フィリピン留学といえば「セブ」の印象が強いですが、首都・マニラにも語学学校は存在します。
国の経済・文化の中心地であり、かつて「東洋の真珠」とも評されたことのあるマニラ。
そんなマニラに留学を検討している方に向けて、『留学羅針盤』が厳選するマニラ留学のおすすめの語学学校を6つご紹介します!
- 基本情報
- キャンパス周辺情報
- 特徴
- 費用
- 滞在先情報
これらの項目に沿って、各校の情報をまとめていますので、ぜひ留学先を選ぶ際に参考にしてみてください!
↓マニラ留学の費用に関する情報は以下をチェック↓
このページの目次
Enderun Colleges
Enderun Collegesは、マニラの「マッキンリーヒル」にある語学学校です。
マッキンリーヒルは、大手不動産ファーム・メガワールド(Megaworld Corp)が開発に携わっている街であり、イタリアのベニスやフィレンツェをモチーフに作られています。
Enderun Collegesは、アメリカとフィリピンが合同出資で設立した4年生大学の付属校にあたります。母体が大学であるということから、授業では学術的な理論に基づいたカリキュラムが導入されている点が特徴です。
【基本情報】
- 生徒数:200人ほど
- 日本人生徒率:10%
- 年齢制限:12歳以上(小学生以上)
- 門限 / 外泊:日~木曜は23時まで。金~土・祝前日は24時まで
- 学校内施設:ラウンジ、ジム、図書館(PC利用可)、売店、カフェ など
【周辺情報】
Enderun Collegesはマニラの「タギッグ市(Taguig)」の中にあります。かつてのタギッグ市は、隣接するバイ湖の漁村の一部でしかなかったのですが、近年のフィリピン軍駐屯地の再開発によって、一気に近代化を遂げています。
学校の近くにある「BGC(フォート・ボニファシオ・グローバル・シティ)」には、高級レストランやブランドショップが並んでおり、若者たちが早朝のカフェからナイトライフまで楽しむことができる街となっています。
【特徴】
- 大学の付属校だから豊富なコースを用意
- アジアだけでなく、世界各国から学生が集まる
- 講師陣は言語学や教育学の博士号を取得した語学の専門家たち
- 「自分の意見を自分の言葉で伝える力」を意識した授業
- エンデラン(Enderun)大学の施設を使うことができる
- 観光・ホテル業界へのインターンシップが可能
【費用目安】
以下はベーシックな「M3コース」の費用です。
1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | 8週間 | 12週間 | 16週間 | 20週間 | 24週間 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
外部寮 1人部屋 | $611 | $1,128 | $1,551 | $1,880 | $3,760 | $5,640 | $7,520 | $9,400 | $11,280 |
学生寮 3-4人部屋 | $410 | $756 | $1,040 | $1,260 | $2,520 | $3,780 | $5,040 | $6,300 | $7,560 |
通学 | $254 | $468 | $644 | $780 | $1,560 | $2,340 | $3,120 | $3,900 | $4,680 |
【滞在先情報】
本校では、学生寮が用意されており、滞在費はコース費用に含まれています。
学生寮は3~4人で1部屋を使う仕様となっており、部屋にはWi-FI環境が整っています。
学生寮では食事は提供されませんが、1階にコンビニやレストランが入っているので食事には困らないでしょう。
学校までは徒歩ですぐの場所にあります。門限は日~木曜は23時まで、金~土曜・祝前日は24時までとなっています。
1人部屋を希望する方は、外部寮に滞在することも可能です。外部寮は学校から徒歩5~8分ほど離れた場所にあり、学生寮と比べると割高ですがその分、自由度の高い留学生活が送れます。
Enderun Collegesについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
ステップフォワード
ステップフォワードは、20~40代のビジネス感度の高い社会人が多い語学学校です。
専門家監修のもと、独自の学習メソッドを開発しており、「一生モノの英語力習得」をコンセプトに掲げています。全生徒が参加する「発音キャンプ」がコースに組み込まれている点も興味深いところですね。
そして、ステップフォワードの授業の質を左右しているのが「優秀な講師陣」の存在。講師の採用率は応募に対して5%とも言われており、厳正なチェックを通過した人材が講師を勤めています。
【基本情報】
- 設立年度:2018年
- オーナー:日本人
- 認可:SSP認定学校 TESDA登録学校
- 滞在方法:コンドミニアム、外部ホテル
- 学校内設備:個別学習ブース、食堂、プール、Wi-Fi、エアコン、洗濯機、冷蔵庫 など
【周辺情報】
1つ目にご紹介した「Enderun Colleges」と同じく、ステップフォワードはタギッグ市内にあります。しかも、BGC(フォート・ボニファシオ・グローバル・シティ)の中に校舎・宿舎を構えています。
ですから、周辺の街はフィリピンのなかでも随一に先進的で、留学では都会的な暮らし・生活が送れるでしょう。
ステップフォワードのホームページによると、BGCは「NEXT シンガポール」とも言われているそうで、ニューヨークやハワイ・パリと比べても犯罪率が低いという統計結果も出ているとのことです。
漠然と「フィリピン = 治安が不安」と思っている方でも安心して過ごせる。良い意味で期待を裏切ってくれるエリアといえます。
【特徴】
- 20~40代のビジネス感度の高い社会人に人気
- オーナーは伊藤忠商事 出身の日本人が務めている
- 主体的に考え、発信できる英語力を強化
- 講師は採用率5%の関門を突破してきた優秀人材
- 日本人にあった清潔で快適な宿泊施設を用意
【費用目安】
ステップフォワードでは、どのコースを選んでも費用は同じです。留学期間と滞在方法によって、費用は変動します。
期間 | 2人部屋基本料金 (1名あたり) | 1人部屋基本料金 (スーペリアルーム) | 1人部屋基本料金 (デラックスルーム) | 概算受講時間 |
---|---|---|---|---|
1週間 | 82,944 円~ | 92,160 円~ | 102,400 円~ | 30 h |
2週間 | 141,005 円~ | 158,515 円~ | 176,128 円~ | 60 h |
4週間 | 265,421 円~ | 309,658 円~ | 344,064 円~ | 120 h |
8週間 | 497,664 円~ | 589,824 円~ | 655,360 円~ | 240 h |
12週間 | 696,730 円~ | 840,499 円~ | 933,888 円~ | 360 h |
20週間 | 1,161,216 円~ | 1,382,400 円~ | 1,536,000 円~ | 600 h |
【滞在先情報】
ステップフォワードでは、二人部屋・スーペリアルーム(1人部屋)・デラックスルーム(1人部屋)が用意されています。
本校の宿泊施設の最大の魅力は、日本人が生理的に快適に過ごせる空間であること。
フィリピン留学で最も不満が出やすい宿泊施設ですが、ステップフォワードは日本人オーナーによる会社なので、日本人好みのきめ細やかな心配りが施されています。
快適な環境で英語学習に打ち込みたい方には、おすすめです!
ステップフォワードについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
Quooll
Quooll(クオール)は、英語4技能のなかでもスピーキングを重視している語学学校です。
「声に出して繰り返し話すこと」を軸にして、授業中は講師の質問にフルセンテンスで回答しなければならないスタイルを実践しています。
学校に入学した当初は抵抗を感じるかもしれませんが、”英語をカラダに沁み込ませる”という点では、効果的な方針をとっている学校です。
【基本情報】
- 正式名称:Quooll INC.
- 設立年度:2017年度
- オーナー:日本人
- 日本人スタッフ:在籍
- 滞在方法:学生寮、コンドミニアム
- 学校内設備:自習スペース、食堂、Wi-fi(光ファイバー)、ウォーターサーバー など
【周辺情報】
Quoollは、マニラの中心地から北に少し離れた「ケソンシティ」にあります。ケソンシティにはフィリピンの最高学府であるフィリピン大学があり、街は学園都市と閑静な住宅街の2つの側面をもっています。
マニラの中心地からは離れていますが、学校の近くには例えば大型ショッピングモールの「Ever Gotesco」やコンビニ・ドラッグストアもあり、生活で必要な買い物には困ることはないでしょう。
ケソンシティの中心地にもタクシーで20分ほどで行けるので、休日に少し羽を伸ばして友人と過ごすこともできます。
【特徴】
- スピーキング力を強化できる語学学校
- 授業は基本的にマンツーマンで行われる
- 日本人スタッフが在籍しており、相談しやすい
- 治安がよく、閑静な立地に校舎がある
- オーナーの経験を活かした海外就職サポートやフィリピン起業サポートあり
【費用目安】
以下は1コマ50分のマンツーマン授業を6コマ受けられる「スタンダードコース」の費用です。
1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | 8週間 | |
---|---|---|---|---|---|
1人部屋A | 68,000円 | 110,000円 | 144,000円 | 169,000円 | 338,000円 |
1人部屋B | 66,000円 | 107,000円 | 140,000円 | 164,000円 | 328,000円 |
1人部屋C | 52,000円 | 84,000円 | 110,000円 | 129,000円 | 258,000円 |
1人部屋D | 48,000円 | 78,000円 | 102,000円 | 119,000円 | 238,000円 |
複数人部屋 (2段ベッド上) | 48,000円 | 78,000円 | 102,000円 | 119,000円 | 238,000円 |
複数人部屋 (2段ベッド下) | 52,000円 | 84,000円 | 110,000円 | 129,000円 | 258,000円 |
スタンダードコンドミニアム | 89,000円 | 139,000円 | 174,000円 | 209,000円 | 418,000円 |
プレミアムコンドミニアム | 94,000円 | 159,000円 | 194,000円 | 229,000円 | 458,000円 |
【滞在先情報】
Quoollでの滞在方法は、学生寮とコンドミニアムの2つから選ぶことができます。
学生寮には1人部屋と複数人部屋があり、例えば1人部屋では「1カ月 = 119,000円」という費用感です(「スタンダードコース」の場合。授業込みの価格)。
コンドミニアムに関しては詳しい費用はホームページにのっていませんでしたが、月5~10万円ほどと考えられます。
学生寮もコンドミニアムも24時間警備がされており、1日3回の食事がついているので、英語学習に集中したい学生にとっては嬉しいプランです。
Quooll(クオール)について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
Keystone Academy
Keystone Academyは日本人が少ない環境を求める方におすすめの語学学校です。キャンパスがあるエリア、スービックは犯罪率が0%という治安の良さで知られる地域です。
Keystone Academyの特徴は以下の3つです。
- 日本人が少ない環境
- English Only Polocyの実施
- 快適に生活できる立地
Basic English Camp
Basic English Campは、初心者が英会話力を伸ばすのに強い語学学校!
安心の日本人スタッフ常駐で、郊外にあるので安全な環境で勉強に集中できます。
Basic English Campの特徴は以下の3つです。
- 日本人向けメソッドで英会話習得スピードが3倍以上
- 講師の質が高い!採用率はわずか3%!
- 日本人講師のレッスンがわかりやすい!日本人スタッフも常駐していて安心できる!
PALETTE SCHOOL
PALETTE SCHOOLは、NGO運営の語学学校です。
比較的リーズナブルな費用で、スタディーツアーなど英語学習以外の現地体験プログラムが充実しています。貧困地区に実際に足を運ぶ機会も設けられています。
PALETTE SCHOOLの特徴は以下の3つです。
- 英語以外も学べるソーシャルアクティビティ
- フィリピン最大級のNGOが運営
- 欧米と比較するとはるかに安い留学費用で留学できる。さらに貧困支援も可能!
気になる語学学校にまずは資料請求と相談を!
フィリピンのマニラは、セブと比較すると語学学校数が多くはないエリアです。
しかし、記事でご紹介してきたような日本人留学生にマッチする語学学校は存在します。『留学羅針盤』でご紹介した6校のなかで気になった学校があるならば、まずは資料請求と問い合わせをしてみましょう。
すぐにネクストアクションに動くその行動力が、あなたの未来を切り拓いてくれるはずです。学校への相談は無料ですので、お気軽にご相談くださいね!