【完全版】オーストラリア留学に必要な持ち物とは?オーストラリア留学時に必要な持ち物リスト

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本記事ではオーストラリア留学に必要な持ち物を一覧でご紹介します。

はじめての海外留学では、どんな持ち物を持っていけばよいのか迷うものです。

ここでは、「持参は必須」「持参を推奨」「必要度には個人差あり」の3分類に分け、オーストラリア留学の持ち物を解説しています。

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このページの目次

【結論】オーストラリア留学に必要な持ち物リスト

まず最初に、オーストラリア留学に必要な持ち物を表に一覧でまとめてお伝えします。

『留学羅針盤』独自の基準ではありますが、持ち物を「持参は必須」「持参を推奨」「必要度には個人差あり」の3つに分けています。

時間のない方は、この表だけでも構いませんので目を通して、オーストラリア留学の荷造りの参考にしてみてください!

オーストラリア留学の持ち物(書類)必要レベル
パスポート(旅券)◎ 持参は必須
航空券(Eチケット)◎ 持参は必須
ビザ関連書類◎ 持参は必須
空港出迎え場所のメモ・緊急連絡先● 持参を推奨
入学許可証◎ 持参は必須
海外旅行保険証● 持参を推奨
現金(オーストラリアドル)◎ 持参は必須
現金(日本円)● 持参を推奨
クレジットカード● 持参を推奨
証明写真◎ 持参は必須
オーストラリア留学の持ち物(衣類)必要レベル
シャツ・パンツ
(半袖・長袖)
◎ 持参は必須
下着◎ 持参は必須
靴下◎ 持参は必須
カーディガンなどの羽織りもの● 持参を推奨
サンダル● 持参を推奨
メガネ・コンタクトレンズ◎ 持参は必須
水着▲ 必要度には個人差あり
フォーマルな服▲ 必要度には個人差あり
オーストラリア留学の持ち物(電子機器)必要レベル
スマートフォン◎ 持参は必須
ノートパソコンまたはタブレット端末◎ 持参は必須
充電ケーブル◎ 持参は必須
ポケットWiFi● 持参を推奨
延長コード● 持参を推奨
変圧器● 持参を推奨
オーストラリア留学の持ち物
(医薬品・アメニティ)
必要レベル
常備薬◎ 持参は必須
(⽬薬、痛み止め、風邪薬など、使い慣れた薬)
英文の診断書● 持参を推奨
基礎化粧品● 持参を推奨
生理用品▲ 必要度には個人差あり
日焼け止め● 持参を推奨
オーストラリア留学の持ち物
(勉強道具)
必要レベル
筆記用具◎ 持参は必須
電子辞書● 持参を推奨
日本語の英語参考書▲ 必要度には個人差あり
オーストラリア留学の持ち物
(そのほか日用品)
必要レベル
洗濯用品▲ 必要度には個人差あり
(洗剤、洗濯ばさみ、ハンガー、洗濯ネットなど)
除菌シート● 持参を推奨
折り畳み傘● 持参を推奨
洗面・バス用品● 持参を推奨
日本の食品▲ 必要度には個人差あり
ポケットティッシュ▲ 必要度には個人差あり
アイマスク・耳栓▲ 必要度には個人差あり

オーストラリア留学に必要な持ち物の詳細解説(書類)

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オーストラリア留学で必要となる書類関係の持ち物はこちらです!

パスポート(旅券)

持参は必須です。

パスポートは、日本国内の各都道府県のパスポート申請窓口か、またはオーストラリア国内の在外公館で新たに発行することができます。

現在、在シドニー日本国総領事のホームページによると、パスポートの申請手続きはオンラインで請けまわっているとのことです。また、申請後のパスポートの受け取りには、予約は必要ありません。

パスポートの残存有効期間は、日本への帰国日まで有効である必要があります。

航空券(Eチケット)

持参は必須です。

航空券を購入すると、購入時に申請したメールアドレス宛に航空券情報が送られます。(発着時刻やフライトルール、トランジットの情報など)

そのため、スマートフォンがあれば別途に保存しておく必要はないとも考えられますが、スマートフォンやノートパソコンが調子悪くなった時に備え、航空券情報は紙でもプリントアウトしておくことを推奨します。

ビザ関連書類

持参は必須です。

オーストラリアへの留学が3カ月未満の場合、ETAS(イータス)という入国許可証の申請で入国することができます。

3カ月以上の留学となる場合は、学生ビザまたはワーキングホリデービザを取得することで入国できます。詳しくは以下ページをご覧ください。

※ 参考元:eVisaセンター「オーストラリア学生ビザの条件(一般情報)」
※ 参考元:オーストラリアのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキング・ホリデー協会

空港出迎え場所のメモ・緊急連絡先

持参を推奨します。

海外へ渡航する際に、一番注意を払わなければならないのが到着した空港から滞在場所への移動です。出迎えの人がいる場合は出迎え人の情報や待ち合わせ場所・連絡先をスマートフォンで確認できるようにメモしておきましょう。

また、その他の緊急連絡先も同様です。

入学許可証

持参は必須です。

入学許可証はコピーして持参しましょう。留学の目的を証明するためにも役立ちます。ただし、語学学校によっては発行されない場合もあるようです。

海外旅行保険証

持参を推奨します。

オーストラリアでは日本よりも医療費が高くなるため、万が一に備えて国内の海外旅行保険に加入されることを推奨します。

留学が90日以内の場合は、手持ちのクレジットカードの付帯保険が適用されることが多いですが、保険内容も含め、留学前にしっかり確認しておきましょう。

現金(オーストラリアドル)

持参は必須です。

オーストラリアでは基本的にクレジットカード決済に対応していますが、対応していない場合に備え、現金でオーストラリアドルをA$108~325(約1~3万円)ほど事前に両替しておきましょう。

現地で生活を送る際にも、財布にはA$108~325(約1~3万円)ほどを常に入れておくと万が一の時にも安心です。

ちなみに、両替はオーストラリア国内や現地の空港でも可能ですが、手数料の金額を鑑みると日本国内の金融機関で両替したほうが安く済みます。

現金(日本円)

持参を推奨します。

日本に帰国した時に備えて、日本円も1~3万円ほど現金で財布に入れておきましょう。こちらも事前に国内の金融機関で引き出ししておくことを推奨します。

ただし、最近の日本では電子マネーが普及しているため、帰国時に現金の手持ちがなくても困ることは少なくなっています。

クレジットカード

持参を推奨します。

VISA(ビザ)またはMastercard(マスターカード)のクレジットカードであれば、海外の多くの国に対応しているため、オーストラリア留学でも安心して使うことができます。

都度、現金で決済するよりもラクなので、持参していきましょう。

ただし、万が一紛失したり盗難にあった際にスムーズに対応できるように、クレジットカード番号や有効期限、緊急時のカード会社の連絡先などは必ず控えておくようにしてください。

証明写真

持参は必須です。

証明写真は海外留学・旅行の際、学生証の発行やパスポートを紛失したときなどで役立ちます。荷物としてはかさばらないため、5~6枚は持参しておきましょう。

オーストラリア留学に必要な持ち物の詳細解説(衣類)

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続いては、オーストラリア留学で持参したい持ち物についてです。

シャツ・パンツ(半袖・長袖)

持参は必須です。

オーストラリアは南半球に位置しているため、日本とは真逆に季節が進みます。9~1月ごろが春・夏であり、3~8月ごろが秋・冬となります。

夏は平均気温が28℃まで上がりますが、冬の平均気温は8℃ほどまで下がります。

そのため、渡航するシーズンにあわせて半袖のTシャツ・パンツ、長袖のシャツやカーディガン・ジャケットを用意するようにしてください。

オーストラリアに長期で留学するという方は、多くの衣服を持っていくのではなく、都度必要な時に現地で購入するとよいでしょう。

詳しいオーストラリアの天候・気候に関しては、以下ページをご覧ください!

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下着

持参は必須です。

下着も同じく、2~3着分は持っていくべきですが、その他は現地で必要な時に購入するかたちでもよいでしょう。

衣類は手荷物の体積を占めがちですので、いかにしてコンパクトに収めるかという考え方が重要です。

靴下

持参は必須です。

靴下も同じく、オーストラリアに持っていくのは2~3着にして、そのほかで必要な分は現地購入でよいでしょう。

カーディガンなどの羽織りもの

持参を推奨します。

秋のオーストラリア(3~8月)に留学する人は、肌寒くなる気候にあわせて、カーディガンやジャケットを1枚持参しておくとよいでしょう。

また夏であっても、屋内は海外特有の強いクーラーで冷え込みがちなので注意してください。

サンダル

持参を推奨します。

現地でも手軽に購入できるので、あくまで持参は推奨といったところです。夏の時期に留学する人は、ビーチを散歩したり、海水浴を楽しんだりする時のためにサンダルを持っていくとよいでしょう。

メガネ・コンタクトレンズ

持参は必須です。

当然ですが、ここでいう必須の人は日本国内でも普段メガネやコンタクトレンズを使用している人です。

コンタクトレンズを普段使用している人は短期留学であれば問題ありませんが、長期留学となるとコンタクトレンズが切れてしまうことも予想されるため、メガネを持っていくことを推奨します。

オーストラリアでコンタクトレンズを買うのは保険適用外であるため、費用がかさみますし、自分の目に合うか定かではないため推奨しません。

水着

必要度には個人差があります。

オーストラリア留学中に海水浴やマリンアクティビティを楽しむ予定がある人は、日本から水着を持参してもよいでしょう。

こちらも現地で購入できるので、荷物を減らしたいのであれば、現地購入で問題ありません。

フォーマルな服

必要度には個人差があります。

カジュアルな服装があまり好ましくないお店や会に参加することが予想される人は、フォーマルな服装(紺色のジャケットなど)を1枚用意しておいてもよいでしょう。

大人数のパーティーや高級なお店に突然誘われた際にも、慌てることなく対応できます。

オーストラリア留学に必要な持ち物の詳細解説(電子機器)

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続いて、オーストラリア留学で必要となる電子機器関係の持ち物はこちらです!

スマートフォン

持参は必須です。

スマートフォンは現在地の確認・家族や友人との連絡・現地情報の収集などに役立つので、忘れずに持って行きましょう。

また、観光名所の撮影やクラスメイトとの写真を撮る際にも便利です。

オーストラリアで到着前に購入したSIMカードを使えば、現地ですぐにインターネットが利用できます。また、学校や寮にもフリーWi-Fiが通っているので利用することができます。

※ 参照元:オーストラリアのSIMカードプラン徹底解説!SIMはこうやって選ぼう。 | オーストラリア留学エージェントのラララオーストラリア

ノートパソコンまたはタブレット端末

持参は必須です。

まとまったネットのリサーチや書類作成などの作業はパソコンがあったほうが便利なため、ノートパソコンの持参は必須です。

また、学校によっては、オンライン学習用のツールが提供されている場合もあるため必要といえます。

飛行機に乗る際などの移動中は、傷つかないようにノートパソコン用のケースにしっかり入れて持ち運びましょう。

充電ケーブル

持参は必須です。

スマートフォンやノートパソコンの充電ケーブルは見落としがちなので、忘れないように持っていきましょう。オーストラリアで購入すると、日本で買うよりやや高額になります。

ポケットWi-Fi

持参を推奨します。

ノートパソコンやタブレット端末を高頻度で利用するという方は、海外渡航用のポケットWi-Fiを契約し、持参するのもよいでしょう。フリーWi-Fiの有無に限らず、どこでもネットに繋ぐことができます。

スマートフォンでSIMカードを利用する方は、必要ないかもしれません。

変圧器

持参を推奨します。

オーストラリアの電圧は240Vと日本の100Vと比べると高いので、変圧器が必要です。

オーストラリアのコンセントはO型のため、そもそも日本の電化製品をそのまま繋ぐことはできません(日本はA型)。

ただし、海外留学時に持っていくスマートフォンやパソコン・タブレット端末などは240Vまで対応している場合が多いため、「240Vまで対応」と記載されていれば変圧器は不要です。

オーストラリア留学に必要な持ち物の詳細解説(医薬品・アメニティ)

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オーストラリア留学で必要となる医薬品・アメニティ関係の持ち物はこちらです!

常備薬

持参は必須です。

日頃服用している医薬品がある方は、持参するようにしましょう。短期的な留学であれば医薬品の量も少なく、荷物としてかさばりづらいためです。

長期留学となり、現地で新たに購入しなければならない人は、処方箋や医薬品の詳細情報を確認できるようにしておきましょう。オーストラリアの薬局で手に入れるためです。

英文の診断書

持参を推奨します。

持病やアレルギー・過去に大病を患った経験があり、オーストラリア留学中も通院することが予想される人は英文の診断書を持参しましょう。

事前にかかりつけの病院やクリニックに相談すれば、英文の診断書を作成してもらえます。

参考までに、赤坂一ツ木通りクリニックの英文診断書にかかる料金を調べてみると、1枚あたり5,500円(税込)でした。おおむねどの病院・クリニックでも、1枚5,000~10,000円で作成してくれるようです。

※ 参照元:英文診断書|赤坂一ツ木通りクリニック|赤坂駅の駅近健康診断

基礎化粧品

持参を推奨します。

オーストラリアで販売している基礎化粧品は、日本人ではなくオーストラリア人の肌にあわせて開発されたものです。

美容について気を遣っている人は、日頃使っている自分の肌にあった基礎化粧品を持参されることをおすすめします。

生理用品

必要度には個人差があります。

生理用品も基礎化粧品と同じく、オーストラリアで売られているものはあなたの肌に合わない可能性があります。短期留学の人は、持参するのもよいでしょう。

長期留学の人は荷物が増えてしまうため、最低限を持参し、残りの生活では現地で自分に合った生理用品を探し過ごすしかないでしょう。

日焼け止め

持参を推奨します。

オーストラリアは1年を通じて紫外線が強いことで知られています。

現地でももちろん購入することはできますが、基礎化粧品と同じく、自分の肌に合うか不安な人は日本から持参しましょう。

オーストラリア留学に必要な持ち物の詳細解説(勉強道具)

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オーストラリア留学で必要となる勉強道具に関する持ち物はこちらです!

筆記用具

持参は必須です。

多くを持っていく必要はありませんが、お気に入りのペンを1本は持っていきましょう。何かメモしなければならない時に便利です。

電子辞書

持参を推奨します。

意見が分かれる持ち物ですが、普段の勉強で使っている電子辞書があるならば持参してもよいでしょう。

「スマホやノートパソコン・アプリを利用して調べることができるのでわざわざ必要ない」という考えもありますので、必要と思えば持っていってください。

日本語の英語参考書

必要度には個人差があります。

語学学校では履修するコースごとに教材が用意されます。

そのため、授業に参加するためには特に別の参考書を購入する必要はないのですが、授業内容とは別に学習したい内容がある人は、日本語の英語参考書を持っていくとよいでしょう。

オーストラリア留学に必要な持ち物の詳細解説(そのほか日用品)

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オーストラリア留学で必要となる日用品関係の持ち物はこちらです!

洗濯用品(洗剤、洗濯ばさみ、ハンガー、洗濯ネット)

必要度には個人差があります。

洗濯洗剤は強いこだわりがない限り、オーストラリアの現地購入でよいでしょう。

洗濯物の乾燥は、最寄りにコインランドリーがあれば、そちらで乾燥させるとラクです。

近くにない場合は、ハンガーや洗濯ネット等を購入する必要があります。(寮やホームステイ先で借りられる場合も多いです)

洗面・バス用品

持参を推奨します。

歯ブラシは日本人向けに作られている普段使いのものを持っていくのがよいでしょう。

シャンプーや洗顔もこだわりがあり、かつ短期間の留学であれば持参してもよいでしょう。

ただし、長期間となると荷物になるため、留学後半では現地で購入することとなるかと思います。

除菌シート

持参を推奨します。

コロナの影響で使う機会の増えた除菌シートですが、数パック持っていくと、いろいろな場面でとても便利です。

具体的には、ササっと手指を消毒したい際やテーブルをキレイにしたい際などです。

ポケットティッシュと違い、アルコールを含んでいるため、汚れも落ちやすいのが強みです。

日本の食品

必要度には個人差があります。

はじめて海外留学に行く人は特にオーストラリアで日本食が恋しくなることと思います。

とはいえ、オーストラリアにも日本食レストランは存在しますし、日本食のスーパーも見受けられます。

わざわざ日本から日本食を持参すると荷物がかさばるかと思いますので、現地のクラスメイトへの手土産程度にとどめるべきでしょう。

ポケットティッシュ

必要度には個人差があります。

日本ではよく見るポケットティッシュですが、オーストラリアではあまり手に入りません。

しかし、除菌シートを持参するのであれば不要かと思います。

使い勝手が良いのは間違いないので、数個持参する程度で問題ないでしょう。

アイマスク・耳栓

必要度には個人差があります。

オーストラリア留学中は、学生寮で数人とルームシェアをしたり、ホームステイ先でホストファミリーと共同生活を送ることになります。

他人の生活音があるとなかなか眠りづらいという人は、アイマスクや耳栓を持参してもよいでしょう。

ただ、こちらも現地で購入することができます。

必須な持ち物とそうでない持ち物の見極めを正確に

記事では、オーストラリア留学に必要な持ち物をご紹介してきました。

オーストラリア留学で必要な持ち物は、本文中でご紹介した通りです。必須な持ち物は荷造りする際に決して忘れないように何度も確認しておきましょう。

一方で、さほど必要ではない持ち物については、極力、現地で調達できるものは持っていく必要はないかと思います。海外留学時の持ち物が重くなってしまうと、移動で疲れやストレスが溜まりやすく、足取りも重たくなってしまいます。

オーストラリアに留学する際には、必要な持ち物とそうでない持ち物を見極めて、なるべくコンパクトな荷造りをしましょう!