オークランド留学のよくある失敗例5選。いかにして失敗を避けるか、そのポイントを解説

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南半球に浮かぶ自然豊かなニュージーランド・オークランド。

そのオークランドへの留学は夢に溢れたものとは思いますが、海外留学には常に失敗がつきもの。場合によっては、「留学なんて行かなきゃ良かった!」と後悔する人もいます。

では、オークランド留学ではどのような失敗が多いのでしょうか? 本記事では、オークランド留学でよくある失敗例を5つご紹介。そして、失敗を回避するためのポイントもお伝えします。

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オークランド留学で起きがちな失敗例とは?

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海外留学先での失敗は成長するために必要不可欠。特に長い目で見れば英語力だけでなく、人間としての成長にも繋がる大事な経験です。

とはいっても、留学自体が無駄になるような失敗は自分の身に振りかからないように避けたいですよね。ここでは、オークランド留学で起きやすい失敗例を5つに分けてご紹介します。

それでは、見てみましょう!

留学の目的が明確でなく、ただの「思い出」になった

お金を出せば入学できる語学学校への留学の場合、漠然とした理由で海外留学している人も決して少なくはありません。それは、オークランド留学も同じです。

「オークランドに留学して普通とは違う大学生活を送り、SNSでアピールしたい」「なんとなく英語は将来のために重要だと思い、オークランドに留学した」……などなど。このように留学の目的を深く考えきれていないと、オークランド留学はただの思い出作りになってしまいます。

多くのお金と時間を使うからこそ、「オークランド留学になんのために行くのか?」、先々の目標から逆算してその必要性を検討することが大切です。

少ない情報の中から語学学校を決めてしまった

留学先の語学学校やコース選びは、オークランド留学を有意義なものにし、目的の英語力を身に付けるためにとても重要です。

にも関わらず、自分一人だけの力で語学学校の情報を調べてしまう方が多いのも事実です。当然、留学経験が豊富ではない人が自分一人の力でインターネット上の情報を調べても、情報の精査は適切にできないでしょう。

特に語学学校が自ら発信している情報は皆、聞こえのいい内容しか発信していないので、真に受けて信じるのは危険だといえます。

自宅で予習・復習ができず、授業についていけなくなった

語学学校で行なわれる授業は、回を追うごとにレベルアップしていき、しっかりと予習・復習を行なわなければやがてついていけなくなることでしょう。オークランド留学で英語力の成長を実感するには、授業以外の時間でコツコツ学習する習慣が大切です。

しかし、ニュージーランドという異国の地に浮かれ、一人での観光や友人との食事ばかりに時間をとってしまうと自習の時間はすぐになくなってしまいます。

また、滞在先のホストファミリーやルームメイトの存在が自習を阻害してしまう恐れもあります。「ルームメイトが空気を読まず頻繁に話しかけてきたので勉強に集中できなかった……」という体験談もよく耳にします。

英語が拙いことが恥ずかしく、先生への質問を躊躇してしまった

オークランドの語学学校では、日本式の授業とは異なり、学生の発言を促す授業スタイルが主流です。つまり、ただ受け身で先生の話を聞くのではなく、学生同士で会話をしたり、先生が聞き役に回ることもあります。

このような授業スタイルに南米やヨーロッパの学生は慣れていますが、日本人はあまり慣れていません。海外留学に自ら来ているものの、自分の英語力がまだ拙いことが恥ずかしく、モゴモゴと喋り積極性を失いがちです。

また、授業終わりに分からない点があれば、すぐに先生に聞くのがベストです。ただ、頭では分かっていてもうまく質問できるか自信がなく、分からないことをそのままにしてしまうケースがよく見られます。

外食ばかりの生活で留学費が高額になった

毎日の授業と自習に追われていると、そのほかの生活が疎かになりがちです。その疎かになる代表例が「食事」ではないでしょうか。

栄養に気を遣うどころか、とりあえず腹を満たせればいいという考えで、外食費がかさんでいってしまう人が多く見受けられます。

当然、オークランドでの外食は日本より高く、ランチ・ディナーは2倍ほどはします。「今日だけは……」という気持ちで外食の日々が続くと、気づけば出費が高額になってしまうことでしょう。

ただでさえ高額になりがちな留学費用。食費に関しては自炊を心がけて、自分や親の費用負担を軽減させたいところです。

オークランド留学の失敗を回避するポイント

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先ほどご紹介した「よくある失敗例」は、オークランド留学に限って起きる失敗というよりも、どの国・都市に留学しても発生する可能性のある失敗です。

事前の認識と対策で防ぐことができるのであれば、失敗しないに越したことはありません。

では、先ほどの失敗はどうしたら回避できるのでしょうか。失敗を避けるためのポイントを先ほどの5つの失敗に照らして解説します。

「Why?」の深掘りと専門家への壁打ちを行なう

「留学の目的が明確でなく、ただの「思い出」になった」という失敗を避けるには、自分のオークランド留学の目的が本質的に納得できるものなのかをしっかり考えてから留学を決めることが大切です。

シンプルですが、「なぜオークランドに留学するのか?」という問いに対して、「Why?(なぜ)」を数回は繰り返し、理由を深掘っていきましょう。これは、トヨタ式の「Why分析法」と呼ばれる手法です。

そして、オークランドに留学する目的が客観的に見ても的を得ているのか確かめるために、ぜひニュージーランド留学に精通した留学エージェントに相談してみることを推奨します。

客観的かつ専門的な視点を加えることで、最上流の英語学習の目標とオークランド留学の目標が戦略的に結びつくようになるでしょう。

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ニュージーランド留学経験者に相談し、語学学校を決める

「少ない情報の中から語学学校を決めてしまった」という失敗を避けるには、インターネットで学校情報を調べるのはそこそこに留め、オークランドやそのほかのニュージーランドの都市に留学経験のある人と繋がることを優先しましょう。

そして、ニュージーランド留学経験者から各学校の実際の授業や先生の質などを聞き取り、各学校の生の情報を収集し、最終判断を行ないます。

ニュージーランド留学経験者と繋がるには、以下のような方法があるでしょう。

  • 知り合いの中にいないかを探す
  • TwitterやInstagramでハッシュタグをつけて検索する
  • オンラインの海外留学コミュニティに参加し探す
  • 留学エージェントに相談し、紹介してもらう

また、先ほどと重複しますが、留学のプロである留学エージェントに相談して決めるのはやはり有効的です。

ただし、「特定の学校ばかり薦めてくる」「こちらの意向を汲み取ってくれない」といった留学生ファーストではないエージェントには気を付けてくださいね。

自習は語学学校の自習室で済ませるようにする

「自宅で予習・復習ができず、授業についていけなくなった」という失敗を避けるには、自宅で勉強するのではなく、語学学校の自習室で自習するようにするとよいでしょう。

基本的にはどの語学学校でも、校舎内に自習室が備えつけられています。

自習室であれば、ホームステイ先やシェアハウスの屋内のように生活音がうるさいこともなく、かつルームメイトに話しかけられることもありません。

学習内容で不明点があれば、すぐに先生に聞くこともできるので、そのような面でも自習室を有効に活用すべきといえます。

クラスの友人と一緒に先生に質問する

「英語が拙いことが恥ずかしく、先生への質問を躊躇してしまった」という失敗を避けるには、まず慣れるまではクラスの友人と一緒に先生に質問してみるのがおすすめです。

また、誰かが質問したタイミングでその流れに乗って続けて質問するのもおすすめです。

先生もプロですから、心配しなくとも基本的にはいつでも好意的に回答してくれるかと思います。

「先生と関係を築けてきた」「質問することに慣れてきた」という感触を掴めたら、一人でもどんどん質問していきましょう。

食材の購入先と自炊のメニューを固めておく

「外食ばかりの生活で留学費が高額になった」という失敗を避けるには、自炊の回数を増やしていくしかありません。しかし、忙しいなかで自炊を増やすのは言うは易しですが実行するのは難しいもの。

そこで、自炊の工数をなるべく減らし、一連の作業をルーチン化することが大切です。食材の購入先(行きつけのスーパー)や日別の自炊メニューを先に固めておき、自炊の判断に迷いをなくすようにしましょう。

あくまで時短が目的なので決まり決まったメニューは淡泊ですが、時にはアレンジを加えたり、リーズナブルな外食を挟んだりしてバランスを取りながら続けていきましょう。

オークランド留学の失敗例まとめ

記事では、オークランド留学のよくある失敗例と失敗を回避するためのポイントをお伝えしてきました。

改めて整理すると、以下となります。

よくある失敗例
  • 留学の目的が明確でなく、ただの「思い出」になった
  • 少ない情報の中から語学学校を決めてしまった
  • 自宅で予習・復習ができず、授業についていけなくなった
  • 英語が拙いことが恥ずかしく、先生への質問を躊躇してしまった
  • 外食ばかりの生活で留学費が高額になった
失敗を回避するポイント
  • 「Why?」の深掘りと専門家への壁打ちを行なう
  • オークランド留学経験者に相談し、語学学校を決める
  • 自習は語学学校の自習室で済ませるようにする
  • クラスの友人と一緒に先生に質問する
  • 食材の購入先と自炊のメニューを固めておく

ぜひこれらの失敗例・回避のポイントを事前に認識し、可能な限り、似たような失敗を招かないように準備を進めていってくださいね!