ロサンゼルスの天候とは？留学希望者が気になる時期別の気候情報と服装について

ロサンゼルスに留学する前に、現地の天候・気候について把握しておきたいと考える留学生は、多いのではないでしょうか？

記事では、2020年～2021年の気象データをもとに、ロサンゼルスの天候・気候についてご紹介します。

東京の気象との違いや、季節に応じた服装もご紹介しているので、ぜひ留学の参考にしてください！

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2022.11.29

ロサンゼルスの天候・気候の特徴

ロサンゼルスは、アメリカの西海岸にある都市で、カリフォルニア州の州都です。

気候帯は地中海性気候に属していて、イタリアの大部分、オーストラリアの南西端などと同じ気候帯です。

地中海性気候の条件は、以下の通りになっています。

• 冬に一定の降雨がある
• 夏は雨が降らない（乾季がある）
• 夏は日差しが強く乾燥している

地中海性気候の土地は、温暖でリゾートとして発展している場合が多いと言われるように、ロサンゼルスもリゾート地として人気が高い場所です。

ロサンゼルスの年間の天気

2021年1月〜2021年12月の年間の平均気温・平均最高気温・平均最低気温・降水量をまとめました。

ロサンゼルスは、年間を通して平均気温の差があまりなく、14°C 〜20°Cの間で推移していることがわかります。最高気温の温度差もあまりありません（19°C〜24°Cの間を推移）。

11月〜3月までは、最低気温と最高気温の差が大きいですが、それ以外の月は最低気温と最高気温の差があまりなく、過ごしやすそうです。

乾季がありますが、乾季以外もそれほど降水量が多くないことが見てわかります。

※ 参照元：気象庁｜地点別データ・グラフ (世界の天候データツール（ClimatView 月統計値）)

ロサンゼルスと東京の気候データ比較

ロサンゼルスと東京の気候を比較してみましょう。

2021年の平均気温・最低/最高気温・降水量のそれぞれのデータを表にまとめました。

【平均気温】

※ 参照元：気象庁 | 東京　日平均気温の月平均値（℃）

※ 参照元：気象庁 | ロサンゼルス（アメリカ合衆国）

東京は、季節によって平均気温の波が激しいですが、ロサンゼルスは気温変化の波が穏やかです。

ロサンゼルスの平均気温の差は、最大で8°Cしかないのに対し、東京の気温差は最大で22°Cもあります。

※ なお、ロサンゼルスの11月の気象データは掲載されていませんでした

【最高気温】

※ 参照元：気象庁 | 東京　日最高気温の月平均値（℃）

※ 参照元：気象庁 | ロサンゼルス（アメリカ合衆国）

ロサンゼルスの最高気温は年間を通してそれほど変化がないのに対し、東京は夏と冬で最高気温が大きく違います。

ロサンゼルスは、東京のように暑い日はなく夏でも涼しく過ごしやすそうです。

※ なお、ロサンゼルスの11月の気象データは掲載されていませんでした

【最低気温】

※ 参照元：気象庁 | 東京　日最低気温の月平均値（℃）

※ 参照元：気象庁 | ロサンゼルス（アメリカ合衆国）

ロサンゼルスは、冬でも東京のようにマイナスになることはありません。

7月・8月は東京よりも最低気温が低いですが、それ以外の月は東京より最低気温が高いことがわかります。

※ なお、ロサンゼルスの11月の気象データは掲載されていませんでした

【降水量】

※ 参照元：気象庁 | 東京　降水量の月平均値（℃）

※ 参照元：気象庁 | ロサンゼルス（アメリカ合衆国）

ロサンゼルスは、東京と比較すると雨がとても少なくて過ごしやすそうです。

ほとんど雨が降らない乾季は6ヶ月も続きます。

乾季以外の時期でも雨が少ない時期が多く、東京の方が降水量が多いのがわかります。

※ なお、ロサンゼルスの11月の気象データは掲載されていませんでした

ロサンゼルスのベストシーズンとは？

ロサンゼルスのベストシーズンは、5月〜10月です。さすが、リゾート地として人気が高いだけのことはあり、ベストシーズンが長いですね。

この時期は、雨がほとんど降らず、暖かい気候で過ごしやすくなっています。

むしろ涼しすぎるくらいの日もあるので、上着で調節するとちょうどよく過ごせます。

天気がいい日が続くので、観光を楽しむのにもちょうど良いシーズンです。

ロサンゼルスの春の天候（3月〜5月）

ロサンゼルスの春は、徐々に気温が上がり始めます。

10°C台後半になり、寒さが和らぎ始める頃です。

時々雨が降ることもありますが、まとまった雨が降ることは、ほとんどありません。

ロサンゼルスの春の服装

気温はそこまで上がりませんが、日差しが強いロサンゼルスでは、観測される気温以上の体感温度になります。

そのため、日中は半袖で過ごす人も見られます。暑がりな人は半袖にパーカーなどを用意するとちょうどいいでしょう。

寒がりな人は、薄手の長袖がちょうどよさそうです。朝晩と日影は冷えるので、羽織もので対策をしましょう。

ロサンゼルスの夏の天候（6月〜8月）

ロサンゼルスの夏は、日本の夏ほど気温が上がりません。

30°Cを超える日はなく、それどころか20°C後半になることも滅多にないです。

ただし、日差しがとても強いので、体感温度は実際の気温よりも高い場合がほとんどです。

日本のジメジメした猛暑日のようなことなくて、湿気が少なく、カラッとしているのが特徴です。

夏でも快適に過ごせますよ。

ロサンゼルスの夏の服装

日本の夏と同じような服装で、問題ありません。

湿度が低いので、日本の夏のように汗を大量にかくことや、肌がベタついて気分が悪いようなことはなく、日に何度か着替えをすることは想定しなくて大丈夫です。

日影に入ると涼しく、また建物に入ると冷えているので、羽織ものがあるとよさそうです。

紫外線がとても強い時期なので、紫外線対策は必須。日焼け止め・サングラス・帽子の用意を忘れずにしてください。

なお、ロサンゼルスでは日本のように日傘をさしている人はほとんどいません。

ロサンゼルスの秋の天候（9月〜11月）

9月までは、夏と変わらない気候です。

10月に入ると、少しづつ気温が下がって来ますが、一気に寒くなるようなことはありません。

乾季が終わり、雨が降るようになってくるのがこの時期です。

ロサンゼルスの秋の服装

日本の秋のように、ニットやトレンチコートを用意する必要はありません。なかには半袖で過ごす人もいるほどです。

薄手の長袖が一番適していますが、朝晩は寒くなってくるので、パーカーなどがあるといいでしょう。

ロサンゼルスの冬の天候（12月〜2月）

ロサンゼルスの冬は、気温が下がらず暖かいです。真冬でも1日の気温は、10°C〜20°Cの間を推移するので、雪が降ることはありません。

日本のように、朝晩の冷え込みが厳しくなることもありません。

ロサンゼルスの冬の服装

コートやマフラー、手袋や帽子は必要ありません。ブーツや防水の靴もいらないです。

長袖とズボン・スカートといった感じで過ごしている人が多く、上着さえ用意しておけば、内側に着るものは比較的どんな格好でも大丈夫なくらい、過ごしやすいです。

ロサンゼルスは、1年を通して過ごしやすい気候

記事では、ロサンゼルスの天気・気候と季節に応じた服装についてご紹介しました。

ロサンゼルスは夏暑すぎず冬寒すぎない、とても過ごしやすい気候の都市です。

しかし、年間通して上着の準備が必要なようなので、留学する際は忘れずに用意してくださいね！