点に良い。

○いろいろなものが徒歩圏内にあるので、生活しやすい。
(例:学校、カフェ、スーパーマーケット、友人の家など。)

-他の国に比べるとフットワークが軽いので、英会話力をあげるのに適している。
-地元のマルタ人はおしゃべりが大好きなので、実践練習出来る機会をいろいろな場所で多く持つことが出来る。


※ 引用元:マルタの口コミ | SQUCOMI「自転車通学さんの口コミ」よ

ネガティブな口コミ・評判

マルタには色んな国の人がいるので、“異文化コミュニケーション”ができてよかった。遊べる場所が多いので、真剣に学びたい人にはあまり向いていないかも…。

言葉がもっと話せれば、楽しみが更に増えたと思うので、出発前に学習しておいた方が良いと思った。マルタでは、水は貴重なので、シャワーは冷水で出も悪く、トイレの流れが悪かったりすることもよくあるので、日本にいる時のような生活はできません。

私のクラスには、アジア人はいなかったけれども、クラスによっては、日本人3人とかもあったみたい。毎日暑くて、楽しい時間を過ごせたし、夜のクラブの雰囲気や、日本では味わえない体験がたくさん出来て楽しかったです。


※ 引用元:マルタ校のレビュー・評価【成功する留学】の口コミより

美しい海と遺跡の小さな国です。私は留学と観光を兼ねて行きましたが、やはり観光地のサガなのか、観光客が集まるところでは悪質な客引きが結構いたりしました。

日本人とわかるとタクシーの運ちゃん達がかなりしつこく勧誘してくるし、バスの路線が発達してるはずなのに「バスは無いよ。タクシーどう?」と言ってきたり…自分の身は自分で守る、これが海外旅行の鉄則だと感じました。

ただ、とてもユーモアに溢れた国民性で、根っからの悪人てそんなにいないんじゃないかと思いました。こちらが用心深くしているから勧誘してもムダだよ!と毅然とした態度を取れば、向こうもそれほど無理強いしないようです。

NOと言える日本人であること、これが大事です。


※ 引用元:マルタの口コミ | SQUCOMI「ピーナッツさんの口コミ」より

マルタ留学のデメリット

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マルタ留学のデメリットも事前に把握して心構えをしておきましょう。「マルタ留学は意味がなかった」と後悔しないためのヒントになるかもしれません。

ここではデメリットを3つご紹介します。

英語の訛りがある

マルタの公用語は英語とマルタ語です。留学中に現地の人と話すと、マルタ語独特のアクセントを感じて聞きとりづらいことがあるかもしれません。

ただし、訛りがあるからといって英語習得に不向きな環境ということでありません。語学学校にはヨーロッパ各国から講師が集まっていますし、授業を通して英語力を身に付けることは十分可能です。

日本人も日本語訛りの英語を話すことになりますから、英語はあくまでコミュニケーションツールと割り切って勉強できたほうが上達も早くなりそうです。

日本から直行便がない

マルタに日本人が少ない理由のひとつに、日本からマルタへの直行便がないことが挙げられます。ドバイやトルコ・イギリス・ドイツ・イタリア・フランスなどを経由する必要があり、フライトにはどうしても15〜20時間ほどかかってしまうのです。

海外旅行慣れしていない人は、時間どおり乗り継ぎ便に搭乗できるか、入国審査の際に英語でスムーズに回答できるか、長時間のフライトに体力が持つか、といった不安を感じてしまうかもしれません。

街がコンパクトすぎて飽きやすい

マルタは3つの島と2つの無人島からなる島国で、その大きさは東京都23区の約半分。北から南まで1日で歩けるほどコンパクトです。国内の目ぼしい観光スポットは数か月で巡ってしまえるでしょう。

シュノーケリングやスキューバダイビング、サイクリングやカヤックなど、豊かな自然を活かしたアクティビティは豊富ですが、都会的なビルやショッピングモールの少なさも相まって、早々に飽きてしまう人がいるかもしれません。

マルタ留学のメリットやおすすめポイントは、以下ページで詳しく解説しています。デメリットとあわせてチェックしてみてください。

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「マルタ留学の意味」をどう考えるか?

最後に、本記事のテーマである「本当にマルタ留学は意味ないのか?」について触れていきます。

帰国後に測定可能な成果(定量成果)とそうでない成果(定性成果)の2つに分けて、どのような意味づけができるか考えてみます。

測定可能な成果(定量成果)への意味づけ

TOEICやTOEFL・IELTSといった英語力試験のスコアやテストの成績、カリキュラムや学習の進捗度合いを評価することで、いつでも、どこでも、誰でも、一律の評価基準で成果を可視化できます。

ただし、数値に変動があっただけでは、そこからマルタ留学の意味を見出すことはできません。その数値を意味を持って読み解くためには、マルタ留学を通してどんな定量目標を達成したいのかをあらかじめ決めておくことが大切です。

もし、学習目標の設定や進捗チェックができるか不安という方は、マルタ留学専門のエージェントに相談してみるのもひとつの手段です。

相談は無料ですので、一人で考えて闇雲に時間を使ってしまいそうな場合は、気軽に問い合わせてみてください。

おすすめのマルタ留学専門エージェントは、以下記事でも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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測定できない成果(定性成果)への意味づけ

人によってとらえ方が異なる定性的な成果や、すぐには意味を感じにくい事柄については、「早く意味を見出さなければ」と焦る必要はありません。

たとえ明らかな失敗をしてしまったとしても、人生において意味のない経験はないとポジティブにとらえるほうが、経験を糧に未来をよりよくできるのではないでしょうか。

その一方で、「なぜ失敗と感じたか」「今後は何を改善できそうか」と振り返ることは、定量成果・定性成果に共通して欠かせないことです。

特に英語は失敗も含めていかに継続して学習できるかが肝ですので、根気強くコツコツと学習を続けることが大切です。

あなたの解釈次第でマルタ留学の価値は上がる

定量的に振り返りやすい英語習得という側面では、マルタの魅力が勉強の手を止めてしまったり、長期留学の場合は飽きがきてメリハリのある生活ができなかったりして、満足いく成果に繋がらない可能性も十分にあります。

しかし、豊かな自然と美しい地中海に囲まれた環境で生活しながら勉強できるというのも、得がたい経験です。

マルタ留学を検討している人は、マルタ留学にどんな意味づけをしたいか、自分の気持ちと向き合ってしっかり考えましょう。

すべての経験に意味があるとはいえ、マルタ留学よりも、あなたがもっと意味を見出せる留学先があるかもしれません。

考え抜いてマルタ留学を選んだならば、他の人の「マルタ留学なんて意味ない」という言葉に振り回されることは二度とないはずです。