監修者末永 真一
カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002|カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。現在までサポートしてきた留学生数は1万人以上。カナダ留学情報を発信するX(Twitter)アカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万以上。
カナダは日本よりも早くからお酒が飲めるということを知っていますか?
ただ、ややこしいことに、州ごとに18歳もしくは19歳以上と異なります。
自分の滞在先での飲酒可能年齢をしっかり把握して、間違いのないようにしましょう!
この記事ではカナダでの飲酒可能な年齢と、カナダでの飲酒のルールを紹介します。
このページの目次
カナダでの飲酒可能な年齢
カナダでお酒を楽しむためには、まずその地域の法律に則った飲酒可能年齢を理解することが重要です。カナダでは、州によって飲酒可能年齢が異なり、一般的には18歳または19歳からと定められています。
たとえば、ケベック州、アルバータ州、マニトバ州では18歳から、それ以外の州では19歳からとなっており、この年齢に達していれば合法的にアルコールを購入し、消費することができます。しかし、これはあくまで法的な最低年齢であり、各地域や店舗によっては、さらに厳しいルールが設けられている場合もあるため、訪問先のルールを事前に確認することが肝心です。
また、飲酒可能年齢に達していても、公共の場での飲酒や運転中の飲酒は禁止されているため、カナダでの飲酒には責任ある行動が求められます。
カナダにいる18歳の日本人の飲酒はOK?
カナダにいる18歳の日本人の飲酒はOK? この疑問に対する答えは、その日本人が滞在している州によって異なります。前述の通り、ケベック州、アルバータ州、マニトバ州では18歳から飲酒が許可されているため、18歳であれば問題なく飲酒を楽しむことができます。しかし、オンタリオ州やブリティッシュコロンビア州など、19歳から飲酒が可能な州では、18歳では飲酒が認められていません。日本では20歳から飲酒が可能ですが、カナダでは州によって異なるため、18歳の日本人がカナダで合法的にお酒を飲むためには、滞在先の州の法律を確認し、遵守する必要があります。
また、カナダでは飲酒時に年齢確認を求められることが多いので、パスポートや年齢が証明できる身分証明書を携帯することを忘れないようにしましょう。
日本とは違うカナダの飲酒に関するルール
日本とは違うカナダの飲酒に関するルールについて、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
IDや身分証明証の所持を忘れずに!
カナダでお酒を楽しむ際には、IDや身分証明証の携帯が不可欠です。バーやレストランでの注文、酒店での購入時には、年齢確認のために必ず提示を求められます。運転免許証やパスポートなどの公的な身分証明書を用意し、常に持ち歩く習慣をつけましょう。これを怠ると、飲酒の機会を逃すだけでなく、法的なトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
コンビニでお酒が売ってない
カナダでは、日本のようにコンビニでアルコールを購入することはできません。アルコール類は専門のリカーストアや一部のスーパーマーケットでのみ販売されています。そのため、急な飲み会やパーティーでお酒が足りなくなったときでも、コンビニで手軽に買い足すということができないので注意が必要です。事前に必要な量を確保しておくことをお勧めします。
屋外での飲酒が禁止
カナダでは、公共の場所での屋外飲酒は一般的に禁止されています。公園やビーチなどでお酒を楽しむことはできませんので、このルールには特に注意が必要です。違反すると罰金を科されることもあるため、屋外での飲酒を考えている場合は、その地域の法律を事前に確認しましょう。
午前3時以降の飲酒ができない
また、カナダの多くの地域では、午前3時以降の飲酒が禁止されています。バーやクラブはもちろん、プライベートなパーティーにおいてもこのルールは適用されることがあるため、夜遅くまで飲酒を楽しむ計画を立てる際は注意が必要です。違反した場合には、営業許可の取り消しや罰金などのペナルティが科されることもありますので、事前に確認しておくことをお勧めします。
カナダでお酒の飲める年齢 まとめ
カナダでの飲酒可能年齢について、この記事を通じて理解を深めていただけたでしょうか。州によって18歳または19歳と異なるため、訪れる地域によっては日本とは異なる注意が必要です。また、IDや身分証明証の所持、コンビニでのお酒の販売がないこと、屋外での飲酒禁止、午前3時以降の飲酒禁止など、カナダ独自のルールも把握しておくことが大切です。カナダでの楽しい滞在と飲酒体験のためにも、これらの情報を念頭に置いておくことをお勧めします。安全で快適な旅行をお楽しみください。