シドニーの天候や気候とは？シドニー留学希望者が気になる時期別の気候情報

日本との時差が少なく、一年を通して比較的温暖で過ごしやすい気候のため、留学やワーキングホリデー先として人気の高いシドニー。そんなシドニーの天候・気候について、皆さんはご存じですか？ 

四季が真逆…？ 温暖で過ごしやすい…？ というイメージはあっても、具体的な気温やエリアごとの天候が分からないという方へ。

こちらの記事では、留学希望者が気になるシドニーの天候の特徴・気候情報・シドニー留学におすすめの時期についてまとめました。

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2023.01.17

シドニーの天候・気候の特徴

シドニーは、オーストラリア南東部ニューサウスウェールズ州の州都で、日本とシドニーの時差は約1時間ほどあり、日本のほうが1時間遅れています。

シドニーは年間を通して降水量が少なく、年間平均気温が8〜27℃に変化をする「温帯温暖湿潤気候」です。

日本と同様に四季があり、春（9月〜11月）・夏 （12 月〜 2 月）・秋 （3月〜 5 月）・冬 （6月〜 8 月）と時期が真逆となります。

シドニーの年間の気温

1年を通じて、比較的温暖な気候で過ごしやすいシドニー。皆さんは、月ごとのシドニーの気候についてご存知ですか？ 

シドニーの気候情報を「気象庁」が集計したデータをもとにお伝えします。

シドニーの気温は年間を通じて8〜27℃に変化し、夏季は気温が上がるものの湿度が低いため過ごしやすく、冬季も晴れてる日中は暖かく感じられる日が多いです。

日本と同様に四季の変化はありますが、日本ほど季節の違いによる気温差はなく、安定しているのが特徴です。

オーストラリアは、上空で紫外線を吸収する作用を持つオゾン層が薄いとも言われており、日本よりも日差しが3倍強いとされています。

そのため、3人に2人が70歳までに皮膚がんになるという調査結果もあり、年間を通して政府が積極的に紫外線対策を呼びかけています。シドニーを訪れる際は紫外線対策をしっかりと行いましょう。

※ 引用元：国土交通省 気象庁「地点別データ・グラフ   (世界の天候データツール（ClimatView 月統計値）)」 

シドニーの春

シドニーの春は9月〜11月の期間で、9月になると寒さが落ち着き、11月くらいになるとだいぶ温かくなります。

朝晩は冷えやすいので、長袖のTシャツを中心に、カーディガンやジャケット・ストールなどで調節して過ごすといいでしょう。

降水量もこの時期は少ないため、留学や旅行にもっとも最適なシーズンです。

シドニーの夏

シドニーの夏は12月〜2月の期間で、日本の夏ほど気温が高くならず、湿度が低いため木陰に入ると涼しく感じることも多く、比較的過ごしやすいのが魅力です。

公共交通機関の車内や、ホテル・ショッピングモール・レストランなどの室内は、クーラーが強く効いているところが多いため、上着を一枚用意しておくといいでしょう。

シドニーの秋

シドニーの秋は3月〜5月の期間で、年間の中でも雨が多い時期となります。

3月〜4月の晴れた日中は上着なしで出かけられる日もありますが、3月〜4月は昼夜の寒暖差が激しくなり、5月に入ると本格的に冷え込むため、羽織れるものを持ち歩いていくことをおすすめします。

シドニーの冬

シドニーの冬は6月〜8月の期間で、なかでも7月はもっとも寒くなります。

シドニー市内では1836年以降、雪は観測されていませんが、朝晩は10°Cを下回る日が続くため、厚手のコートやマフラーなどを準備しておくといいでしょう。

シドニーの海水温

シドニーの海水温は年間を通して冷たく、12月〜2月の夏の時期でも水温が 21.9〜 23.7℃ほどです。もし、夏の時期以外に海に入りたい場合は、ウエットスーツの着用をオススメします。

シドニーの時期別のイベント・楽しみ

現地の季節行事・イベントなどに積極的に参加して、時期ごとに違ったシドニーの魅力を体験することで、より充実した留学生活を送ることができるでしょう。

春　9月～11月

【シドニーマラソン】

シドニーマラソンは 毎年9月に開催されます。フルマラソン、ハーフマラソン、10kmラン、3.5kmランと４つのコースが用意され、各々の体力にあったコースを選択、参加することができます。

留学の楽しい思い出に、お友達を誘って参加されてみてはいかがですか。

【スカルプチャー・バイ・ザ・シー】

世界最大級の無料の野外彫刻展で、ボンダイ･ビーチからタマラマ･ビーチにかけての海岸沿いの美しい景色をバックに作品が展示されます。

毎年、国内外から選出された100以上のアーティストの作品が3週間にわたって展示され、ファミリーやペット連れも多く、穏やかな雰囲気の中で気軽にアートを楽しむことができますよ。

夏　12月～2月

【シドニー・ニューイヤーズ・イブ　カウントダウン】

シドニーでは、毎年大晦日に大規模なカウントダウンイベント「シドニー・ニューイヤーズ・イヴ」が開催されます。

世界の中でもいち早く新年を迎えるシドニーのカウントダウンイベントは、世界的にも有名で国内外から100万人以上の人々が集まります。

【シドニー・フェスティバル】

世界各国から1,000人以上のアーティストが集まる、芸術と文化の総合イベントです。

オペラハウスやハイドパーク・道路など、シドニー市内の様々な場所で、演劇・コンサート・ライブ・ミュージカル・ダンス・演劇・マラソン・アート・映画などを堪能することができます。

秋　3月～5月

【マルディ・グラ】

毎年シドニーで行われている世界最大級のLGBTQIのイベントです。

世界中から50万人以上の人達が集まり、アートや音楽・フェスティバルなどセクシュアルマイノリティーに関するイベントが盛りだくさんです。

毎年イベントの最終土曜日に行われるマルディグラ・パレードは、シドニー市内中心部にある道路約2kmを封鎖して行われます。

【シドニー・ロイヤル・イースター・ショー】

2週間に渡ってシドニーオリンピックパークで開催されるオーストラリア最大規模のイベントで、毎年約90万人が参加します。

今から190年以上前に、オーストラリアの農業の発展を祝うために始まったイベントで、動物との触れ合い・パレード・遊園地・ショッピングなど、大人から子供まで楽しむことができるイベントがたくさんあります。

【ビビッド・シドニー】

毎年5月下旬から6月中旬までの初冬に開催される、光の祭典ビビッド・シドニー。

光・音・アイディアを元にシドニー全体で行われる南半球最大級の光の祭典で、シドニーの代表的なランドマーク・オペラハウス・ハーバーブリッジなどが、プロジェクションマッピングや光で彩られます。

冬　6月～8月

【スマッシュ】

スマッシュは、オーストラリア最大の漫画・アニメの祭典で、シドニーで1年に一度2日間にわたって開催されます。

日本からも多くのアニソンシンガーや声優がゲストとして登場し、世界各国からも漫画やアニメ好きの方が集まります。

【シティ・トゥ・ サーフ】

シティ・トゥ・ サーフは、シドニー有数の絶景を楽しみながらランニングができる市民マラソン大会です。

14㎞と距離が短く、仮装をして走っている人やのんびりと歩いている人など様々な人が参加をしているので、留学の思い出にお友達と参加されるのもおすすめですよ。

※ 参照元： Tha 11 Best Annual Events In Sydney

シドニーでの服装と持って行ったほうがよい物

シドニーでの服装は、基本的に日本の季節ごとの服装と変わりません。シドニーの四季は、日本の1年間の寒暖差ほど厳しくはないですが、季節に合わせた服装が必要となります。

春と秋は、朝晩の冷え込みが激しくなるため、持ち歩きのできるジャケットなどがあると便利でしょう。

またシドニーは晴れている日が多く、紫外線が日本の3倍であることも踏まえ、帽子・サングラス・日焼け止め等を事前に準備しておくといいでしょう。

国際色豊かなシドニーで充実した留学生活を！

シドニーは日本と同様に一年を通して気温が変わるため、四季を楽しむことができます。

冬季でも晴れている日は、暖かさを感じる日も多く、日本ほど気温の寒暖差が大きくないため、比較的過ごしやすい気候だと言えます。

特に春の9月〜11月は、降水量も少なく、気温も上がり始めるため、とても過ごしやすいですよ。

費用を抑えて留学をしたいと考えている人は、大型連休などは避け、オフシーズンとされている冬季（6月〜8月）や、LCC・経由便などを利用して留学を検討されてはいかがでしょうか。

様々な国の人が暮らすシドニー。多国籍文化であるからこそ、お互いの英語を理解しようとしてくれる人が多く、学校で習ったことを現地の生活で活かせる環境が多く存在します。

シドニーへの留学を決意することは、人生の一大イベントであり、その後の人生に大きな影響を与える期間であるはず！

しっかりと事前準備をして、充実したシドニー留学にしてくださいね！