【最新情報】アメリカ留学の再開状況とコロナ関連の情報について

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「アメリカへ留学したいけどアメリカのコロナウイルスの最新情報がわからない」「本当に私はアメリカ留学に行けるの?」そんな、不安を抱えた方もいらっしゃるかと思います。

2022年8月19日時点では、”アメリカ留学は可能”です。しかし、アメリカ留学のためにアメリカに渡航するには、いくつか満たさないとならない条件があります。

記事では、アメリカ留学希望者が気になる最新(22年8月19日時点)のコロナ関連情報をお伝えします。

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アメリカ留学の再開状況

まずはじめに、コロナの影響で現在(2022年8月19日時点)のアメリカ留学が再開しているのかについて解説したいと思います。

現在では、多くの学生たちが特に問題なく留学のためにアメリカへ渡航することができています。以前までは、アメリカへ渡航する際には、PCR検査による「陰性証明書」の提示が入国時に義務付けられていました。しかし、2022年6月22日以降より、義務は解除されました。

とはいえ、空路でアメリカに入国する場合、日本からアメリカへのフライトに搭乗する前にCOVID-19の完全予防接種を受けていることを証明する「ワクチン接種完了証明書」の提示が必要となります(一部のワクチン未接種者を除き)。

一部の例外を除き、ワクチンの接種が完了していない方は、アメリカへ入国することができません。また、2回目のワクチン接種を終えてから14日間以上経っていなければ、ワクチン接種完了とは見なされないので注意が必要です。

前もって、ワクチンの接種は済ましておきましょう。

※ 参照元:Requirement for Proof of COVID-19 Vaccination for Air Passengers  | CDC

※ 参照元:COVID-19ワクチン接種の要件 – 在日米国大使館と領事館

※ 参照元:【2022年9月最新】新型コロナウイルス アメリカ入国制限と対象国の最新情報 – ESTA Online Center

ワクチン接種完了証明書とは

アメリカ渡航の際に提示が義務付けられている「ワクチン接種完了証明書」には、氏名・生年月日・ワクチンの会社名・接種日とその接種した国などの必要な情報が確認できるように”英語表記で書かれたもの”を準備してください。

形式に関しては、紙媒体の証明書やデジタル版のどちらでも問題ありませんが、公的な機関が発行した証明証書以外は受け付けられないので十分に注意しましょう。

海外渡航用のワクチン接種完了証明書の取得は、紙媒体の場合は各市町村の窓口、デジタル版の場合は「接種証明書アプリ」より取得可能です。

厚生労働省が掲載している「​​新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書(接種証明書)について」では、取得方法についてより詳しく記載されています。詳しく知りたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

※ 参照元:Requirement for Proof of COVID-19 Vaccination for Air Passengers  | CDC

※ 参照元:新型コロナワクチン接種証明書アプリ|デジタル庁

※ 参照元:新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書について|厚生労働省

アメリカ入国時に義務付けられているもの

アメリカ入国時に義務付けられているもののなかには「ワクチン接種完了証明書」の他に、「CDC指定の宣誓書」「CDCへの情報提供書」の提出も必要です。

CDCとは「疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)」のことであり、アメリカ国内外の人々の健康と安全の保護を主導する立場にある連邦機関です。

電子渡航認証システム(ESTA)のホームページによると、以下のような個人情報を記載する必要があります。

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)指定の宣誓書

宣誓内容を選択し、宣誓者の氏名・宣誓日・署名の記載が求められます。

詳細はご利用の航空会社へお問い合わせください2~17歳の方および健康上の理由などで本人が申請できない場合は、保護者または代理人による宣誓が必要です。

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)への情報提供書

書式は航空会社によって異なり、米国滞在時の宿泊先や電話番号の記入が求められます。詳細はご利用の航空会社へお問い合わせください。

※ 参照元:【2022年9月最新】新型コロナウイルス アメリカ入国制限と対象国の最新情報 – ESTA Online Center

また、それぞれのアメリカ入国に必要な宣誓書の書き方と記入例は、「ESTA online center」の以下ページに記載されていますので、より詳しく知りたい方はご覧ください!

学生ビザ(F-1ビザ)で渡航するには

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F-1ビザは最も一般的な学生ビザで、政府認定のプログラムや認定大学、私立の高等学校で教育を受ける際に必要です。週18時間以上の就学を受講する際にも、このビザの取得が必要です。

F-1ビザは2021年12月28日から2022年12月31日までの期間、当事者が日本国籍であり、F-1ビザ※1を初めて取得または更新する場合は所定の条件を満たしていれば面接は不要となりました。

指定書類の郵送のみでF-1ビザを取得できます。

その条件※は、以下の通りです。

  • 日本国籍を有している
  • 日本に滞在している
  • F、Mまたは一部のJビザ(中高生、大学生、教授、研究者、短期滞在在学者、専門家に限る)を申請する
  • 日本、米国、またはその他の国で逮捕されたことがない
  • 次のいずれかの条件を満たしている
    1、過去にESTA(電子渡航認証システム)を利用してビザ免除プログラムで渡米したことがあり、ESTA申請が拒否されたことがない
    2、ビザの種類に関わらず、14歳以降に米国ビザを発行されたことがある

※ 引用元:FMJ Interview Waiver JA – 在日米国大使館と領事館
※1:F・Mまたは一部のJビザで同じ条件である

なお、公立の小・中学校または公費の成人教育プログラムに通うために米国に入国しようとする人には、学生 F-1 ビザは発給されません。

※ 参照元:Foreign Students in Public Schools

観光ビザ(ESTA)で渡航するには

観光ビザであるESTAは、主に90日以内の観光やビジネスを目的とした渡航、トランジットでアメリカに入国する際などに対象となるビザです。

しかし、90日以内の滞在で週18時間未満の就学となる留学生に対しても、ESTAは適用されます。条件に当てはまれば、ESTAでアメリカ留学することも可能です。

ただ、週18時間を超える就学の場合は、前章で説明したF-1ビザ等が必要となりますので注意してください。

ESTAはオンラインで簡単に申請可能です。しかし、偽物のESTA申請サイトも存在しているとのことですので、自分が申請しているサイトが公式のESTAのサイトであるかしっかり確認してから操作してください。

公式のESTAのサイトは以下です。

ESTAの公式サイト:Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection

ESTAの申請時期や手順・料金については、以下の在日米国大使館と領事館のサイトに詳しくまとめられています。

在日米国大使館と領事館のサイト:ESTA(エスタ)申請

アメリカ留学のコロナに関する情報取得先

アメリカに関する最新かつ正確な情報は、公的な機関が発信・掲載している以下のホームページから確認されることを推奨します。

多くのWebサイトや個人ブログの情報では最新のコロナ情報が更新されていないことがあります。

アメリカ留学や関連するコロナ情報を確認する際には、ページの最終更新日をチェックし、正しい情報を収集することを心がけてください。

【2022年9月最新】新型コロナウイルス アメリカ入国制限と対象国の最新情報 – ESTA Online Center

FMJ Interview Waiver JA – 在日米国大使館と領事館

水際対策|厚生労働省|日本政府

英語に自信のある方は、以下のサイトから情報収集するのもよいでしょう。

Centers for Disease Control and Prevention

最新のコロナ情報を確認し、アメリカ留学の準備を進めよう!

記事ではアメリカ留学の再開状況とコロナ関連の渡航情報についてお届けしました。

いま現在、アメリカへの留学は問題なく再開しています。しかし、渡航には「ワクチン接種完了証明書」「CDC指定の宣誓書」「CDCへの情報提供書」の準備が必要です。

しかし、コロナを取り巻く状況は今後も変化する可能性が多いにありますので、アメリカ留学を検討される際には、その時点の正しい最新情報を収集する意識を大切にして準備を進められてください!