ブリスベン留学にかかる費用は？期間別の留学費と内訳・費用を抑えるポイント

オーストラリアのブリスベンに留学を検討している方で、「ブリスベン留学にはいくらかかるのだろう」と疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

そこで記事では、ブリスベン留学にかかる費用（期間別）や費用の細かな内訳、費用を抑えるポイントをご紹介します。

↓ブリスベン留学の費用に関する情報は以下をチェック↓

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2023.02.23

ブリスベン留学に1カ月でかかる費用は40～50万円！

ブリスベン留学に1カ月でかかる費用は、おおよそ月40～50万円です。

以下は、1カ月・3カ月・6カ月・1年間の期間別にブリスベン留学にかかる費用を整理したものです。

アメリカ・イギリス・カナダとの留学費の比較

シドニー・メルボルンに次ぐ、オーストラリア国内で人口第3位の都市・ブリスベン。英語留学先として人気のあるブリスベンですが、他の人気国と比べると留学費はどれくらい違うのでしょうか？

以下に、あくまで参考費用としてですが、英語留学先としてメジャーなアメリカ・イギリス・カナダの留学費と比較してみました。

皆さんのイメージ通りだったかもしれませんが、やはりアメリカとイギリスへの留学はブリスベンより高いですね。

一方で、カナダはほぼブリスベンと同程度の留学費となっています。

【1カ月】ブリスベン留学の費用内訳

ブリスベンに1カ月間留学する場合の費用は、おおよそ40～50万円です。

費用の内訳は、以下のようになっています。

※ 各費用はあくまでも目安です。実際の留学費用は選ぶ学校や生活スタイル、留学手配方法などによって異なります

【3カ月】ブリスベン留学の費用内訳

ブリスベンに3カ月間留学する場合の費用は、おおよそ70～100万円です。

費用の内訳は、以下のようになっています。

※ 各費用はあくまでも目安です。実際の留学費用は選ぶ学校や生活スタイル、留学手配方法などによって異なります

【6カ月】ブリスベン留学の費用内訳

ブリスベンに6カ月間留学する場合の費用は、おおよそ130～200万円です。

費用の内訳は、以下のようになっています。

※ 各費用はあくまでも目安です。実際の留学費用は選ぶ学校や生活スタイル、留学手配方法などによって異なります

【1年間】ブリスベン留学の費用内訳

ブリスベンに1年間留学する場合の費用は、おおよそ300～400万円です。

費用の内訳は、以下のようになっています。

※ 各費用はあくまでも目安です。実際の留学費用は選ぶ学校や生活スタイル、留学手配方法などによって異なります

ブリスベン留学の費用の内訳

では、もう少しブリスベン留学にかかる費用を細かく見ていきましょう。

次はブリスベンに渡航する前にかかる費用の内訳と現地生活でかかる費用の内訳をそれぞれご説明していきます！

ブリスベン留学の出発前にかかる費用の内訳

語学学校への入学金

ブリスベンで語学学校に入学する際には、入学金が必要です（基本的にはどの国でも同じ）。入学金の相場は約＄150～＄200くらいです。仮に＄1 = 136円とすると、約20,000～27,000円という計算になります。

語学学校によっては、「入学金キャッシュバックキャンペーン」と称して、期間限定で入学金が実質タダになるケースもあります。語学学校のホームページをチェックして、これらのキャンペーンがないか確認してみるのもおすすめです。

語学学校への学費

語学学校への学費は、週ごとに発生します。基本的にはどの学校でも、留学期間が長ければ長いほど1週あたりの費用は安くなります。逆に、短期間の留学となると、少し割高であることは認識しておきましょう。

例えば、メルボルンにも校舎を構えるOxford House College（OHC）の「一般英語 20」のコースを選択した場合、4週間で＄1,380（約18万8,000円）、12週間で＄3,960（約54万円）、48週間で＄14,160（約193万5,000円）となります。

パスポート申請費

パスポートの申請費は一律です。10年間有効なパスポートで手数料込み16,000円となります。パスポートの有効期限は意外と見落としがちですので、帰国日までしっかり有効期限内であるか事前に確認しておいてください。

ビザ申請費

オーストラリアに入国するには、いずれにしてもビザが必要です。

観光ビザの場合は3カ月間有効で約2,000円がかかります。ワーキングホリデービザの場合は1年間有効で約48,000円がかかります。学生ビザを申請する場合は、約62,000円で1年間有効な学生ビザを取得できます。

航空券代

航空券代はどの時期（シーズン）に購入するかで費用が大きく変わります。

航空券の価格の確認や購入ができる「Skyscanner」で2023年8月の東京発・メルボルン行きの航空券を見てみても、同じ8月のなかでも日によって大きく航空券代が異なることが分かります。

ゴールデンウィークや年末年始・お盆といったハイシーズンはもちろん高騰しやすいですが、日によっても変動が激しいので、安い時期に賢く渡航したいところですね。

海外旅行保険費

海外旅行保険は、3カ月未満の留学の場合は手持ちのクレジットカードに付帯している補償で十分かもしれません。手持ちのクレジットカードの補償内容を事前に確認しておきましょう。

学生ビザでオーストラリアに入国する場合は、全員が「OSHC」という保険に加入しなければなりません。OSHCの保険料は3カ月で約13,000円です。

OSHCの補償内容では不十分だと思う方は、民間の海外旅行保険に加入してください。民間の海外旅行保険の保険料は、有効期限が半年で約8～12万円になります。

健康診断料

取得するビザや語学学校によっては、健康診断の受診が義務となるケースがあります。

診察する項目によっても異なりますが、一般的には5,000～10,000円の金額がかかります。

留学エージェントへの手続き代行費

メルボルンへの留学生が留学エージェントを利用する場合、基本的には無料となりますが、一部オプションサービスを受けることで費用が発生するケースがあります。

詳細は各留学エージェントによって異なりますが、1人30,000円ほど手数料が発生する可能性があります。

ブリスベン留学の現地生活にかかる費用の内訳

生活費

ブリスベン留学の生活費に含まれる項目は、食費・交通費・そのほか日用品の購入費などです。

そのなかで留学生の家計をもっとも左右するのは食費でしょう。皆さんもすでに認識されていることと思いますが、欧米の先進国で外食をすると日本よりも出費がかさみます。それはオーストラリア・ブリスベンでも同じ。

どのような外食をするかにもよりますが、基本的に日本の2～3倍はすると覚悟しておきましょう。

その点で考えると、月々の生活費を抑えるにはいかに自炊をするかがポイント。近所のスーパーで食材を購入し自炊をすれば、日本とさほど変わらない食費に抑えることができます。

交通費に関しては、多くのブリスベン留学生がバスを利用することと思います。語学学校からどれくらいの距離の場所に住むかによりますが、月に1～3万円は交通費にかかると考えておくとよいでしょう。

都心から離れた場所であれば滞在費（家賃）は低くなりますが、その分、交通費は高くなります（学校が都心にある場合）。双方のバランスを見て、滞在場所を検討するようにしてください。

滞在費

ブリスベン留学における滞在費は、ホームステイかルームシェアの月々の家賃のことです。

ホームステイは語学学校が手配してくれるケースが多く、朝晩の食事付き、個室が用意されているというメリットがあります。ホームステイの目安の家賃は1週間で＄250～＄320（約34,000～43,000円）、1カ月で約12～17万円です。

一方、ルームシェアは学校が運営している寮に滞在するか、民間のサービスで滞在するかの大きく二択です。部屋をシェアする場合や食事がつかない場合は、より安く滞在することができます。

あくまで目安ですが、ルームシェアの家賃は1週間＄180～＄250（24,000～34,000円）、1カ月で約8～12万円となります（2名でルームシェアした場合）。

光熱費

光熱費は基本的にホームステイもルームシェアも週ごとの家賃に含まれています。ルームシェアで含まれていないケースもありますが、その場合はルームメイトと折半するのが一般的です。

ビザ延長費

もし当初用意したビザの有効期限以上にブリスベンに滞在する場合、ビザの延長申請を行う必要があります。

学生ビザの延長申請料はA$630（約57,000円）です。そして、さらに2回目の延長の場合はプラスA$700（約64,000円）を支払わなければなりません。

ビザの延長申請は、「eVisa」からオンラインで可能です。

教材費

教材費は語学学校によって異なります。具体的には、生徒の学習進捗度にあわせてその都度購入が必要となるケースと、コース選択時に一括で購入するケースの大きく2つです。

一括で購入した場合は、コースにもよりますが10,000円以下だと認識しておいてください。

ブリスベン留学の費用を安く抑える方法

最後に、ブリスベン留学の費用を安く抑える方法（ポイント）をご紹介します。

どの節約方法も誰しもが考えつくことであり、いわゆる”王道”ではありますが、丁寧に実行することで確実に出費を抑えることができます。それでは、見ていきましょう！

※ ここでは、「語学学校・コースの選択は変更できない」という前提でそのほかの節約ポイントを述べています

できるだけ安い時期に渡航する航空券を買う

渡航前にかかるまとまった費用のひとつが「航空券代（往復）」です。皆さんもご存じの通り、航空券は1年のなかで日別で変動し、ハイシーズンとオフシーズンの価格差は3倍以上にもなります。

以下は、航空券の価格の推移チェックや購入ができるサイト「Skyscanner」で見た2023年5月の東京発・ブリスベン行の航空券の価格です（往路のみ）。

このように同じ5月の便ではありますが、5月18日と5月31日で2倍以上の価格差があります。

この航空券は渡航日が近づくにつれて価格は変動しますが、1年のなかでみると上記のように価格がアップダウンすることをよく認識しておきましょう。

「絶対にこの日に行かなければならない」という場合を除き、わざわざ高額な航空券を購入する必要はないかと思いますので、賢く安い時期に渡航するようにしましょう。

ルームシェアに滞在し、勉強が学校の自習室で済ませる

初対面の外国のクラスメイトと同居するのは勇気がいりますが、月々の滞在費を抑えるならルームシェア一択です。ホームステイと比べると毎月4～5万円はコンスタントに節約することができます。

不慣れな人からするとルームシェアは抵抗があるかもしれませんが、オープンなマインドをもってルームメイトと打ち解けると、ブリスベン留学でまたとない親友を作れることと思います。

また、あらゆる国の出身者と寝食をともにすることで、言語学習を超えたグローバルな国際理解力を身に付けることができるはずです。

とはいえ、自宅ではあまり勉強に集中できない可能性も高いので、英語の勉強は語学学校の自習室で済ます習慣を身に付けると良さそうですね！

無理のない範囲で自炊し、「ここぞ！」という時に外食する

日本の一人暮らしの節約術とも同じですが、ブリスベン生活ではいかに自炊を行うかがポイントです。先ほどもお伝えしたように、オーストラリアでの外食は日本の2～3倍はしてしまいます。

ですから、日々の自炊生活がとても重要。スーパーで食材を購入し自炊をすれば、さほど日本で自炊するときと変わらない食費で過ごすことができます。

ただし、毎日自炊だけだとストレスが溜まりますので、例えば「1週間に1回だけ」などルールを決めて外国の友人との交流も兼ねてたまには外食しましょう。

メリハリをつけて、「ここぞ！」という日には外食し、節約とプライベートの充実を両立する意識が大切です。

ブリスベンでしか得られない体験に。お金は賢く使おう！

記事では、オーストラリア・ブリスベン留学にかかる費用とその費用の内訳・出費を抑えるポイントを解説してきました。

お読みいただいた方はご存じのように、ブリスベン留学はそれなりの金額がかかります。まとまったお金がかかるからこそ、しっかりと留学の目的意識をもって、メリハリのあるお金の使い方を心がけましょう。

ただ単に節約するだけでは、せっかく留学する意味がありません。今しかない価値ある経験には、しっかり投資し、充実したブリスベン留学生活を送ってくださいね！