マルタ留学は治安が心配? 国の治安と防犯について解説

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マルタ留学を検討されている方に向けて、マルタの治安情報をお伝えします。現地の治安情報は、英語留学先について検討する際、必ず確認したい項目です。

そこで本記事では、マルタの治安やトラブル時の対処法などについて解説します。

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マルタの治安について

外務省が発表しているマルタの安全対策基礎データによると、2022年5月現在、マルタでの反政府組織の活動や国際テロ組織の活動は確認されておらず、一般的に治安は良く、凶悪な犯罪はほとんど発生していないと報告されています。

マルタの犯罪率に関しては、40.4%で137位中85位に位置しており、全体平均より低くなっています。

また、海外のサイトですが、各国の安全レベルを調査し数値化している情報サイトによると、マルタの安全指数は78と高く、女性1人でも過ごすことができるため、他のヨーロッパ諸国と比べても治安が良いと言えます。

この数値は、0-33が危険、33-66がやや危険、66-100が安全という基準で運用されています。

マルタの治安が良い理由

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治安が良い理由としては、前述した通りマルタの安全指数が高いことや、外務省のサイトに掲載されているマルタの安全対策基礎データで反政府組織の活動や国際テロ組織の活動が確認されていないことにあります。

一般的に「治安は良く、凶悪な犯罪はほとんどありません」と報告されています。

また、注意が必要なエリアでは現地の警官が頻繁に巡回しているため、土地勘のない留学生でも比較的どこでも安心して過ごすことができます。

どのエリアの治安が悪いか

そんな治安の良い国・マルタですが、もちろん警戒が必要なエリアは複数存在します。以下に示したエリアを訪れる際は特に注意してください。

パーチャビル

パーチャビルの犯罪率は、マルタ平均の5倍にもなり、売春や麻薬関連の犯罪だけではなく、暴力的な犯罪や強盗も含まれています。

ナイトスポットとして有名なパーチャビルは、マルタ随一の繁華街で、現地の方や観光客・留学生など多くの人が集まり、常に賑わっています。

そのため、パーチャビルは留学生の人気の遊び場であると同時に、注意が必要な場所でもあるということを認識しておく必要があります。

マルサシュロック

マルサシュロックはマルタ最大の漁港で、人気観光スポットの1つです。毎週日曜日にはフィッシュマーケットが開かれ、多くの人で賑わっています。

そのため、マルサシュロックでは特にスリに気をつけるようにしてください。

アルバートタウン

工業地帯として知られるアルバートタウンは、マルタのなかで売春やドラッグの取引が最も盛んに行なわれているエリアとして有名です。

アルバートタウンは観光スポットではないため、留学生が訪れる機会はほとんどないと思います。興味本位で近づくことは控えましょう。

マルタの犯罪率

実際の犯罪率からマルタの治安について確認していきます。

2022年にWorld Population Review「Crime Rate by Country 2022」で発表された国別犯罪率ランキングによると、マルタは犯罪率40.39%で137位中85位に位置しています。

このランキングでは、日本は130位に位置しており、上位に行くほど犯罪率は高くなっています。

各国の犯罪率は、100,000人あたりの犯罪数で算出されているため、報告された犯罪の総数を総人口で割り、その結果に100,000を掛けることによって計算されています。

また、The Malta Independentによると、マルタで報告されている犯罪の内訳で最も多く報告されている犯罪は窃盗で、その次に器物損壊と詐欺が多く報告されています。

  • マルタの犯罪率: 40.39% (137位中85位)
  • 日本の犯罪率: 22.19% (137位中130位)

日本と比較すると犯罪率はやや高くなっていますが、全体で見るとマルタはランキング下位に位置しており、比較的安全に過ごすことができると判断することができます。

ただし、多く報告されている犯罪が窃盗・器物損壊・詐欺であることから、トラブルに巻き込まれないよう油断せず行動することが大切です。

トラブル事例

では、実際に報告されているトラブル事例を見てみましょう。

スリ

スリ被害を防ぐため、常に荷物を気にかけていたにもかかわらず、バス乗車中に財布が盗まれていたというケースが報告されています。

スリは単独ではなく、複数人によって狙われた可能性があり、注意を逸らした少しの間に盗まれてしまったと思われます。

スキミング

ATMやクレジットカードの利用時にカード情報やPIN情報が盗まれ、利用されるケースが報告されています。

特に、ATM利用時などに理由をつけて助けようと近づいてくる人を受け入れて被害にあってしまうケースが多発しています。

ぼったくり

マルタでは公共交通機関がバスのみのため、移動手段としてタクシーを利用する機会も多いのですが、流しのタクシーを利用して過剰請求されたというケースが報告されています。

タクシーのぼったくりはドライバーがメーターを使わずに通常より高い金額を請求してくるようです。

トラブル時の対処法

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万が一、被害にあった際は、近くの警察に届け出をするかサポートライン(179番)または警察(112番)に連絡をとってください。

警察やサポートラインへの連絡ができなかった場合は、通っている学校または在イタリア日本大使館へご連絡ください。

そして加害者を特定するためにできるだけ多くの情報を提供してください。

危機管理 予防のためにどうすれば良いか

マルタは治安の良い国ですが、油断していると犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性はあります。

以下を参考にしっかり対策をとり、トラブルに巻き込まれないよう心がけましょう。

スリ・ひったくり・置き引きへの対策

荷物は必ず手元から離さず、バッグは体の前で持つようにしましょう。特に混雑時や滞在に慣れて油断している時にリスクは上がるので、外出時は常に目を離さず注意しましょう。

また、貴重品を分散させることや持ち物を最小限にすることで、万が一被害に遭った場合も被害を最小限に抑えることができます。

スキミングへの対策

ATMやクレジットカード利用時には、PIN(暗証番号)などの大切な情報が盗まれないよう手でカバーしたり、理由をつけて近づいてくる人の助けを断り、近づけないようにするなどの対策をとりましょう。

また、万が一に備え、クレジットカード番号の控えなどは別々に大切に保管しておきましょう。

ぼったくりへの対策

流しのタクシーを利用するとぼったくりの被害にあってしまう可能性が高いため、タクシー利用時はタクシー配車アプリを利用するようにしましょう。

アプリで予約するタクシーは固定料金制で支払いもアプリ上で行なわれるため、ぼったくりの被害を防ぐことができます。

常に安全対策を心がけるようにしましょう

マルタは治安の良い国で、比較的安全に過ごすことができます。そうは言っても、油断をすればスリや詐欺の被害に遭ってしまう可能性はあります。

これからマルタへ渡航される方や渡航を検討されている方は、滞在期間中に犯罪に巻き込まれないためにも決して油断せず、しっかりと対策をとることが大切になります。

マルタは治安が良いからと油断することなく、安全対策を徹底して留学生活を楽しんでください!