シドニー留学の費用はいくらくらいかかるの？学費や生活費などを徹底解説！

日本からの留学先として非常に人気の高いのが、オーストラリアのシドニーです。記事では、シドニー留学の費用の目安や出発前にかかる費用の内訳、現地でかかる費用などを解説します。

シドニーへ留学を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

↓シドニー留学の語学学校に関する情報は以下をチェック↓

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2023.01.25

シドニー留学の費用目安

シドニーでの留学費用の目安は、留学期間ごとに以下の通りとなっています。

上記は、語学学校での授業料、滞在費、航空券代、現地での生活費など留学に最低限必要な費用を合計した目安の金額です。

留学先の語学学校の授業料や滞在方式がホームステイ、寮、シェアハウスなどのどれを選ぶかなどでも大きく異なります。

また、滞在中に観光をたくさんしたい、語学学校以外でも学びたいという場合は追加の料金がかかるでしょう。

シドニー留学の内訳別費用の目安

シドニーでの留学費用の内訳の目安は、以下の通りです。

生活費や語学学校の費用は、生活スタイルが学校によってかなり差があります。

また、パスポートは10年有効のもので2,000円ですが、学生ビザを取得する場合は50,000円以上かかる場合があるので注意してください。

アメリカ・カナダ・フィリピンとの留学費の比較

アメリカ・カナダ・フィリピンといった他の留学先として人気の国とシドニー（オーストラリア）との留学費用の比較は以下の通りです。

シドニーは、アメリカやカナダといった北米の国よりは費用を押さえて留学できることが分かります。一方、「格安」の印象が強いフィリピンよりは留学費は高いです。

これは、フィリピンが他の三国と比べて物価水準が低いためです。「総務省統計局」がまとめた「世界の統計」内の情報によると、アメリカの平均月収が4,502ドル（約57万円）であるのに対し、フィリピンは309ドル（約3.9万円）という低さです。

各国の留学費について、より詳しく知りたいという方は以下ページもあわせてご覧ください！

▶ フィリピンの留学費用はいくら？ 留学期間別の学費やそのほか生活費等の内訳]

▶ 【期間別】カナダ留学にかかる費用一覧

シドニー留学の出発前にかかる費用の内訳

次は、シドニー留学の出発前にかかる必要について詳しく解説します。出発前には、前払い分の学費を支払ったり、パスポートなどの申請代や健康診断の費用などがかかります。

それでは、見ていきましょう。

入学金・学費

入学金や学費は、留学する語学学校によって大きく費用が異なります。また、同じ学校であっても週に何時間程度の授業があるコースなのかなどによっても違います。

目安としては、入学金が2〜5万円程度、教材費が1万円程度、月の授業料が10万円程度です。1年で考えると、平均100～180万円ほどは見込んでおくべきでしょう。

もし学費を抑えたいという場合は、同じ期間留学するとしても週の授業数（コマ数）を減らすなどの調整が必要です。

航空券代

日本からシドニーまでの航空券代は、往復で約8〜13万円です。日本国内で国際空港まで距離がある場合は、そのための移動費が別途必要になるので注意してください。

また、航空券代は、時期によっても大きく異なります。正月やお盆、大型連休中に移動する場合はさらに費用がかかることもあります。

パスポート・ビザ申請費

パスポートとビザの申請費は、ビザの場合は観光ビザ・学生ビザ・ワーキングホリデービザのどれなのかによって異なります。オーストラリアはビザなしでは滞在できない国です。

まずはじめにパスポートについてですが、パスポートの費用は一定であり、10年間有効なパスポートを取得する場合、手数料込で16,000円が必要となります。

3カ月間有効な観光ビザの場合は2,000円程度、1年間有効なワーキングホリデービザの場合は48,000円程度、有効期限が学校の指定によって異なる学生ビザは62,000円程度が必要です。

パスポートとビザを合わせると20,000〜70,000円程度かかると見積もっておいた方がいいでしょう。

ただし、ビザの費用や有効性、期限などは制度が変更されることがあるので、留学前に確認してみてください。

健康診断料

健康診断料は、必要な健康診断の項目や診断を受ける病院によって異なります。また、学校で提出の必要がないということを通知された場合は、診断自体する必要がありません。

学生が学校や就職時に会社に提出するような健康診断は5,000〜10,000円が金額の目安です。

海外旅行保険

海外旅行保険は、シドニーでケガや病気、盗難などの非常事態があった時に頼りになる保険です。保険に加入していない場合、病気などで医療費が高額になってしまい支払いができないという可能性もあります。

オーストラリアでは、学生ビザで留学する学生にOSHCという保険への加入を義務付けています。OSHCの費用は、3ヵ月で約13,000円です。

しかし、OSHCでは補償の範囲外となる事柄もあるため、念のため、海外旅行保険に入っておけば安心でしょう。

海外旅行保険の費用は、有効期間が半年のもので約8〜12万円程度が必要です。

現地生活でかかる費用の内訳

シドニーへ留学すると、当然、現地での生活でもお金が必要となります。現地でお金に苦労しないためにも前もって生活費などの相場を理解しておくことが大切です。

シドニーの現地の生活で実際にかかる費用についてお伝えします。

ビザ延長費

ビザを延長する場合、学生ビザの延長申請料はA$630（約57,000円）が必要となり、さらに延長申請が2回目の場合はプラスA$700（約64,000円）がかかります。

ビザの延長申請は、初回の学生ビザ申請と同じように「eVisa」からオンライン申請が可能です。

光熱費

光熱費は、ホームステイや寮の場合は、家賃に含まれる場合もあります。また、シェアハウスであれば、一緒に生活しているメンバーとの折半となります。

教材費

教材費は、学校で利用する教材や留学の期間などで異なりますが、10,000円以下程度であると考えてよいでしょう。ただし、特殊な教材が必要な場合などはさらに金額が上がることも予想されます。

また、学習面では教材費の他に資格試験の受験をする場合は受験料が自己負担の場合もあります。

生活費

生活費には、日々の食費や交通費や日用品の購入費などが含まれています。このうち、一番比率が大きいのが食費です。

食費は外食が多くなってしまうと、日本で外食するとき以上に出費がかさみます。日本でランチを食べると1,000円以内に収まることが多いですが、オーストラリアでは2～3,000円は覚悟しておかなければなりません。

月々の食費を抑えたいのであれば、可能な限り、スーパーで買い物し自炊することが大切です。スーパーの食材は日本ともさほど変わらない（やや高い）くらいなので、節約すると月の食費は約3万円まで抑えられるでしょう。

交通費は都市の中心部に住むのかそうでないのかによって変わってきます。オーストラリアにはバス・電車・トラム・フェリーなどの交通手段がありますが、多くの留学生は基本的にバスを利用することと思います。

バスは週＄25～＄50（3,400～6,800円）ほどかかります。郊外に住むとその分、滞在費は抑えられますが交通費はかかってしまいます。双方のバランスを考えて住む場所を決めましょう。

滞在費

滞在費はズバリ家賃のことです。オーストラリア留学では、日本の一人暮らし（つまり賃貸を借りる）ことは一般的ではありません。そのため、ここではホームステイとルームシェアの2つの選択肢を考えてみます。

ホームステイ先は語学学校が手配してくれるケースが多いです。一人部屋が用意されており、朝晩の食事も提供されます。また、ホームステイ先のご家族と交流することで、語学学校の授業の枠を超えた語学学習が得られるでしょう。

一方、ルームシェアは語学学校が運営する寮に滞在するケースと民間のサービスでルームメイトを探す方法があります。2名以上と同部屋で暮らすため、滞在費を抑えることができる一方、プライベートな時間はあまり得られないでしょう。

ホームステイの場合、一人部屋の料金で1週間＄250～＄320（約34,000～43,000円）ほど、1カ月換算で約12～17万円ほどです。ルームシェアの場合、1週間＄180～＄250（24,000～34,000円）ほど、1カ月換算で約8～12万円ほどです。

シドニー留学の費用を抑えるポイント

シドニー留学の費用を抑えるためには、以下のポイントに注意するとよいでしょう。

• メリハリを付けた予算配分にする
• アルバイトをする
• 航空券が安い時期を狙う

それぞれのポイントについてくわしく解説します。

無駄な費用は使わないなどメリハリを付けた予算配分にする

シドニーへの留学で費用を抑えたいとしても、肝心の学習や観光などの費用を抑えてはせっかくの海外留学の醍醐味を味わえません。

必要と判断される自己投資には惜しみなくお金を使い、必要のない部分は抑えるといったメリハリのあるお金の使い方をすると良いでしょう。

滞在先の設備にもよりますが、食事が付いていないならば自炊するなどの方法も有効です。

語学留学生でもアルバイトは可能なので働くことも検討する

オーストラリアでは、ワーキングホリデーをする人はもちろん、学生ビザでも就労が可能です。

海外での就労体験は語学の勉強になるだけでなく、社会経験としても得難い経験ですのでアルバイトをしてみることをおすすめします。

金銭的な負担が抑えられるだけでなく、貴重な体験ができるという一石二鳥の方法です。

航空券が安い時期を狙う

留学の時期を選ぶことができるのであれば、できるだけ費用のかからない時期に留学をするのがおすすめです。

特に正月や夏休みなどは航空券が高価になる傾向があるため、出発や帰国の時期としては避けた方がいいでしょう。

シドニーへの旅行のハイシーズンは春である10〜11月とVivid Sydneyというお祭りが行われる5月の後半から6月半ばの期間です。シーズンオフを狙いたいのであれば、この期間は避けた方がいいでしょう。

シドニーは北米よりも費用を抑えて留学できるおすすめの都市

シドニーは、フィリピンなどの東南アジア地域よりも留学費用が高価な傾向にありますが、アメリカやカナダなどの北米よりもお得に留学できる人気の国です。

1ヵ月程度の短期留学であれば30万円程度から可能ですし、1年単位でも300万円程度から留学が可能となっています。ぜひ、留学先の候補として検討してみてください。