友達や家族がニュージーランドへ留学するとき、応援したい気持ちからプレゼントを贈ろうと考える方も多いはず。
そんななかで「何をどう選んだら喜んでもらえるかわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。海外旅行や海外留学の経験がないとなおさらそう感じてしまうかもしれません。
本記事ではそんな方々に向けて、ニュージーランド留学に行く相手へのプレゼント選びのポイントや注意点、おすすめのギフトについてご紹介いたします。
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このページの目次
ニュージーランド留学する友達へのプレゼントの選び方
ニュージーランドに留学する友達や家族へ贈るプレゼントは、ポータビリティ(持ち運びやすさ)と実用性を重視して選ぶと失敗しにくいです。
プレゼント選びのポイントを詳しく見ていきましょう。
軽くてコンパクトなものを選ぶ
飛行機内に預けられる荷物は限られていますし、到着後も移動が続きますので、できるだけ荷物を減らしたいと考えている渡航者が多いです。
大きすぎたり重すぎたりするプレゼントは負担がかかってしまいますので、留学に飛び立つ相手へのプレゼントは、軽くて場所を取らないものを選びましょう。
ニュージーランドで手に入りにくいものを選ぶ
海外では日本では普通に手に入るものがなかなか手に入りません。長期留学の場合は特に、日本食や日本製品が恋しくなることも多いでしょう。
日本製品を購入できるアジアンマーケットや日本食品店もありますが、どうしても割高になります。そのため、日本メーカーの即席みそ汁、日本茶、ペンなどのプレゼントは歓迎されるでしょう。
数や量があっても困らないものを選ぶ
あなたがプレゼントを贈る相手は、他の人からも同様にプレゼントをもらっている可能性が高いです。
留学する友達へのプレゼントは被りがちですので、日常生活で必ず使う消耗品など、いくらあっても困らないモノを渡すのもひとつの手です。
プレゼント選びで注意すべきこととは
プレゼントを快く受け取ってもらうために、予め知っておきたい注意点もあります。
相手が負担を感じず留学先に持って行けるように、プレゼント選びの注意点を解説します。
持ち込み禁止物に気を付ける
ヘアスプレーや殺虫剤は、手荷物・預け入れ荷物問わず、機内持ち込みが禁止されています。
モバイルバッテリーなどは手荷物として持ち込みを許可されていますが、預け入れ荷物としては受け付けてもらえません。
荷作りや搭乗時に手間取らせてしまわないためにも、こういったものは渡さないほうが無難でしょう。
持ち込み制限品に気を付ける
持ち込み禁止ではないものの、手荷物での機内持ち込みに制限がある物もあります。
液体物はその代表的なもので、持ち物に100mlを超える量があると、搭乗前に廃棄を求められる可能性があります。
飲料や化粧水だけでなく、歯磨き粉やシャンプー、ハンドクリームといった粘性の高いものも液体物として扱われるため、プレゼント選びの際には注意してください。
壊れものや割れものに気を付ける
海外ではスーツケースを日本ほど丁寧に扱ってくれません。ガラス製品などの割れやすいものや壊れやすいものはプレゼントしないようにしましょう。
どうしても壊れやすいものを贈りたい場合は、渡す前にしっかり緩衝材で包んだうえで、「壊れやすいから気を付けてね」と必ず一言添えるようにしましょう。
なるべく早めに渡しておく
プレゼントを渡すタイミングも重要です。相手は早いうちから持ち物の選定をしていることがあるので、できるだけ早めにプレゼントを渡すことが望ましいです。
渡航直前のプレゼントは一見サプライズ感が高まるように思えますが、パッキングを進めている相手からすると荷物の再整理と再パッキングの手間に繋がってしまいます。
機内持ち込みできるものとできないものの他に、荷物の重さにも制限がありますので、時間に余裕を持ってプレゼントを渡しておきましょう。
ニュージーランド留学する友達におすすめのプレゼント
では次に、ニュージーランド留学をする友達や家族へおすすめのプレゼントを10点ご紹介します。
プレゼント選びのポイントと注意点を踏まえてピックアップしました。ぜひ、どんなプレゼントが喜ばれそうか考えながら読んでみてください。
日本製の文房具
語学留学に行くならば、勉強道具は消耗品です。
しかし、日本では簡単に手に入る文房具は海外製と比べるととても品質が高いです。ニュージーランドで同程度の品質の文房具は、なかなか見つかりません。
そのため、ペンやノートといった英語学習でよく使う文房具は、日本のメーカーの文房具をプレゼントすると喜ばれるでしょう。
ポケットティッシュ
日本では無料で配られていることも多いポケットティッシュですが、海外で購入しようとすると割高になります。
特にニュージーランドでは紙製品は高めなため、現地でポケットティッシュを購入する際はその価格差に驚いてしまうかもしれません。
質感もティッシュというよりは紙ナプキンに近いため、使い慣れた日本製のポケットティッシュをいくつか渡すだけでも役立つプレゼントになるでしょう。
日焼け止め
ニュージーランドの紫外線の強さは日本の7倍にも及ぶといわれています。
もちろん現地でも日焼け止めは手に入りますが、自分の肌に合うか、使用感が良いかを考えて購入する必要があるため、選ぶのにも手間がかかります。
ニュージーランドでは日焼け止めは消耗品ですから、日本のメーカーの製品をプレゼントすると喜ばれるでしょう。
サングラス
紫外線は目にもダメージを与えますので、現地ではサングラスも1年を通して必携アイテムとされています。
現地に着いてから慌てて購入するということがないように、紫外線カット効果のあるサングラスをプレゼントするのもいいでしょう。
Kindleなどの電子書籍
電子書籍をプレゼントするのも喜ばれるでしょう。
フライトや乗り継ぎの時間は手持無沙汰になりがちですが、電子書籍ならスマートフォンで気軽に読むことができます。
ネックピローやアイマスク
海外へのフライトは時間がかかるため、乗っているだけでカラダに負担がかかるものです。
ネックピローやアイマスクなど、機内で快適に過ごせるような品物があると便利です。
海外旅行慣れしている人はすでに愛用の品を持っているかもしれませんので、購入前に本人に必要かどうか相談してみるのもいいでしょう。
スリッパやビーチサンダル
ニュージーランドでは室内も土足のため、スリッパが一足あるとラクに過ごせます。
機内持ち込みして座席で履き替えると、長時間のフライトでも足元が快適です。ビーチサンダルはスリッパの代わりとしてだけでなく、マリンスポーツやアウトドアの際にも活躍します。
シャンプーやスキンケア用品などのトラベルセット
機内は乾燥することも多いため、手荷物として化粧水や乳液を持参する人も多いでしょう。
現地に着いてすぐに買出しができるかどうかわからないため、数日分の基礎化粧品やバス用品を備えておくと安心です。
バス用品やスキンケア用品は液体扱いになるものも多いので、留学する相手に相談しながら選んでもいいですね。
手紙やアルバム
新しい環境に身を置くのは、緊張と不安を感じるもの。特に長期留学の場合はホームシックになりがちです。
そんな時は、長い付き合いの友達や家族からの手紙や写真アルバムが手元にあるだけでも、大きな励みになることでしょう。
現金やギフトカード
ニュージーランドに留学する家族や身近な親戚がいる場合、「お金を渡す」というのも立派なプレゼントになります。
海外留学にはまとまったお金がかかりますし、現地生活ではお金のやりくりに頭を悩せることが多いからです。
現金に少し抵抗がある場合は、滞在エリアにあるスーパーやAmazonで使えるギフトカードをプレゼントすれば、留学生活に役立ててもらえるでしょう。
留学祝いのプレゼントの相場はいくらくらい?
相手が重たく感じたり、お返しを考えたりしないような金額帯で選ぶことが大切です。
友達へのプレゼントの場合は、数千円程度で選ぶのがベターです。
一方、家族や親戚への贈り物であれば、関係性にもよりますが、5,000~20,000円程度であれば快く受け取れるでしょう。
- 友達へのプレゼント:数千円程度
- 家族や親戚へのプレゼント:5,000~20,000円程度
おすすめのプレゼントの相場リスト
最後に、先ほどご紹介したプレゼント10点の相場についてご紹介します。こちらもプレゼント選びの参考にぜひ役立ててくださいね!
プレゼント品目 | 相場 |
---|---|
日本のメーカーの文房具 | 500~2,000円 |
ポケットティッシュ | 500~1,000円 |
日焼け止め | 2,000~3,000円 |
サングラス | 2,000~3,000円 |
Kindleなどの電子書籍 | 1,000~2,000円 |
アイマスクやネックピロー | 1,000~3,000円 |
スリッパやルームシューズ | 1,000~3,000円 |
シャンプーやスキンケア用品などのトラベルセット | 1,000~3,000円 |
手紙、アルバムやメッセージカード | 500~2,000円 |
現金やギフトカード | 5,000~20,000円 |
気持ちが伝わるだけでなく、役に立つプレゼント選びを
留学する友達や家族に贈るプレゼントは、一般的なプレゼント選びとは違い、考慮すべき点がどうしても増えてしまいます。
迷ったときは、使用シーンがイメージできて、気軽に持ち歩けるものを選ぶといいでしょう。
高額なプレゼントでなくても、移動中や留学生活で使い勝手が良かったという体験は心に残ります。
期待と不安を抱えてニュージーランド留学に向かう相手を想いやり、プレゼントを選んであげてくださいね。