世界の経済大国として名高いアメリカ。言わずとしれた英語が主言語の大国です。
もちろん、英語留学にアメリカを検討する方も多く、語学学校のみならず大学への留学を目指す学生もたくさんいます。
そんなアメリカ留学に関する情報を、留学羅針盤でまとめています!
このページの目次
アメリカの基本情報について
アメリカは北米に位置し、北アメリカ大陸48州とアラスカ州・ハワイ州の50州によって形成される国です。人口は約3億3,100万人といわれており、世界第3位、日本の人口の約2.6倍を誇ります。
以下に、アメリカの基本的な情報を整理してみました!
国名 | アメリカ合衆国(United States of America) |
---|---|
首都 | ワシントンD.C |
面積 | 9,833,517km2(50州・日本の約26倍) |
人口 | 約3億3,200万人(2021年7月米統計局推計) |
公用語 | 主に英語(法律上の定めはない) |
通貨 | アメリカ合衆国ドル |
時差 | -13時間 |
宗教 | 主にキリスト教(信教の自由は憲法で保障されている) |
電源プラグ | A型 |
アメリカ留学に必要な費用について
では、アメリカ留学にはいくらかかるのでしょうか?
円安の影響でアメリカでの生活および留学は、とても費用がかさむイメージが強いですが、その実態はどうなのでしょうか?
以下に、1カ月・3カ月・6カ月・12カ月の期間別でアメリカ留学に必要な費用をまとめてみました。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約60〜70万円 | 約140〜160万円 | 約280〜320万円 | 約560〜640万円 |
アメリカ留学は一般的な価格帯でも、1カ月で約60~70万円ほどかかります。
なぜ、このように費用が高いのかというと「学費」「航空券」「生活費」がかさむため。
1カ月の留学での学費は約7~25万円、生活費はどんなに抑えても約3~10万円、航空券代は往復で約10~20万円はかかってしまいます。
さらに以下に、英語留学先として人気の高いフィリピン・オーストラリア・カナダとの留学費の違いをまとめてみました。
留学の期間 | アメリカ | フィリピン | オーストラリア | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約60~70万円 | 約15〜30万円 | 約40~50万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約140~160万円 | 約35〜70万円 | 約70~100万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約280~320万円 | 約60〜130万円 | 約130~200万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約560~640万円 | 約125〜250万円 | 約300~400万円 | 約320~400万円 |
より詳しい留学費に関する情報は、以下ページにまとめておりますので、気になる方はご覧ください!
アメリカの留学エージェントについて
アメリカ留学を1から10まで全て自分の力で準備することも可能です。
ただし、人生で1度きりかもしれない海外留学先を”適切に”一人で選ぶのは容易ではありません。しかも、海外留学には面倒な各手続きも必要です。
このようなアメリカ留学の面倒な手続きを代行してくれるのが留学エージェントです。具体的には、以下のようなメリットがあります。
- ネットで手に入らない語学学校の情報や口コミを教えてくれる
- 無数の語学学校の中からプロ目線で適切な学校を選んでくれる
- 渡航までの雑多な手続きを代行してくれる
- 留学中にトラブルが起きた際、心強くサポートしてくれる
アメリカ留学のおすすめエージェントは、以下ページにまとめております。気になる方は以下をご覧ください!
アメリカに留学するメリット・おすすめポイント
英語を真剣に学んでいる人であれば、一度は夢見るアメリカ留学。”人種のるつぼ”と表現されるように、多様な人種が暮らすアメリカには、毎年多くの日本人が留学をしています。
では、そんなアメリカ留学にはどんなメリットがあるのでしょうか? 以下に整理してみました。
語学学校が多く選択肢が豊富
これまで英語留学を盛んに受け入れてきたアメリカには、どんなニーズ・目的の学生の受け皿にもなれるほど、語学学校の選択肢が豊富です。
ビジネス英語やTOEIC・TOFELといった資格への対策のみならず、ITやアート・演劇のカリキュラムも提供しつつ、語学力アップの支援をしてくれるといった語学学校も存在します。
「アメリカンドリーム」という言葉があるように、まさに学生たちが夢を掴むための最初のきっかけを与えてくれる留学先に出会えるのです。
多国籍な留学生が集まる環境で学べる
世界中のあらゆる国・地域から留学生が集まる国がアメリカです。その点において、アメリカの右に出る国はそうないのではないでしょうか。
多民族によって形成されているアメリカという国では、個々人の多様性がとても尊重されています。そして、豊かに英語力を発揮できるようになるには、あらゆる文化への理解や教養が欠かせません。
アメリカ留学は、具体的な英語力(スキル)だけでなく、その根底を支えるさまざまな国の人との出会いを作り出してくれるのです。
ホストファミリーが多く、滞在形式が多様
国によっては、ホテルか語学学校が用意した寮に滞在するしか方法がないケースもよく見受けられます。
一方、アメリカ留学では、ホームステイとしてホストファミリーのご家庭が留学生を受け入れてくれるケースが多くあります。
せっかく英語留学をするのであれば、アメリカの家庭生活にどっぷり浸かり、より生の英語を吸収してみるのもよいではないでしょうか。
語学学校によっては、ホストファミリーを決定する際に家族構成や部屋タイプなどの希望を出せることもあります。ホームステイという経験が、一生の付き合いとなる家族との出会いを作ってくれるかもしれませんね。
アメリカ留学がおすすめされないいくつかの理由
魅力の多いアメリカ留学ですが、一方で“おすすめしない理由”も同時に存在します。
では、具体的にどのような理由からアメリカ留学がおすすめされないのでしょうか? アメリカに渡ったあとに後悔しないように、事前に批評的な視点でアメリカ留学を見つめておきましょう。
以下ページでは、アメリカ留学のデメリット・懸念点やどのような人に向いているのかを解説しております!
アメリカ留学のおすすめの語学学校
アメリカ留学では、たくさんの語学学校が存在します。多くの学校の中から、「留学羅針盤」がおすすめする語学学校を以下にピックアップしてみました。
学校名をクリック(またはタップ)すると、学校の詳細を説明しているページに飛びますので、気になる方はそちらもご覧ください!
学校名 | 対応地域(エリア) |
---|---|
Kaplan | サンフランシスコ留学 ニューヨーク留学 ボストン留学 ロサンゼルス留学 |
EC | サンフランシスコ留学 ニューヨーク留学 ボストン留学 ロサンゼルス留学 |
Oxford International | ニューヨーク留学 |
CEL(College of English Language) | サンフランシスコ留学 |
CISL(Converse International School of Languages) | サンフランシスコ留学 |
Rennert International | ニューヨーク留学 |
IIE Hawaii | ハワイ留学 |
LSIアメリカ | サンフランシスコ留学 ニューヨーク留学 ボストン留学 |
Globai Villege Hawaii | ハワイ留学 |
OHC | ニューヨーク留学 ボストン留学 |
IH(インターナショナルハウス) | ロサンゼルス留学 |
NESE(ボストン) | ボストン留学 |
MLI(ロサンゼルス) | ロサンゼルス留学 |
EF | ニューヨーク留学 ボストン留学 ハワイ留学 ロサンゼルス留学 |
TLA | ニューヨーク留学 |
TALK | サンフランシスコ留学 ボストン留学 |
TLC | ニューヨーク留学 |
sprachcaffe | ニューヨーク留学 ボストン留学 ロサンゼルス留学 |
アメリカ留学のよくある失敗パターン
充実した日々を想像しがちな留学前ですが、実際にアメリカに渡航してみると思ってもみなかった境遇に出くわすこともあります。
アメリカ留学を失敗に終わらせないために、アメリカ留学でよくある失敗エピソードをまとめました。
せっかくの時間と多額の費用……これらを無駄にしないためにも、ぜひ目を通しておいてください!
アメリカの治安情報について
アメリカといえば、経済大国であるというイメージの裏に「犯罪も多い」というイメージもあります。実際に2019年の報告では、アメリカの犯罪件数・犯罪率は日本の約4倍とも報告されています。
特に現地の生活に慣れていない留学生は、犯罪の的にされやすい存在です。
スリや置き引きといった軽犯罪だけでなく、自分の身の安全に関わるような犯罪・トラブルに巻き込まれないために。アメリカの治安情報と犯罪への対処法を以下にまとめています。
アメリカ留学に必要な持ち物について
アメリカ留学で現地に渡ってから困らないように、事前にしっかりと持ち物は準備しておきたいですね!
必要な持ち物は、「書類」「衣類」「電子機器」「医薬品・アメニティ」「勉強道具」「日用品」に大きく分類することができます。
以下ページでは、”アメリカ留学で必要な持ち物リスト”をまとめています。ぜひ、こちらも目を通してみてくださいね!
アメリカの天候・気候情報について
日本の約25倍もの国土面積をもつアメリカは、とても広大なため、天候・気候もエリアによって大きな差が見られます。
一般的にアメリカ東部は多くの地域が「温帯」であり、北東部から中西部は「冷帯」に属しているといわれています。
このようにエリアごとに異なるアメリカの天候。留学前に気候にあわせた準備をしておきましょう。
アメリカの最新コロナ情報について
新型コロナウイルスによって、甚大な被害を受けたアメリカですが、現在のコロナによる入国制限の状況はどうなのでしょうか。
留学時の入国をスムーズに進めるためにも、事前のワクチン接種が必要なのか、準備しておく証明書等はあるのかなど前もって情報を整理しておきましょう。
以下のページにアメリカ留学に関するコロナ状況についてまとめました。
アメリカに留学する友人へのプレゼントについて
近いうちにアメリカに留学する友人・知人がいた場合、どのようなプレゼントを贈ると喜ばれるのでしょうか?
海外への渡航で持ち運べるモノには制限がありますので、せっかく贈るのであれば相手に喜ばれるプレゼントを贈りたいものですね。
以下ページでは、周囲にアメリカ留学する友人・知人がいる方に向けて、アメリカ留学生へのプレゼント選びのポイント・注意点をまとめています!
アメリカ留学のおすすめの都市
ボストン
ボストンは世界有数の学園都市
ボストンはアメリカの北東部にあり、マサチューセッツ工科大学をはじめとした世界的な大学が集まる世界有数の学園都市です。
アメリカ建国のゆかりの地でもあるため、歴史的な建造物が並び、アメリカの歴史を感じながら学業に打ち込むことができます。
そんなボストンに関する情報は、以下よりご覧ください!
ニューヨーク
ニューヨークは近代の経済と文化をリードし続ける街
ニューヨークといえば、アメリカ国内だけでなく、近代の世界の経済やアート・ファッション・演劇などの文化(カルチャー)をけん引する街です。多くの人が「アメリカといえばニューヨーク」という一つのイメージを持たれているのではないでしょうか。
ニューヨークには、英語とあわせてダンスやアート・デザインなどを学べる語学学校が他エリアよりも多く運営されています。
しかしながら、長期滞在するには物価が高い印象のニューヨーク。その実態はどうなのでしょうか? ニューヨーク留学に関する情報を以下にまとめました。
サンフランシスコ
開放的な西海岸の空気の中、英語に触れることができる
サンフランシスコはアメリカの西海岸、カリフォルニア州にある街です。IT生誕の地である「シリコンバレー」があることで、世界中のIT業界関係者から常に注目されている場所です。
サンフランシスコは自由の国・アメリカの中でも、特に多様性に寛容なエリア。LGBTをはじめとしたマイノリティーの方にとっても過ごしやすい場所だといえます。
そんなサンフランシスコ留学に関係する情報を、以下ページにまとめました。
ロサンゼルス
エンタメが盛んで温暖なエリアだから生活しやすい
映画産業の中心地・ハリウッドやディズニーランド・ユニバーサルスタジオなどがあることで有名なロスアンゼルス。年間平均気温が20℃前後であり、温暖で大変過ごしやすいロサンゼルスもまた英語留学におすすめのエリアです。
実際に外務省の発表によると、都市別の在留邦人数はロサンゼルスが第1位と報告されています。そんなロスアンゼルスに留学する方に向けた情報を、以下ページにまとめています。
ハワイ
南国・ハワイで英語学習とマリンスポーツの二刀流を
ハワイは日本人にもとても人気の高い太平洋の真ん中に浮かぶ南国のリゾート地です。一般の旅行者にはイメージは沸かないかもしれませんが、ハワイにも英語留学の語学学校は存在します。
ハワイの英語留学の魅力は、「ビーチが目の前にある環境で英語学習できる」こと。英語学習がONだとすると、ビーチでリフレッシュするOFFにすぐ移行できる点が、他のエリアとの違いです。
そんなハワイに留学を検討している方に向けた記事を、以下ページにまとめています。
アメリカ以外でおすすめの留学先
「アメリカ留学にするかどうかまだ迷っている」と思っている人もいるのでは?
そんな人には「カナダ留学」もおすすめです。
アメリカよりは物価が安く、治安のいい都市も多いからです。ワーキングホリデービザなど働けるビザの選択肢も多いですよ。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
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ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |