オーストラリア国内でもっとも人口が多く、オセアニア地域で一番の商業都市が「シドニー」です。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州の州都であるシドニーは、国内随一の多様性に富んだ都市と言えるでしょう。
日本からは「ワーキング・ホリデー制度」を用いて留学する人が多いシドニーですが、具体的に費用はいくらほどかかるのでしょうか。
また、語学学校やおすすめ留学エージェントの情報とは?そんなオーストラリア・シドニーの留学情報を一挙にまとめてみました。
本記事内では、各テーマごとに詳細の記事へのご案内もしていますので、そちらもあわせてぜひご一読ください!
このページの目次
シドニーの基本情報について
シドニーはオーストラリアの南東部に位置するニューサウスウェールズ州の州都です。
人口は約530万人(2019年調査)と言われており、南半球のオセアニア最大の都市です。
国の経済の中心地として、国内の有名企業が多く集中しており、金融業界や貿易・観光・ITビジネス・クリエイティブ系などあらゆるビジネスが活気を帯びています。
北半球の日本とは真逆の南半球にあるため、日本とは季節が真逆であり、6~8月に冬を迎え12~2月が夏となります。
「シドニー・ハーバー・ブリッジ」や「オペラハウス」といった有名観光スポットをはじめ、多くのレストランやショッピングモールもあるため、休日の過ごし方には困らないでしょう。
そんなシドニーに関する基本的な情報を以下にまとめてみました!
地域名 | シドニー(Sydney) |
---|---|
面積 | 12,370平方キロメートル |
人口 | 約530万人(2019年) |
気温 | 平均最高気温 26℃、平均最低気温8℃ほど |
宗教 | キリスト教(60%以上)・イスラム教・仏教など |
アクセス | 東京・成田から直行便で約10時間 |
在留邦人数 | 約30,000人(シドニー都市圏) ※ |
時差 | 日本との比較で+2時間 |
電源プラグ | O型 |
※ 外務省「海外在留邦人数調査統計」(平成28年度詳細版)より
シドニー留学に必要な費用について
では、シドニー留学には一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
海外留学先を決めるうえで、費用の問題はもっとも影響が大きいといっても過言ではありません。
以下に、シドニー留学の1カ月・3カ月・6カ月・12カ月の期間別に必要な費用をまとめてみました。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約40~50万円 | 約70~100万円 | 約130~200万円 | 約300~400万円 |
上記の通り、シドニー留学に1カ月行くとすると約40〜50万円の費用が必要となります。
これは「語学学校での授業料」「航空券代」「滞在費」「現地での生活費」などの留学に最低限必要な費用を合計した目安費用です。
この費用に加え、休日に観光名所めぐりや現地のエンタメやショッピングを楽しむと追加の費用がかかる点は忘れないでください。
滞在1カ月の約40~50万円の細かな内訳は、以下のようなかたちになります。
- 入学金・学費 = 約10~15万円
- 航空券代(往復) = 約8~13万円
- パスポート・ビザ申請費 = 約2~8万円
- 健康診断料 = 約0.5~1万円
- 海外留学保険料(半年間 有効)= 約8~12万円
- 生活費 = 約10~18万円
次に、英語留学先として人気のあるフィリピン・アメリカ・カナダとの留学費の比較を整理してみました。
留学の期間 | シドニー | フィリピン | アメリカ | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約40~50万円 | 約15~30万円 | 約60~70万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約70~100万円 | 約35~70万円 | 約140~160万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約130~200万円 | 約60~130万円 | 約280~320万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約300~400万円 | 約125~250万円 | 約560~640万円 | 約320~400万円 |
こうして見てみると、アメリカやカナダといった北米の国よりはシドニーは安く留学できることがわかります。
4か国の中では物価が一段低いフィリピンを除くと、費用を抑えて留学できるということです。
そのほか、シドニー留学にかかる費用に関して、以下ページで詳しく解説しています。
よろしければ、こちらもあわせてチェックしてみてください!
シドニーに留学するメリット・おすすめポイント
「よし! シドニーに留学しよう!」と決意を固めるには、シドニー留学ならではのメリットを把握する必要がありますよね。
そこで、「留学羅針盤」が考えるシドニー留学のおすすめポイントを以下にまとめてみました。
- 日帰り旅行をしやすい立地
- 公共交通機関が発達している
- 100以上のビーチでマリンスポーツを楽しめる
これらのおすすめポイントの詳細については、以下ページで解説しております。シドニー留学の魅力を把握するために、ぜひご一読ください!
シドニー留学のおすすめの語学学校
日本人にとても人気の留学先シドニーには、たくさんの語学学校が存在します。
語学学校ごとに雰囲気やコース内容・費用などが異なるため、自分にあった語学学校を慎重に選ぶことが大切です。
以下にシドニーにある語学学校を洗い出してみました!
- ILSC
- LSI
- OHC
- IH
- Kaplan
- CCEB
- Charter
- Milestones English Academy
- Impact English College
- BROWNS English Language School
- Shafston International College
- Milner International College
- Langports
- Pacific English Study
- YouSTUDY International College
- Phoenix Academy
- EF
各学校の詳細情報は、上記のリスト内より気になる学校名をクリック(またはタップ)していただくと閲覧が可能です!
シドニーの留学エージェントについて
自分にあった留学先選びを助けてくれるのが、現地の語学学校に精通した留学エージェントの存在です。
留学エージェントの利用で留学希望者側が費用を負担することは一般的にありませんので、ぜひお気軽にご相談・ご利用してみてください。
いかにシドニー留学に対応している留学エージェントを洗い出してみました。
- スクールウィズ
- スマ留
- ISS留学ライフ
- オーストラリア留学センター
- iae留学ネット
- 夢カナ留学
- AICオーストラリアインフォメーションセンター
- オーストラリア留学.net
- シドニー留学センター
- ICN留学情報館
- 成功する留学
- EF
- アクティブウーマン留学センター
また、以下ページでは上記の留学エージェントについて詳細を解説しております。気になる方はこちらもあわせてお読みください!
シドニーの治安情報について
海外生活で気をつけなければならないのが、身の回りで起きる可能性がある犯罪・トラブルです。多くの人が生活するシドニーの治安状況はどうなのでしょうか?
実はシドニーは「世界の都市安全指数ランキング」で第4位(「The Safe Cities Index 2021」より)。東京が第5位であることを考えると、日本とほぼ同じかそれ以上に治安は良い都市といえます。
とはいえ、慣れ親しんだ日本とは違うシドニーでは、”自分の身は自分で守る”という強い意識が必要です。
以下ページでは、シドニーの治安情報やトラブル時の対処法についてまとめています。渡航する前には一度頭に入れておいてくださいね!
シドニー留学に必要な持ち物について
海外留学の準備で頭を悩ませるのが、留学に持っていく持ち物です。
シドニー留学では、どのような持ち物を持っていけばよいのでしょうか?
「留学羅針盤」では、シドニー生活で必要な持ち物をカテゴリー別に整理しまとめました。
以下ページで詳しくご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
シドニー留学の天候・気候情報について
冒頭でもご説明したように、シドニーは南半球であるため日本とは季節の進み方が逆になります。
しかし、日本と同じように四季がありますので、慣れてくると過ごしやすい都市でしょう。
注意点はオーストラリアならではの強い紫外線。オーストラリア上空は紫外線を吸収するオゾン層が薄いと言われており、そのため日々の紫外線対策が欠かせません。
このように、日本とは少し異なるシドニーの天候・気候について、以下ページで詳しく解説しております。
シドニー留学のよくある失敗パターン
シドニーにせっかく渡ったにも関わらず、「思い描いていた留学生活とは違った」「英語のレベルが思ったより上がらなかった」と感じてしまう、いわゆる”留学の失敗”は誰にでも起こりえます。
シドニー留学で失敗する理由としてよく見られるのが次の4点です。
- 学校・コース選びを誤ってしまった
- 自習時間を思うように確保できなかった
- 日本人が多く、日本語を使う機会が多くなってしまった
- 予算の計算が甘く、生活費が足りなくなった
では、これらの失敗を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
その対策について、以下ページ内で解説しておりますので、気になる方はぜひチェックしてください!
シドニーの最新コロナ情報について
世界の旅行者・留学生に多大なる影響を与えた新型コロナウイルス。世界的に対応方針が固まった現在ですが、オーストラリアへの入国制限はどのような状況なのでしょうか?
オーストラリアに留学する人が必ず事前に把握しておきたい、新型コロナウイルスに関する渡航制限について、以下ページ内で詳しく解説しております!
シドニー以外のおすすめ留学先(オーストラリア国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
メルボルン
以下は「留学羅針盤」が厳選するメルボルンの語学学校です。
ブリスベン
以下は「留学羅針盤」が厳選するブリスベンの語学学校です。
- ILSC
- LSI
- OHC
- Kaplan
- Impact English College
- BROWNS English Language School
- Shafston International College
- Langports
- EF
パース
以下は「留学羅針盤」が厳選するパースの語学学校です。
シドニー以外のおすすめ留学先(国外)
シドニーやオーストラリア以外の留学先で、おすすめを知りたいという人はいませんか?
留学羅針盤がおすすめしたいのは「カナダ」です。
カナダも、オーストラリアと同じ英語圏ですが、クセが少ない英語が学べます。また、ワーホリなど働けるプログラムもあるので、海外出稼ぎをしてみたいという人にも最適です。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
---|---|
ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |