メルボルン留学の費用はいくらくらいかかるの？出発前や現地でかかるお金も徹底解説

メルボルンはオーストラリアの第2の都市であり、日本からの留学先としても人気の高い場所です。

この記事では、そんなメルボルンへの留学をお考えの方に向けて、留学するうえで最も気になることの一つである費用について詳しく解説していきます。

メルボルンへの留学の具体的な費用や他の都市と比べてどのくらい費用に差があるのかについてお話ししていきます。

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関連記事メルボルン留学で通える学校はどんなところがある？おすすめの11校を解説！

2022.09.24

メルボルン留学の費用目安

メルボルンへの留学費用の目安は、期間別に以下の通りです。

費用は、学校や滞在先の家賃、生活費のかけ方などによっても大きく異なります。時期などにもよりますが、メルボルンへの1ヵ月程度の留学であれば、50万円未満程度の費用で行くことも可能です。

メルボルン留学の内訳別費用の目安

メルボルンへの留学費用の内訳は次の通りです。

メルボルンへの留学には主に上記のような費用がかかります。

学費や生活費は滞在中ずっとかかる費用であり、金額も大きいため、事前に確認や計算をしてみるとよいでしょう。

アメリカ・カナダ・フィリピンとの留学費の比較

アメリカやカナダ、フィリピンといったオーストラリア以外の留学先として人気の都市との費用の比較は以下の通りです。

メルボルンはフィリピンよりは費用が高くなりますが、アメリカやカナダに比べると費用を抑えて留学できることが分かります。

また、メルボルンは東京よりも物価水準が15％ほど低い都市です。一方、シドニーは東京よりも6％物価水準が低い都市となりますので、メルボルンは東京・シドニーよりも生活費を抑えて暮らすことが可能です。

各国の留学費について、より詳しく知りたいという方は以下ページもあわせてご覧ください！

▶ フィリピンの留学費用はいくら？ 留学期間別の学費やそのほか生活費等の内訳]

▶ 【期間別】カナダ留学にかかる費用一覧

メルボルン留学の出発前にかかる費用の内訳

ここからは、メルボルンへの留学でかかる費用の内訳の詳細を解説していきます。

入学金・学費

メルボルン留学にかかる学費は、1年で平均108〜180万円ほど、1ヵ月で約8〜15万円程度となっています。

通う学校や授業数、コースによっても差が大きい項目です。入学時には、入学金として2万円程度がかかるようです。

学校のキレイさや設備などでも費用は異なります。

航空券代

メルボルンにはメルボルン空港があります。日本からであれば成田空港からの直行便が最も便利でしょう。

航空券代は約8〜13万円ですが、燃料サーチャージや時期によっても上下します。費用を抑えたいのであれば、繫忙期などに渡航するのは避けた方が無難です。

パスポート・ビザ申請費

パスポートは、10年間有効なものを取得する場合、手数料込で16,000円が必要です。もちろん、すでに取得していて期限内であれば利用可能です。

ビザは、観光ビザなら3ヵ月は2,000円程度、ワーキングホリデービザは1年有効なもので48,000円程度、学生ビザは62,000円程度で期限は学校が指定するものとなっています。

パスポートとビザの両方を取得する場合、費用は約2〜8万円です。

健康診断料

学校に事前に健康診断を受けるように指示をされた場合、日本の病院などで健康診断を受けるための費用がかかります。

料金は診断の項目や病院によって異なりますが、5,000〜10,000円程度であることが多いようです。

健康診断料の費用は、自分に必要な検査項目のみを絞り、必要のない検査を受けないことで抑えるという方法があります。

海外旅行保険

オーストラリアに留学する場合、学生ビザ利用者はOSHCという3ヵ月で約13,000円ほどの費用の保険への加入が義務となっています。

ただし、OSHCでは盗難などに対する補償がない、治療費が満額補償されるわけではないなどの注意点があります。

そのため、海外旅行保険にも加入しておくと安心です。海外旅行保険の費用は、半年で約8〜12万円程度です。

現地生活でかかる費用の内訳

ここからは、メルボルン留学における現地の生活でかかる費用について解説します。現地に行く前にぜひ把握しておきましょう。

ビザ延長費

ビザを延長する場合、学生ビザの延長申請料はA$630（約57,000円）が必要となり、さらに延長申請が2回目の場合はプラスA$700（約64,000円）がかかります。

ビザの延長申請は、初回の学生ビザ申請と同じように「eVisa」からオンライン申請が可能です。

光熱費

光熱費は、ホームステイなどであれば滞在費用に含まれる場合がほとんどです。ルームシェアの場合は、ルームメイトと折半するケースが多いですが、全体の家賃に含まれているケースもあります。

なおメルボルンは、オーストラリアのなかではシドニーよりも物価が安い傾向にあるため、家賃もやや安めに設定されています。

教材費

教材費は、学ぶ内容など使用する教科書などによって大きく異なります。1冊の代金は2,000円程度が相場ですので、10,000円程度と考えてよいでしょう。

生活費

生活費には、日々の食費と語学学校への交通費、そのほか日用品の購入費などが含まれています。

オーストラリア留学の生活費を抑えるうえでもっとも重要なのが、食費です。より具体的にいうと、”いかに外食を減らし自炊するか”がポイントです。

オーストラリアでは外食でランチするだけで、2～3,000円はかかります。しかし、スーパーで食材を購入し自炊すると、日本とさほど出費は変わりません。

英語の勉強で忙しかったとしても、無理のない範囲で自炊を心がけてください。毎日の積み重ねで出費を抑えることができます。

滞在費

滞在費はいわゆる家賃のことです。オーストラリア留学で賃貸を借りて生活することは一般的ではありませんので、ここではホームステイとルームシェアに絞って説明します。

ホームステイをした場合、一人部屋の料金で1週間＄250～＄320（約34,000～43,000円）ほど、1カ月換算で約12～17万円ほどがかかります。

一方、数名でルームシェアをした場合、1週間＄180～＄250（24,000～34,000円）ほど、1カ月換算で約8～12万円ほどがかかります（2名でシェアの場合）。

ホームステイでは一人部屋が用意されていることに加え、朝晩の食事付きであることが一般的です。ステイ先のご家族とも交流でき、語学面を超えた文化的な交流ができるでしょう。

ルームシェアでは数名で部屋をシェアするので、同居人と親しくなれればその後にも続く友人となるでしょう。しかし、プライベートな時間が作りづらいので、一人の時間が欲しい方にはフィットしないかもしれません。

双方のメリット・デメリットを冷静に比較して、自分にあった滞在方法を選んでくださいね！

メルボルン留学の費用を抑えるポイント

メルボルンに留学する場合、費用を抑えるためのポイントがいくつかあります。この項目では、そのポイントについて解説していきます。

適切なコマ数の授業のコースを選択する

留学の目的は授業を受けることなので、できるだけ勉強を優先するべきです。

ただし、費用についても授業料が大きな割合を占めるため、必要以上に授業を受けることはおすすめしません。自分の目的や実力にあった適切なコースを選ぶことで留学費用を抑えることも可能です。

アルバイトをして留学中も生活費を稼ぐ

留学中の費用を抑えるためには、無理のない範囲でアルバイトをするのがおすすめです。

オーストラリアでは週20時間以内であれば学生ビザでも就労が可能となっています。賃金の平均は日本円で時給1,200〜1,500円ほどです。

アルバイト先としては、メルボルンの名物スポットとも言えるカフェや日本料理店など日本に関する場所が人気となっています。

必要以上の補償内容の留学保険を選んでいないか確認

留学保険は、半年で約80,000〜12,000円となかなか高価な買い物です。

学校の指定があるなど自分で選べない場合以外は、補償内容が必要なものか、使わないオプションなどを付けていないかを確認して、適切なものを選ぶことをおすすめします。

メルボルンはシドニーより物価が低く留学しやすい都市

この記事では、メルボルン留学でかかる費用について解説しました。

メルボルン留学は、同じオーストラリアの都市であるシドニーと比べると、物価が安い分、生活費などが安くなる傾向にあります。

メルボルンは自然と文化が共存した魅力溢れる都市ですので、ぜひ留学の候補にしてみてください。