オーストラリアの天候・気候とは？各都市別の気温や降水量・シーズン別おすすめの服装

英語留学先やワーキングホリデーの渡航先として人気の高いオーストラリア。北半球の日本とは違い南半球に位置し、その面積約770平方キロメートルの広大なオーストラリアの天候とは？

オーストラリア留学生が気になる天候・気候情報。そして、シーズン（季節）別の適した服装について解説します。

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2023.02.23

オーストラリアの天候・気候

オーストラリアは南半球に位置しているため、日本とは季節の進み方が真逆です。9～1月ごろが春・夏であり、3～８月ごろが秋・冬となります。

オーストラリアは北部のダーウィンやケアンズ・ブリスベンあたりは1年を通して暖かく、メルボルンやシドニー・キャンベラ・パースなど南部は冬になると涼しくなります。これは、南部のほうが南極に近いためです。

また、オーストラリアではシドニーやメルボルン・アデレード・パース・ホバートなどでは四季がはっきりしています。

一方で、ケアンズやダーウィン・ブリスベン・ゴールドコースなどでは四季はなく、雨季と乾季の2つに季節は分かれています。

オーストラリアの気候区分について

上記にこの記事で後に解説する4都市の気候区分をまとめてみました。以下がそれぞれの気候区分の解説です。

※ 参照元：ケッペンの気候区分 – Wikipedia

※ ケッペンの気候区分に関する参照元は、「Wikipedia」が一番網羅的だと判断し参考リンクを載せています

温暖湿潤気候（Cfa）

温暖湿潤気候（Cfa）は、日本の本州と同じ気候帯です。一年間を通して雨が降り、夏の暑さが厳しい気候帯となります。温暖湿潤気候（Cfa）の定義は以下の3つです。

• 最も寒い月の平均気温が－3～18℃
• 最も暖かい月の平均気温が22℃以上
• 雨が一年中降る湿潤であること

シドニーと同じく温暖湿潤気候（Cfa）と都市には、日本の東京や中国・上海、アメリカのアトランタやダラス、オーストラリアのブエノスアイレスなどがあります。

西岸海洋性気候（Cfb）

西岸海洋性気候（Cfa）は、温帯のなかでも1年を通して雨が降り、夏の暑さが厳しすぎない気候帯です。西岸海洋性気候（Cfa）の定義は以下の3つです。

• 最も寒い月の平均気温が－3～18℃
• 最も暖かい月の平均気温が22℃未満
• 雨が一年中降る湿潤であること

メルボルンと同じく西岸海洋性気候（Cfa）の都市には、イギリスのロンドンやフランス・パリ、ニュージーランドのクライストチャーチなどがあります。

地中海性気候（Cs）

地中海性気候（Cs）は、気圧帯の影響で温帯のなかで特に夏に雨が降らない気候帯です。夏には亜熱帯高圧帯が来ることで晴天が続き、冬には亜寒帯低圧帯がくることで雨が降る湿った気候になります。

地中海性気候（Cs）の定義は以下の3つです。

• 最も寒い月の平均気温が－3～18℃
• 冬の最多降水量が夏の最少降水量の3倍以上である

パースと同じく地中海性気候（Cs）の都市には、スペインのバルセロナやイタリア・ローマ、アメリカのサンフランシスコなどがあります。

シドニーの天候・気候

それでは、オーストラリア留学で人気の4都市の1年間の細かな天候・気候データをご紹介していますね！

まず以下は、オーストラリア・シドニーの2021年4月～2022年3月の平均気温・平均最高気温・平均最低気温・降水量をまとめたものです。

以下ページでは、シドニーの天候・気候情報をより詳しく解説しています。

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シドニーの年間の平均気温

次にシドニーと東京の平均気温の違いをまとめてみました！

※ 参照元：気象庁「シドニーの天候データ」

シドニーの年間の最高気温

次は、シドニーと東京の最高気温のデータです。

※ 参照元：気象庁「シドニーの天候データ」

シドニーの年間の最低気温

次は、シドニーと東京の最低気温のデータです。

※ 参照元：気象庁「シドニーの天候データ」

シドニーの年間の降水量

次は、シドニーと東京の降水量のデータです。

※ 参照元：気象庁「シドニーの天候データ」

メルボルンの天候・気候

続いて以下に、オーストラリア・メルボルンの2021年1月～2021年12月の平均気温・平均最高気温・平均最低気温・降水量をまとめてみました。

以下ページでは、メルボルンの天候・気候情報をより詳しく解説しています。

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2022.09.24

メルボルンの年間の平均気温

次にメルボルンと東京の平均気温の違いをまとめてみました！

※ 参照元：気象庁「メルボルンの天候データ」

メルボルンの年間の最高気温

次は、メルボルンと東京の最高気温のデータです。

※ 参照元：気象庁「メルボルンの天候データ」

メルボルンの年間の最低気温

次は、メルボルンと東京の最低気温のデータです。

※ 参照元：気象庁「メルボルンの天候データ」

メルボルンの年間の降水量

次は、メルボルンと東京の降水量のデータです。

※ 参照元：気象庁「メルボルンの天候データ」

ブリスベンの天候・気候

続いて以下に、オーストラリア・ブリスベンの2021年1月～2021年12月の平均気温・平均最高気温・平均最低気温・降水量をまとめてみました。

以下ページでは、ブリスベンの天候・気候情報をより詳しく解説しています。

ブリスベン留学がすでに決まっている方は、ぜひ以下もチェックしてみてください！

関連記事ブリスベンの天候・気候とは？ ブリスベン留学希望者に向けた季節別の服装について

2023.02.23

ブリスベンの年間の平均気温

次はブリスベンと東京の平均気温の違いをまとめてみました。

※ 参照元：気象庁「ブリスベンの気候データ」

ブリスベンの年間の最高気温

次は、ブリスベンと東京の最高気温のデータです。

※ 参照元：気象庁「ブリスベンの気候データ」

ブリスベンの年間の最低気温

次は、ブリスベンと東京の最低気温のデータです。

※ 参照元：気象庁「ブリスベンの気候データ」

ブリスベンの年間の降水量

次は、ブリスベンと東京の降水量のデータです。

※ 参照元：気象庁「ブリスベンの気候データ」

パースの天候・気候

最後に以下に、オーストラリア・パースの2021年1月～2021年12月の平均気温・平均最高気温・平均最低気温・降水量をまとめてみました。

以下ページでは、パースの天候・気候情報をより詳しく解説しています。

パース留学がすでに決まっている方は、ぜひ以下もチェックしてみてください！

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2023.02.23

パースの年間の平均気温

次はパースと東京の平均気温の違いをまとめてみました。

※ 参照元：気象庁「パースの気候データ」

パースの年間の最高気温

次は、パースと東京の最高気温のデータです。

※ 参照元：気象庁「パースの気候データ」

パースの年間の最低気温

次は、パースと東京の最低気温のデータです。

※ 参照元：気象庁「パースの気候データ」

パースの年間の降水量

次は、パースと東京の降水量のデータです。

※ 参照元：気象庁「パースの気候データ」

オーストラリアのシーズン（季節）別の適した服装

それでは次に、オーストラリアのシーズン（季節）別の適した服装・持ち物についてご説明します。

ここではシドニー・ブリスベン・メルボルン・パースの都市別に分けて解説しております。

オーストラリアの春の服装

シドニーの春の服装

シドニーの春の平均気温は18～20℃ほど。日本の春に近い気候ですが、朝晩はまだ冷え込みますので、長袖のTシャツやすぐに上から羽織れるカーディガン・パーカーなどが適しています。

メルボルンの春の服装

メルボルンの春の平均気温は13～15℃ほど。シドニーと比べると少し気温が低いのが特徴です。シドニーの春と同じくカーディガンやパーカー、長袖Tシャツが適しています。

ブリスベンの春の服装

ブリスベンの春の平均気温は18～22℃ほど。日本の夏と同じような服装でよいでしょう。日中は半袖Tシャツに短パン、朝晩は上から羽織れるカーディガンやパーカーなどです。

パースの春の服装

パースの春の平均気温は15～20℃ほど。ただし最低気温は9℃ほどになります。

つまり日中は比較的暖かいですが、朝晩はグッと冷え込むこともあるということです。

日中は半袖Tシャツまたは長袖Tシャツを着つつ、朝晩はもう1枚薄手のカーディガンやパーカーを羽織るなどの必要がありそうです。

オーストラリアの夏の服装

シドニーの夏の服装

シドニーの夏の最高気温は27℃ほど。日本の夏と比べるとさほど暑くない夏となります。服装は半袖Tシャツに短パンといった格好で構いません。室内はクーラーが強いので、薄い羽織れるものを用意しておくとよいでしょう。

メルボルンの夏の服装

メルボルンの夏の最高気温は33℃ほど。シドニーより最高気温は高いです。日本の真夏日のような服装（半袖Tシャツに短パン）で問題ありません。

ただ、これはメルボルンに限った話ではない（オーストラリア全土に言える）ですが、紫外線がとても強いので、外出する際は日焼け止めやサングラス・帽子などで対策を丁寧に行なってくださいね。

ブリスベンの夏の服装

ブリスベンの夏の最高気温は28℃ほど。外に出歩くと汗ばむことも予想されますので、半袖Tシャツは替えを用意しておいてもよいかもしれません。また強い紫外線への対策も怠らないようにしてくださいね。

パースの夏の服装

パースの夏の最高気温は33℃ほど。平均湿度は40%ほどで、日本の平均60～70%と比べるとだいぶカラッとした夏です。

日本の真夏日のような服装（半袖Tシャツ、短パン、サンダル など）で問題ありません。強い紫外線への対策はパースでも怠らないようにしてください。

オーストラリアの秋の服装

シドニーの秋の服装

シドニーの秋は1年のなかでもっとも雨が多い季節。平均気温は20℃以上になるので半袖Tシャツでも問題はないかと思います。折り畳み傘は日本製のほうが質がよいので、渡航時に持参するのもアリです。

メルボルンの秋の服装

メルボルンの秋のシドニーと同じく20℃強。基本は半袖Tシャツで過ごし、肌寒い時に備え薄手の羽織り物を用意しておくのがよいでしょう。雨も多い時期なので、折り畳み傘もおすすめです。

ブリスベンの秋の服装

ブリスベンの秋の平均気温は18～23℃ほど。春と同じような気候だと捉えて構いません。半袖Tシャツ1枚でも快適に過ごせますが、エアコンの強い屋内にあわせて薄手の羽織り物1枚バッグに入れておくとよいでしょう。

パースの秋の服装

パースの秋の最高気温は27℃ほど、最低気温は17℃ほどです。

一応、秋としていますが、まだ夏と同じような服装で快適に過ごせるでしょう。半袖Tシャツに短パン、サンダル、少し寒い日には薄手のカーディガンやジャケットでOKです。

オーストラリアの冬の服装

シドニーの冬の服装

シドニーの冬の最低気温は10℃弱。しっかりと寒さを感じる季節ですので、厚手のジャケットやコート、人によってはマフラーなどの服装が適しています。

メルボルンの冬の服装

メルボルンの冬は平均気温14℃、最低気温は7℃ほどです。特に朝晩は日本（東京）の冬のような冷え込みですので、厚手のコートやジャケット、マフラーも必要でしょう。

ブリスベンの冬の服装

ブリスベンの冬の最低気温は10℃ほど。日本（東京）でいうと冬があけた春先に近い気候かと思います。薄手の長袖シャツやカーディガン、朝晩は厚手のコートやジャケットが適しています。

パースの冬の服装

パースの冬の最高気温は18℃ほど、最低気温は8℃ほどです。日中は日本の春のような気候ですが、朝晩は気温が10℃を下回るので寒さへの対策が必要です。

その日の気温にあわせて、少し厚手の長袖シャツやカーディガン、コートを準備しておきましょう。

オーストラリアでは強い紫外線に気を付けて！

記事では、オーストラリアの天候・気候情報やシーズン（季節）別の適した服装をお伝えしてきました。

オーストラリアは年中を通して温暖な気候であるため、薄手の服装を持っていけば、特に大きく困ることはないでしょう。

どちらかというと注意したいのが紫外線。日本よりも紫外線が強いオーストラリアでは、外出する際に丁寧な日焼け止め対策を怠らないようにしてくださいね！