ブライトンの天候とは？留学希望者が気になる時期別の気候情報と服装について

ブライトン留学を検討する際や、ブライトン留学の準備をする際に知っておきたいのが、ブライトンの天候・気候です。

ブライトンは、イギリスの首都ロンドンの南側にある海岸沿いの都市で、年間を通して、暑すぎず寒すぎない過ごしやすい気候と言われており、リゾート地として人気があります。

本記事では、ブライトンの気候は年間を通してどのような気温の変化をたどるのか？日本とブライトンでは、どのような気候の違いがあるのか？季節によってどのような服装を準備すればいいのか？といった疑問にお答えします。

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2023.01.15

ブライトンの天候・気候の特徴

ブライトンは、イングランド南東部に位置する都市です。イースト・サセックス州ブライトン・アンド・ホブに属しています。

ブライトンの気候帯は西岸海洋性気候で、ドイツのベルリンやオランダのアムステルダム、スイスのジュネーブなどと同じ気候帯です。

西岸海洋性気候は、比較的夏が涼しく、冬は寒すぎない気温で夏と冬の寒暖差があまりないのが特徴です。また、年間通して降水量は一定になっています。

ブライトンの年間の天候・気候

2021年1月〜2021年12月の年間の平均気温・平均最高気温・平均最低気温・降水量を、以下にまとめました。

ブライトンは、夏の気温が低く、むしろ寒いくらいの気温です。2021年は、20°Cを越える日が1日もありませんでした。

また、最低気温と最高気温の差が少ないのも特徴で、年間通して朝晩の気温差が大きくありません。

降水量については、夏よりも冬の方が量が多いですが、年間を通して雨が降らない時期はありません。

※ 参照元：Weather Spark「ブライトンにおける年間の気候および平均気象」

ブライトンと東京の気候データ比較

ブライトンと東京の気候を比較してみましょう。

2021年の平均気温・最低/最高気温・降水量のそれぞれのデータを表にまとめました。

ブライトンの年間の平均気温

※ 参照元：Weather Spark「ブライトンにおける年間の気候および平均気象」

ブライトンも東京も、夏に気温が高くなり、冬の気温は低くなっています。ブライトンの夏の平均気温は、ブライトンの方が10°C以上低いですが、冬の平均気温は同じくらいの気温です。

ブライトンの年間の最高気温

※ 参照元：Weather Spark「ブライトンにおける年間の気候および平均気象」

ブライトンの最高気温は、東京の最高気温よりも年間通して10°C〜15°C低くなっています。特に夏の最高気温は、ブライトンの方がかなり低いようです。

この年は、東京の冬の最高気温よりもブライトンの夏の最高気温の方が低くなっています。

ブライトンの年間の最低気温

※ 参照元：Weather Spark「ブライトンにおける年間の気候および平均気象」

夏の最低気温は、ブライトンより東京の方が高いですが、冬の最低気温はブライトンよりも東京の方が低くなっています。

この年、ブライトンでは気温がマイナスになった日が1日もなく、東京よりも冬の冷え込みが厳しくないことが伺えます。

ブライトンの年間の降水量

※ 参照元：Weather Spark「ブライトンにおける年間の気候および平均気象」

東京もブライトンも年間通してある程度、毎月一定量の雨が降る点は共通していますが、ブライトンの方が降水量が少ないようです。

また、ブライトンには、日本の梅雨や台風シーズンのような時期がないことがわかります。

ブライトンのベストシーズンとは？

ブライトンのベストシーズンは、6月〜8月です。日本と比べてジメジメしていないため、とても快適に過ごせます。気温も10°C〜20°Cとほどよく心地よいです。

また、日照時間が長く、日の入りが遅いため1日を長く楽しめます。この時期は、21時ごろまで明るい日が多いでしょう。

ブライトンは曇りの日が多い点に注意！

ブライトンは、東京より降水量が少ないですが、決して晴れの日が多いというわけではありません。曇りが多く、少量の雨が降ったり止んだりするイメージです。

そのため、天気によって気分が落ち込む人や、自律神経が乱れる人は、要注意が必要です。天候に左右されずに過ごせるように、サプリメントや薬を用意して対策することをおすすめします。

ブライトンの春の天候（3月〜5月）

ブライトンの春は、日本のように陽気ではありません。まだまだ肌寒く、最低気温は5°C前後の日もあります。

5月には日本の春の初め、3月前半のような気候になりますが、最高気温は日本のように上がらないので、ポカポカと暖かい陽気の日は少ないでしょう。

ブライトンの春の服装

日本の春のような格好では寒いので注意しましょう。イメージ的には日本の冬の格好で大丈夫です。

特に春の前半は、まだまだ冬を引きずっているので、コートやダウンが必要になります。3月はマフラーや帽子もあった方がいいでしょう。

5月に入ると、少しずつ厚手の上着を脱げるようになります。パーカーやジャケットのような上着を用意するといいでしょう。

ブライトンの夏の天候（6月〜8月）

ブライトンの夏は、日本の夏より涼しいです。ただし、日差しが強いため体感温度は気温以上に高くなります。気温が10°C台でも、日本の同気温ほどは寒くないでしょう。

暑すぎない気温ですが、マリンスポーツを楽しむにはちょうどよいので、街はリゾート地として賑やかです。

ブライトンの夏の服装

日中は半袖で過ごせると思っていいでしょう。ただし、それは日中限定です。

日陰や朝晩は寒いので、パーカーやウィンドブレーカー、カーディガンなどの羽織ものを用意しましょう。

ブライトンの秋の天候（9月〜11月）

8月から9月・10月にかけては、急激に気温が下がるわけではなく、涼しい夏から少しづつ気温が下がっていきます。

11月になると、気温は一気に4°C近く下がり、すっかり寒くなります。11月は日本の冬のようなイメージだと思って問題ありません。

この時期は、雨の日が多いのも特徴です。ザーザーと雨が降るのではなく、シトシトと降ったり止んだりする日が続きます。

ブライトンの秋の服装

9月・10月は、薄いニットや長袖で過ごせます。しかし、カーディガンやパーカーなどの上着の用意が必要です。

11月には寒さが本格的になるため、防寒対策の用意が必要になります。コートやダウンがあった方がいいでしょう。

また、降ったり止んだりする雨に備えて、折り畳み傘やウィンドブレーカーがあると便利です。

ブライトンの冬の天候（12月〜2月）

ブライトンは、冬の最高気温が低いので、東京以上に寒さが厳しく感じられます。しかし、最低気温は東京より高いため、朝晩の冷え込みはそれほど厳しくないといえるでしょう。

平均気温は5°C前後で、雪が降る日はほとんどありません。

ブライトンの冬の服装

東京で暮らす程度、またはそれ以上の防寒対策が必要です。薄手のコートでは冬を越せないので、ダウンジャケットや厚手のコートは必須になります。

ニットなどの服装に加えて、インナーも暖かいものを用意したほうがいいでしょう。手袋や帽子、ホッカイロがあると便利です。

夜も寒いので、フリースパジャマなど暖かいナイトウェアが適しています。

防寒とともに対策したいのが防水です。防水ブーツがあると、さらに過ごしやすくなるでしょう。

雨が多いブライトンでは上着と折り畳み傘が必須！

記事では、ブライトンの気象・天気と、季節ごとの服装についてご紹介しました。

ブライトンは、夏でも上着の用意が必要なくらい涼しい気候です。また、年間通して曇りの日が多く、シトシトと降る雨に備えて折り畳み傘を準備しておくと便利でしょう。

夏は日本より快適に過ごせそうな点が、とても魅力的ですね！

ぜひ、ブライトンに留学される際に参考にしてください！