メルボルン留学を考えるときに知っておきたい天候や気候の情報は？オーストラリアの他の都市との違いも解説！

留学をする際、費用や学校選びと同じようにしっかりと調べておきたいのが、留学先の天候や気候です。

留学先の国によっては、日本とは季節が全く違う場合もありますので、事前に確認しておかないと思わぬトラブルを招くかも知れません。

この記事では、メルボルン留学をする方に知っておいてほしい、現地の天候について解説します。

↓メルボルン留学の費用に関する情報は以下をチェック↓

関連記事メルボルン留学の費用はいくらくらいかかるの？出発前や現地でかかるお金も徹底解説

2023.01.16

メルボルンの天候・気候の特徴

メルボルンはオーストラリア大陸の南東部に位置する都市です。ビクトリア州の州都でもあり、オーストラリア大陸でも最南に位置しており、ポート・フィリップ湾に面しているという立地です。

南北が逆ですが、緯度は日本の仙台と同じ値となります。

メルボルンの気候は西岸海洋性気候（気候区分：Cfb）に属しています。西岸海洋性気候は、暖流や偏西風などの影響により、他の温帯に属する気候と比べると1年中気温や降水量の変化が穏やかな点が特徴的です。

メルボルンの天候は「1日の中に四季がある」と表現されます。これはどういうことかというと、1日の中でも天候の移り変わりが激しく、まるで四季のように景色が変わることからこのように呼ばれています。

朝はよく晴れていても、昼過ぎから曇り、夕方には大雨が降る。ところが夜には雨は止み、しかし気温はグッと冷え込む……。というように、メルボルンの気候はすぐに顔色が変わるという特徴をもっています。

メルボルンの年間の気候

下記は気象庁のホームページに掲載されている、2021年1月から2021年12月までの1年間のメルボルンの気温と降水量のデータです。

※ 引用元：気象庁｜地点別データ・グラフ (世界の天候データツール（ClimatView 月統計値）)

メルボルンは南半球にあるため、日本とは季節が真逆であり、1月に最高気温30度ほどの夏の気候であることなどが分かります。

オーストラリアの他の地域の気候

この項目では、シドニー、ブリスベン、パースという留学でも人気の他の地域のオーストラリアの天候の特徴について解説します。

シドニー

気象庁のホームページに掲載されているデータを元にした、2021年1月から2021年12月までの1年間のシドニーの気温と降水量は以下の通りです。

※ 引用元：気象庁｜地点別データ・グラフ (世界の天候データツール（ClimatView 月統計値）)

シドニーはメルボルンに比べると年間の気温が温暖で、特に11〜3月頃の雨季の降水量が多いという天候的な特徴があります。

ブリズベン

気象庁のホームページのデータを元に、2021年1月から2021年12月までの1年間のブリスベンの気温や降水量を表にまとめました。

※ 引用元：気象庁｜地点別データ・グラフ (世界の天候データツール（ClimatView 月統計値）)

ブリスベンは、温暖な気温が特徴で7〜8月の真冬の時期でも平均気温は15度前後となっています。

パース

2021年1月から2021年12月までの1年間のバースの気温と降水量は以下の通りです。気象庁のデータを元にしています。

※ 引用元：気象庁｜地点別データ・グラフ (世界の天候データツール（ClimatView 月統計値）)

パースは地中海性気候に属していて、夏は暑く冬はやや寒いというゆるやかな四季がある年です。特に真夏の1～2月は最高気温が35度にもなります。

メルボルン留学のベストシーズンとは

メルボルン留学のベストシーズンは12〜3月の温暖な天候の時期です。メルボルン周辺にはビーチも多いため、留学しながら現地の観光もしたいという場合は海水浴やアウトドアを楽しむことができます。

また、12〜3月ごろにはブドウ畑の美しい緑の景色が見られるという利点もあります。

北半球の日本は冬の時期ですが、南半球のオーストラリアで解放的な気分を味わいながら留学をすることが可能です。

ぜひ、勉強だけでなく、メルボルンの自然も存分に楽しめる天候の12〜3月ごろに留学してみてください。

メルボルンの気候にあわせて持参すると良いモノ

春（9〜11月）に留学をする場合、日中は長袖のシャツに薄手のジャケットやセーター・カーディガンなどがあれば快適に過ごせます。

ただし、朝晩は冷え込むので、セーターやコートなど重ね着が必要になるかも知れません。

夏（12〜3月）の留学では、日中はシャツと夏服で快適に過ごすことができます。ただし、日中と朝晩の寒暖差は10度以上となるので注意が必要です。

夏の時期でも、朝晩出かけることがある際には、長袖シャツやパーカーなど準備しておく必要があります。

また、夏は紫外線に気を付けてください。帽子やサングラス、日焼けクリームなどの紫外線対策、日焼け対策が必要となります。

自分が留学する時期のメルボルンの天候について知識を持っていると、無駄な荷物が少なくなります。また、服が季節と合わないので現地で再購入するということもないでしょう。

メルボルンは1日のうちに四季がある独特の気候の都市

この記事ではメルボルンの天候や気候について解説しました。メルボルンは南半球にあるため基本的には日本と真逆の気候であり、1年のうちに四季があります。

メルボルンならではの特徴は、1日の中に四季があると言われるほど24時間の中での天気の変化が激しい点です。

留学でメルボルンを訪れる際は、アウトドアなども楽しめる12〜3月ごろがおすすめとなっています。