「せっかく大金を払って留学するのだから、失敗したなんて思いたくない!」
このように感じている人は、多いと思います。
失敗例とその対策、失敗しないためのポイントを押さえて、サンフランシスコ留学を成功させましょう。
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このページの目次
留学の失敗とは
この記事では、「思っていた留学生活とは違った」「英語のレベルが上がらずに帰国した」というケースを、留学の失敗と定義づけています。
学習面と生活面に分けて失敗例をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【学習面】サンフランシスコ留学の失敗例
学習面の失敗は、どのような場面で起きるのでしょうか?
具体的な例を踏まえつつ、ご紹介します。
日本で英語を勉強せずに渡航した結果、積極的に会話に参加できなかった
英語に自信がない人のなかには、人前で英語を話すことに負担を感じる人が多くいます。
サンフランシスコに行って積極的に会話に参加するためには、ある程度自信が持てる程度の事前準備が必要です。「現地に行ってから英語を学ぶ」という意識では、サンフランシスコで圧倒されてしまいます。
日本で勉強をせずにサンフランシスコに行った場合、以下のような体験が待っているかもしれません。
事前の英語学習は、耳を英語に慣れさせることにもなりますし、自信にも繋がります。
最低でも中学卒業程度の英語力で留学すると、日常英会話に抵抗がなくなり、コミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
自主学習の大切さを理解できておらず、英語力が伸びなかった
留学生活では、自習なくして成長はありません。自習時間がないと、予習復習ができないので、授業を有効活用できないからです。
しかし、そのことをわかっていても、意外と実行できない人が多いのがこの問題。アクティビティや友人との付き合いで、放課後の自習時間をつい失ってしまうのです。
例えば、以下のような例が見受けられます。
英語力を伸ばそうと意気込んで留学した。自習時間を確保しようと、初めは意識していた。しかし、アクティビティは楽しく、友人との付き合いも誘われれば断れなかった。
また、「ここでしかできない」「今しかできない」という感情に負けてしまい、いつの間にか勉強が疎かになっていった。
気がつくと自主学習をしないまま授業に臨むのが当たり前になっていた。結果、授業でわからないところが増え、理解が深まらないまま時間が過ぎてしまった。
特に短期留学の場合は、このようなケースが多いようです。英語力を伸ばしたい人は、自習時間を必ず確保しましょう。
【生活面】サンフランシスコ留学の失敗例
生活面では、どのような失敗例があるのでしょうか? 例を交えながら、ご紹介します。
滞在先が学校から遠すぎて通学に苦労した
サンフランシスコの家賃相場は、非常に高いことで有名です。そのため、滞在費の安さを求めた結果、学校から遠い場所や、不便な場所を滞在先に選び、苦労する人が後を立ちません。
例えば、以下のようなケースです。
費用面から、郊外のホームステイを選んだ。学校から40分とのことだったので、そのくらいの通学時間で滞在費が安くなるならいいと思った。
しかし、実際は乗り換えが2回必要で、本数も少なく、スムーズに乗り換えができず、倍以上の通学時間がかかることに。雨の日など、悪天候の日は学校に行くのが嫌になることもあった。
通学は毎日のことなので、できるだけ負担を少なくしたいものです。
滞在先を決める際は、学校からの時間だけではなく、乗り換え回数や交通費を確認したうえで決定しましょう。
引きこもりがちになり、学校以外でほとんど英語を使わず過ごした
実は留学先で引きこもりになる人が、意外と多いことをご存じですか?
よく聞かれる理由には、以下のようなものがあります。
- 留学当初の新鮮な気持ちがなくなり、モチベーションが保てなくなった
- 滞在先が不便な場所で、家から出るのが面倒になった
- 一緒に過ごす仲間を作ることができなかった
憧れのサンフランシスコ留学。留学当初は見るもの全てが新鮮で、期待に胸がときめきます。誰もがやる気に満ち溢れていて、「ここでやってやるぞ!」という気持ちを持っているものです。
しかし、時間が経って「来た時はもっと楽しかったのに……」と感じ始めると、徐々にモチベーションが下がっていきます。
引きこもってYouTubeやドラマを見たり、オンラインゲームをしたり、スカイプで友人と話している時間がラクになってしまうと、学校を休みがちになるパターンもあります。
滞在先が不便な場所だと、なおさらこのような状況に陥りやすくなります。仲間がいない場合も同様です。
自分が留学先で引きこもることを想像して留学する人なんていません。しかし、誰もが陥る可能性があることです。モチベーションをうまく保ちながら、留学生活を送ってくださいね。
サンフランシスコ留学の失敗を回避するためのポイント
サンフランシスコ留学で失敗を回避するためのポイントをご紹介します。
留学の目的を明確にしつつ、柔軟に対応する
なんのために留学するのかを明確にすることは、留学の失敗を防ぐためのポイントです。
目的はより具体的な方がいいでしょう。
- なんのために
- どのようになりたくて
- 留学後はどのように英語を活かしたくて
- 将来どんな自分になりたくて
サンフランシスコに行けば、英語が話せるようになるという考えは、幻想です。
授業プラス自習をすることが重要ですが、目的意識を持つことは、自習時間の確保にもつながります。また、明確な目的を持つことは、モチベーションを保つことにもなります。
ただし、目的に固執しすぎるのも危険です。新しい環境で、新しい価値観に出会ったり、新たな目標ができるかもしれません。それもまた、留学ならではの大切な経験で、大事にしたいものです。
本来の目的を頭に置きつつ、バランスをとって留学生活を楽しんでください!
事前にしっかり英語を学んでから留学する
「留学してから英語を勉強すればいい」というのは間違いです。独学できる程度の内容、簡単な日常会話、ある程度のリスニング力は日本で養ってから行くべきです。
そのほうが留学の成果を得やすいし、現地に行ってから積極的に会話に参加できます。
サンフランシスコでしか学べないこと……例えば本場のスピーキングやコミュニケーション力、表現などを学ぶためには、日本で基礎力をつけて行かないとすんなり吸収できません。
少なくとも留学の半年前から勉強を始め、基礎英語をマスターして留学するのが良いでしょう。
滞在方法はよく考えて検討する
滞在方法を値段だけで決めるのは危険です。
安いからといって決めると、現地に行ってから不便な思いをすることがあります。乗り換えがある場合は、交通費が高くつくケースもあります。時間がかかりすぎて、学校に行くのが嫌になることもありえるでしょう。
特に女性の場合は、不便な場所に滞在すると、帰宅時間が遅くなった時に怖い思いをすることがあるかもしれません。男女混合のシェアハウスや、セキュリティがないところも心配です。
費用面が厳しいという場合は、他の都市を検討してみるのもいいかもしれません。もっと安い予算で、快適な滞在先を提供している国や都市もあります。
もし予算面で不安がある場合は、一度留学エージェントに相談してみるといいですよ。
失敗例から学び、サンフランシスコ留学を成功させよう
記事では、サンフランシスコ留学の失敗例と失敗しないためのポイントをご紹介しました。
ここで取り上げた失敗を避けるためにも、ぜひ記事を参考にしてくださいね。
あなたの留学生活が、悔いのないものになることを願っています!
「留学すれば、英語が話せるようになる」という期待もあり、日本では特に英語を勉強せずに渡航した。
しかし、現地に行ってみると、会話が聞き取れず、返事ができない。聞きたいことがあっても、聞くことができない。会話に参加したくても、積極的に参加できない。
慣れるまで、初めの数週間を無駄に過ごしてしまい、事前に英語を勉強すればよかったと、後悔した。