ハワイの天候や気候とは？ハワイ留学希望者が気になる時期別の気候情報

美しい海と大自然を満喫できることから、海外旅行や留学先として人気の高いハワイ。そんなハワイの天候・気候についてご存じですか？

常夏の島…？ 年中暖かくて過ごしやすい…？ というイメージはあっても、具体的な気温やエリアごとの天候が分からないという方へ。

記事では、留学希望者が気になるハワイの天候の特徴・気候情報・ハワイ留学におすすめの時期についてまとめました。

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2023.01.15

ハワイの天候と気候の特徴

ハワイは、多数の島と環礁からなる諸島で太平洋の中心に位置し、日本とハワイの時差は約19時間ほどで、日本のほうが19時間進んでいます。

ハワイの降水量は年間を通しても比較的少なく、年間平均気温が24〜30℃と一年を通じて温暖な「乾燥帯ステップ気候」です。

ハワイには「夏」と「冬」の2つの季節があり、雨の少ない乾季が「夏」にあたり、雨が比較的多い雨季が「冬」となります。

• 夏（乾季）5月～10月　最低気温23℃　最高気温31℃
• 冬（雨季）11月～4月　最低気温20℃　最高気温27℃

ハワイの雨季は、日本の降水量と比べるととても少ないため、気にするほどではありません。

ハワイの年間の気温

「常夏の島」のイメージがあるように、温暖な気候で一年中過ごしやすいハワイ。それでは、月別のハワイの気候はどうなのでしょうか？ 

オアフ島ホノルルの気候情報を「気象庁」が集計したデータをもとにお伝えします。

ハワイの気温は年間を通じて24〜30℃で、日本と比較すると寒暖差が少なく穏やかな気候です。一年中、東から西へ貿易風（偏東風）が吹いているため、気温が上がりすぎずとても過ごしやすいです。

また、ハワイ周辺の海水温は低く、仮にハリケーンが接近してもハワイに到達する前に勢力が弱まるため、上陸することが少なく、日本の台風のように心配する必要もありません。

※ 引用元：国土交通省 気象庁「地点別データ・グラフ   (世界の天候データツール（ClimatView 月統計値）)」 

ハワイの雨季

ハワイの雨季は11月〜4月の期間です。ハワイの雨季は日本の「梅雨」のように一日中、雨が振り続けるようなことは少なく、明け方や夕方に「にわか雨」が降る程度で、日中はビーチで泳ぐこともできます。

雨が降っている時は蒸し暑く感じますが、雨がやむとカラッと晴れて虹が見られることもしばしばあり、日本の梅雨の時期と比べると湿度が低いため、日本よりも湿度の不快さは少く感じるでしょう。

ハワイの乾季

ハワイの乾季は5〜10月の期間で、平均気温は30℃を超える程度で天候も安定しており、湿度が低く風もあるためとても過ごしやすい気候です。

ただし、日本よりも日差しが強いので、日焼けが気になる方は、サングラスや帽子・日焼け止めを持参しておきましょう。

海水浴やマリンアクティビティを楽しむのであれば、この時期に訪れるのがおすすめです。

※ 参照元：HAWAIIAN ISLANDS 天気・気候と服装

ハワイの海水温

ハワイの海水温度は、年間を通して変化が少ないため、とても快適です。

冬の曇っている日や風のあるときには、寒く感じることもありますが、ハワイ沿岸の海水温度は平均23.3℃、夏は高い時で26.7℃なので、1年を通じて海水浴を楽しむことができます。

ハワイの波の特徴

夏の海はどのビーチもとても穏やかですが、冬は強い潮の流れによって、どのビーチでも危険になる可能性があるため、遊泳禁止のサインに注意をしてライフガードの指示に従いましょう。

特にオアフ島の北部にある、サーフィンのメッカ「ノースショア」では、太平洋の嵐によって「うねり」が高くなり、冬にはビッグ・ウェイブが押し寄せます。

ハワイの時期別のイベント・楽しみ

現地の季節行事やイベントなどに積極的に参加して、時期ごとに違ったハワイの魅力を体験することで、より充実した留学生活を送ることができるでしょう。

1月～3月

【初詣・初日の出】

オアフ島にはハワイ出雲大社やハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮などもあり、初詣をすることができます。

また、ダイアモンドヘッド山頂やマカプウ岬などで、初日の出を見るツアーも人気があり、ハワイでの年明けを楽しめます。

【ホエール・ウォッチング】

冬のシーズンはクジラを間近に見ることができ、オアフ島ではホエールウォッチングクルーズがあります。また、マウイ島はホエールウォッチングのメッカで、沿岸からでもクジラを見ることができます。

【バーゲンセール】

各店舗ではクリスマスの後から「アフター・クリスマス・セール」が始まり、正月には「福袋」も売り出されるため、お得に買い物を楽しめます。

4月～6月

【メリー・モナーク・フェスティバル】

最も古いハワイ最大規模のフラダンスの祭典で、年に一度ハワイ島のヒロで3日間に渡って競技が行われます。

【50th ステート・フェア】

ハワイが50番目の州になったことを祝うお祭りで、5月下旬から6月下旬にアロハスタジアムの駐車場で開催されます。様々な食べ物を売る屋台が多数出店し、大規模な移動遊園地ができあがります。

【キング・カメハメハ・デー】

6月11日はハワイ王国を建国したカメハメハ大王を讃える日で、ハワイ各島をはじめ、大小さまざまなイベントが毎年開催されます。

7月～9月

【ビーチアクティビティ】

一年の中で最も暑く、晴天が続くこの時期は海も穏やかなため、ビーチアクティビティを満喫することができます。

「乾季は暑いのでは？」と心配される方もいるかもしれませんが、日本より湿度が低く、風もあるため爽やかで過ごしやすい気候です。

日照時間も長いため、普段なかなか行かないビーチや遠出をするのもおすすめです。

【夏のバーゲンセール】

7〜8月はショッピングセンターなどで、バーゲンセールが開催されます。アラモアナセンターやワイケレ・プレミアム・アウトレットなどに行くと、日本では考えられない値段でお買い物を楽しむことができます。

ブランドショップなどは、お店ごとにセールの開催時期が異なることもあるため、事前に確認しておくといいでしょう。

10月～12月

【トリプル・クラウン・オブ・サーフィン】

11月から12月にかけて行われるトリプル・クラウン・オブ・サーフィンは、世界中からトップサーファーがノースショアを訪れます。

サーフィンができない方でも、本場ならではの大会は見ているだけでも楽しむことができるでしょう。

【ホノルルマラソン】

ホノルルマラソンは 毎年12月初旬に開催されます。参加資格を得るための抽選や、競技終了の制限時間もなく、自分のペースでフルマラソンを完走したいという想いさえあれば、誰でも参加することができます。

留学の楽しい思い出に、お友達を誘って参加されてみてはいかがですか。

※ 参照元：HAWAIIAN ISLANDS オアフ島のイベント

ハワイでの服装と持って行ったほうがよい物

ハワイの日差しは日本よりも強いため、帽子・サングラス・日焼け止め等を持参し、熱中症と日焼けには十分気をつけましょう。

服装は基本的に1年間を通じて、日本の夏の服装で問題ありませんが、現地ではＴシャツにハーフパンツなどラフな格好をしている人がとても多い印象です。

盗難などの被害に合わないようにするためにも、ブランド物の服やバックなどは身に着けず、現地に馴染む格好をすることをおすすめします。

また、ホテルやショッピングモール・レストランなどの室内は、クーラーが強く効いているところが多いため、一枚上着を用意しておくといいでしょう。

常夏の島で充実した留学生活を！

ハワイは雨季と乾季に分けられますが、基本的に一年を通して温暖なためとても過ごしやすく、一年中ベストシーズンといえます。

ハワイ留学は費用が高いと思われがちですが、1〜2月はハワイがオフシーズンになるため、旅行者や留学生が少なくなり、航空券や語学学校の費用がプライスダウンします。

少しでも安くハワイ留学をされたい方は、この時期を狙って留学を検討されてみてはいかがでしょうか。

ハワイは旅行先としても人気が高いため、拙い英語でも一生懸命聞き取ってくれようとする現地の人も多く、語学学校で習ったことを実践できる場がたくさん存在します。

ハワイ留学に挑戦をすることは、誰にとっても人生の一大イベントであり、その後の人生に大きな影響を与える経験になるはず！

事前準備をしっかり行い、充実したハワイ留学にしてください！