「フィリピン留学が決まった友人や兄弟にプレゼントを渡したい!」……そう考えている方もいらっしゃることでしょう。
せっかく贈るプレゼントですから、相手には喜んでもらいたいですよね。では、具体的に何を贈ればよいのでしょうか?
そこで記事では、フィリピンに留学する方へ贈るプレゼント選びのポイントや注意点・おすすめのギフトなどをご紹介します。
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このページの目次
フィリピン留学する友達へのプレゼントの選び方・ポイント
プレゼントは「受け取る相手の目線に立って選ぶ」ことが重要です。持ち運びがしやすく、かつ現地で重宝するもの、という視点で選びましょう。
それでは、3つのポイントをご紹介します!
かさばりにくく軽いモノを選ぶ
飛行機の荷物の預け入れには制限があります。
厳密には航空会社によって異なりますが、例えばJALとANAのエコノミークラスの場合、重量23kg以下、横幅・奥行・高さの合計が203cm以下(ANAは158cm以下)の場合は荷物を2個まで無料で預けることが可能です。
一方でこれらを超えるとオーバーした分だけ超過料金が発生します。そのため、海外留学生は荷物をなるべく減らしたいと考えています。
プレゼントを贈る時には、このような相手の考え・事情を理解して、なるべく”かさばりにくく軽いモノ”を選ぶようにしましょう。
※ 参照元:絵でわか~る はじめての海外旅行
留学先で入手しにくいものを選ぶ
フィリピンには日本人留学生が多く滞在していますが、かといって日本人向けの商品が豊富に手に入るわけでありません。
特に、日本で日常的に食べていた日本食や日本の化粧品・文房具などが恋しくなることでしょう。
街を探せば、日本食品や日本製品を取り扱っているアジアンマーケットや日本人向けスーパーも存在しますが、日本で購入するよりも割高であったり、品ぞろえが不十分なことがあります。
そのため、日本の生活を思い出し、長持ちする「インスタント食品や日本茶」などが重宝されるでしょう。また、日本人の肌に合わせた化粧品や昔から親しみのある文房具なども喜ばれるはずです。
数や量があっても困らないモノを選ぶ
あなたが贈るプレゼントを受け取る友達は、他の人からもプレゼントをもらう可能性があります。
留学先でのプレゼントは、他の人と重複することがありますので、いくらもらっても困らないものを選ぶとよいでしょう。
例えば、日常生活で必ず使う消耗品などがおすすめです。
プレゼント選びで注意すべきこととは
フィリピンに留学する方に贈るプレゼントにはいくつかの注意点があります。
これらの注意点を守らないと最悪の場合、空港で持ち運びを禁止される恐れもあります。
問題なくフィリピンに持ち運び、かつ贈る相手に喜んでもらうために意識しておくべき注意点を解説します。
持ち込み禁止物に気を付ける
ヘアスプレーや殺虫剤は、飛行機に預け入れることが禁止されています。
モバイルバッテリーなどは、手荷物としては持ち込めますが、預け入れ荷物としては許可されません。友達に手間をかけないように、このようなものを贈らないほうが無難です。
以下は持ち込み・預け入れが禁止されている危険物です。詳しくは利用する航空会社の情報をご確認いただければと思いますが、ぜひ参考にしてください!
禁止物 | 詳細 |
---|---|
高圧ガス | ライター用補充ガス キャンプ用ガス(酸素缶 など) ダイビング用ボンベ |
引火性液体 | オイルタンク式ライター オイルライター用燃料 ペンキ・塗料 |
火薬類 | 花火 クラッカー 弾薬 |
可燃性物質 | 徳用マッチ 炭 |
酸化性物質 | 小型酸素発生器 酸素系漂白剤 瞬間冷却剤 |
毒物類 | 殺虫剤 農薬 |
腐食性物質 | 液体バッテリー 水銀 加熱式弁当 空間除菌剤 塩素系漂白剤 |
放射性物質 など | – |
より詳しい機内持ち込み・預け入れに関する情報は、以下ページをご覧ください!
※ 参照元:政府広報オンライン「飛行機に持ち込めないもの お出かけ前に確認を!」
持ち込み制限品に気を付ける
機内への持ち込みや預け入れが禁止されていないものの、制限がかかっているものも存在します。
例えば、アルコールを含む飲料は一人5リットルまで。ヘアスプレーや香水・シェービングジェル・消毒剤・歯磨き粉・シャンプー・ハンドクリームは、1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下で一人合計2kgまたは2リットルまでと制限されています。
このように機内持ち込みの制限を超えてしまった場合、搭乗前に破棄される恐れもありますので、プレゼントを選ぶ際には注意が必要です。
※ 参照元:JAL「制限のあるお手荷物」
壊れやすいものに気を付ける
手荷物を預けると搬送の過程でスーツケースやバックパックに衝撃が加わったり、乱暴に扱われることもあります。
そのため、衝撃に弱いデリケートなプレゼントは充分に気を遣う必要があります。
プレゼントを贈る際には、「割れやすいから緩衝材で保護してね」と一言添えておく必要があるでしょう。
なるべく早めに渡しておく
留学中の友達にプレゼントを渡すタイミングにも注意が必要です。
海外留学の準備は大変なので、友達は必要なものを早めに整理してパッキングを進めているかもしれません。
渡航直前に「サプライズでプレゼントしたい!」という気持ちは理解できますが、機内で持ち込めるものや荷物の重さには制限があることも考慮する必要があります。
そのため、渡航日までに余裕をもってプレゼントを渡すのがよいでしょう。
フィリピン留学する友達におすすめのプレゼント
先ほどご紹介したプレゼントの選び方や注意点を踏まえて、フィリピン留学する友達や家族に渡したいおすすめのプレゼントを10点ご紹介します。
どんなプレゼントが喜ばれそうかを想像しながら、ぜひ参考にしてみてください。
インスタントの日本食
インスタントのラーメンや味噌汁・緑茶やスープは多くの人に喜ばれるでしょう。
フィリピンで日本食を食べると、物価の低いフィリピンの割には高額なので、インスタントの日本食はおすすめです。
日本メーカーのお菓子
フィリピンにも日本で流通しているお菓子は販売されていますが、プレゼントとして贈っても喜ばれます。
移動中や英語の勉強のお供としても重宝します。また、フィリピン人の先生や友人への日本土産としても喜ばれることと思います。
日本メーカーの文房具
英語の勉強で文房具を使用するかと思いますが、文房具は消耗品ですのでプレゼントとして喜ばれます。日本の文房具は世界的に見ても高品質である点もポイントです。
プレゼントを贈る知人の文房具の好みが分かっているのなら、好みに合わせたセレクトを心がけましょう。
Kindleなどの電子書籍
フライトやトランジットの間は手持ち無沙汰になりがち。そんな時のために紙の書籍でなく電子書籍をプレゼントするのもおすすめです。
アイマスクやネックピロー
海外へのフライトは時間がかかるため、乗っているだけでカラダに負担がかかるものです。機内で快適に過ごせるような品物を選ぶと役立ちます。
スリッパやルームシューズ
フィリピンでは室内でも土足ですので、外出用の靴のほかに足をラクにして過ごせるスリッパやルームシューズは必需品です。
フライト時は機内でもスリッパに履き替えられると快適に過ごせるでしょう。
シャンプーやスキンケア用品などのトラベルセット
機内は乾燥することが多いので、女性は手荷物に化粧水や乳液を持っておくことが多いです。
これらを現地で切らしてしまったときに、フィリピンで日本人の肌にあうスキンケア商品に出会えるかは分かりません。
手荷物・預け入れ検査で「液体」と認定されるスキンケア用品も多いため、プレゼントの量は多すぎないほうがよう注意する必要はありますが、特に女性に喜ばれるプレゼントでしょう。
ビーチサンダルなど海水浴グッズ
フィリピン留学では、特にセブに留学する方の多くが海水浴やマリンアクティビティを楽しむ機会が一度はあるはず。
現地でもリーズナブルに販売していますが、確実にニーズがあるので、プレゼントで贈るのもよいでしょう。
「クロックス」や「mont-bell」などのアウトドア用のサンダルは日常生活でも重宝するのでおすすめです。
手紙、写真アルバムやメッセージカード
手紙や写真アルバム・メッセージカードは、フィリピン留学生の“心を支えてくれる贈り物”です。
フィリピン留学は日本人に親しまれているとはいえ、不慣れな異国で生活すると時折、不安や孤独感に襲われる時があります。
そんな時、留学前に友人から贈られた手紙や写真アルバムはきっと留学生の心を支えることでしょう。
現金やギフトカード
相手に何が喜ばれるかイメージできないときは、現金やギフトカードを贈るのも一案です。
現金やギフトカードは少し生々しい印象がありますが、現実的には”確実に実用性があり喜ばれる”プレゼントです。
フィリピン留学は英語留学先の国のなかでは、物価も低くリーズナブルに留学できる国として有名ですが、それでもお財布のやりくりはきっと大変なはず。
「どういうプレゼントが好みか分からなかったから……」と一言前置きをして、贈ってみてはいかがでしょうか。
留学祝いのプレゼントの相場はいくらくらい?
フィリピン留学をする人へのプレゼントの相場はいくらくらいなのでしょうか?
高額すぎる印象を与えて、相手が重く感じてしまうのはあまりよくありません。
贈る相手との関係性にもよりますが、同僚や友人といった間柄であれば、数千円程度にとどめるのが無難です。
また、プレゼントを選ぶ際には、価格ではなく利便性を重視して選びたいですね。
相手が家族や親族の場合はもう少し高く、5,000~20,000円程度でもよいでしょう。
- 同僚や友達の関係性の場合 = 数千円ほど
- 家族や親族の関係性の場合 = 5,000~20,000円ほど
おすすめのプレゼントの相場リスト
最後に、プレゼントの相場についてご紹介します。こちらもプレゼント選びの参考としてぜひお役立てください。
プレゼント品目 | 相場 |
---|---|
インスタントの日本食 | 1,000~2,000円 |
日本のメーカーのお菓子 | 500~2,000円 |
日本のメーカーの文房具 | 500~2,000円 |
Kindleなどの電子書籍 | 1,000~2,000円 |
アイマスクやネックピロー | 1,000~3,000円 |
スリッパやルームシューズ | 1,000~3,000円 |
シャンプーやスキンケア用品などのトラベルセット | 1,000~3,000円 |
ビーチサンダルなど海水浴グッズ | 2,000~4,000円 |
手紙、アルバムやメッセージカード | 500~2,000円 |
現金やギフトカード | 5,000~20,000円 |
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留学生へのプレゼントはポイントをしっかり押さえて選ぼう!
記事では、フィリピンに留学する人へのプレゼント選びのポイントや具体的なプレゼント例をご紹介してきました。
留学生へのプレゼントは通常のプレゼント選びと比べて、考えなくてはならないことが増えます。
いくつかのポイントを守っていないと、相手に喜ばれないどころか出国時に持ち運びができない恐れもあります。
留学生ならではのプレゼント選びのポイントを押さえて、相手に喜ばれるプレゼントを贈りましょうね!