オックスフォードの天候とは？留学希望者が気になる時期別の気候情報と服装について

「オックスフォードの天候・気候って一体どんな感じだろう？」

日本から遠く離れたイギリスの都市の気候がどんなものか、イメージすることができない人は多いのではないでしょうか？

記事では、オックスフォードの2021年の気象データをもとに、月別の平均気温、最高気温、最低気温、降水量をまとめました。

また、留学生に役立つ情報として、季節ごとの服装についても紹介しています。

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2023.01.15

オックスフォードの天候・気候の特徴

オックスフォードは、イギリスのイングランド東部にある、オックスフォードシャーの州都です。

気候帯は西岸海洋性気候に属していて、ドイツのベルリンやオランダのアムステルダム・スイスのジュネーブなどと同じ気候帯です。

西岸海洋性気候は以下のような特徴があります。

• 比較的夏が涼しく、冬は寒すぎない
• 夏と冬の寒暖差があまりない
• 年間通して降水量は一定

以上の特徴を見ると、オックスフォードは年間通してとても過ごしやすい気候と言えます。

オックスフォードの年間の天候・気候

オックスフォードの気候情報は、気象庁のホームページまたはその他のサイトでも具体的なデータが見当たりませんでした。

そのため、オックスフォードの気候データの参考として、同じオックスフォードシャー州のビスターの2021年1月～2021年12月の平均気温・平均最高気温・平均最低気温・降水量をまとめております。

オックスフォードは日本と同じサイクルで四季がありますが、夏でも最高気温が20°C台前半で涼しく、冬でも氷点下になることはありません。

降水量の推移が年間通して一定で、雨量が際立って多い月がないことも見てとれます。

※ 参照元：weatherbase「BICESTER, ENGLAND」

オックスフォードと東京の気候データ比較

ビスターと東京の気候を比較してみましょう。

2021年の平均気温・最低/最高気温のデータを表にまとめました。

オックスフォードの年間の平均気温

※ オックスフォードの気候データがWeb上で見当たらなかったため、同じ州であるビスターのデータを添付しています

※ 参照元：weatherbase「BICESTER, ENGLAND」

東京とビスターは、年間を通して同じような気温変化の波を辿っていますが、ビスターの方が、夏の平均気温が5°C〜10°C低いのがわかります。

オックスフォードの年間の最高気温

※ オックスフォードの気候データがWeb上で見当たらなかったため、同じ州であるビスターのデータを添付しています

※ 参照元：weatherbase「BICESTER, ENGLAND」

ビスターの最高気温は、東京と比較すると、かなり低いことがわかります。

ビスターのこの年の最高気温は20°Cなのに対し、東京は36.8°C を記録しています。このデータから、オックスフォードの夏も東京のような猛暑はなく、とても過ごしやすそうです。

オックスフォードの冬の最高気温は、東京の半分以下で、日中でも10°Cを下回ります。気温が上がらず、東京よりも冷えきみが厳しいようです。

オックスフォードの年間の最低気温

※ オックスフォードの気候データがWeb上で見当たらなかったため、同じ州であるビスターのデータを添付しています

※ 参照元：weatherbase「BICESTER, ENGLAND」

夏の最低気温は、ビスターの方が低いですが、冬の最低気温は東京の方が低いのが特徴的です。10月〜3月までは、東京の方が冷え込みます。これはオックスフォードでも同じです。

春と秋は、どちらもほとんど変わらないような気温です。

オックスフォードのベストシーズンとは？

オックスフォードのベストシーズンは、5月〜9月です。

この時期の気温は、10°C〜20°Cで推移し、日本の春のような気候で、とても過ごしやすいです。

5月〜10月は、日照時間が長いのも特徴です。日の入りは20時〜21時半くらい。日の出は5時〜6時半です。日照時間が長いので、夜遅くまで活動できます。

オックスフォードは曇りの日が多い

オックスフォードは、東京より降水量が少ないですが、かといって晴れの日が多いというわけではありません。曇りの日が多く、少量の雨が降ったり止んだりするイメージです。

そのため、天気によって気分が悪くなる人や、自律神経が乱れる人は要注意。天候に左右されずに過ごせるように、サプリメントや薬を用意するなど対策をした方がいいでしょう。

オックスフォードの春の天候（3月〜5月）

オックスフォードの春は日本のような暖かさはありません。

気温は、穏やかに上昇するので、3月はまだ、ぽかぽかとした暖かい春の陽気は感じられません。5月でも肌寒さを感じる年もあります。

オックスフォードの春の服装

日本の春のような格好では寒いので、注意しましょう。

まだまだ冬の寒さを引きずっているので、コートやダウンが必要な日や時間帯もあります。

日中は、長袖に羽織ものを用意するとちょうどいいでしょう。コートやダウンの用意も忘れないようにしてください。

オックスフォードの夏の天候（6月〜8月）

オックスフォードの夏は、日本ほど気温が上がりません。30°Cを超えることはなく、25°Cを超えることもまれです。

雨が降る日も多く、降らなくても天気が悪い日が多いのが特徴です。そんな日は気温が上がらず、肌寒く感じます。

オックスフォードの夏の服装

晴れた日の日中は、半袖半ズボン、スカートなど、日本の夏のような格好で過ごせます。

しかし、日陰や朝晩は寒いので、長袖の羽織物が必須です。

また、雨が降ったり止んだりする曇り空の日が多いので、ウィンドブレーカーや折りたたみ傘があると便利です。

ただし、折り畳み傘は、現地では手に入らない場合もあるので、日本から持参した方がいいでしょう。

オックスフォードの秋の天候（9月〜11月）

オックスフォードは、9月下旬には涼しくなります。日本の秋のように、夏の暑さを引きずる感じではありません。

11月にはすっかり冬に近づき、平均気温もグンと下がります。最低気温が5°Cになるほど、寒い日も出てきます。

オックスフォードの秋の服装

9月は薄手の長袖でも十分ですが、10月になると冬支度を始めた方がいいでしょう。ダウンやコート・セーターや手袋・帽子といったアイテムの出番です。

雨で天気が優れない日も多いので、夏同様、ウィンドブレーカーや折りたたみ傘を持ち歩くと便利です。

オックスフォードの冬の天候（12月〜2月）

オックスフォードの冬は、日中でも気温が上がりません。朝晩の気温差が少なく、1日中寒いイメージです。

ただし、気温が0°C以下に下がることはほとんどなく、日本の朝晩の冷え込みのようなものを感じることは、滅多にありません。

オックスフォードの冬の服装

東京で暮らす程度、またはそれ以上の防寒対策が必要です。

ニットなどの暖かい服に加え、ヒートテックのような高機能インナーも用意した方がいいでしょう。

また、手袋や帽子、ホッカイロなどがあると便利です。

ダウンジャケットや厚手のコートは必須で、薄手のコートでは冬を越せません。

防寒とともに対策したいのが、防水です。防水ブーツがあると、寒さも雨もしのげて一石二鳥です。

オックスフォードは年間通して気温がそれほど上がらない都市

記事では、オックスフォードの天候や気候、季節ごとの服装についてご紹介しました。

オックスフォードは、年間を通して東京よりも気温が低く、夏でも肌寒く感じる日が多い場所です。また、雨の日が多いのも特徴的でした。

防寒対策と雨の日の対策をしっかりして、オックスフォード留学を満喫してくださいね！