カナダ出身の有名人は?歌手・俳優・歴史的な人物などのまとめ

監修者

監修者末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002|カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。現在までサポートしてきた留学生数は1万人以上。カナダ留学情報を発信するX(Twitter)アカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万以上。

日本人にとって、アメリカ人・カナダ人・フランス人・イタリア人など、国による人種の差を見分けるのは難しいものです。
そのため、ハリウッド俳優はすべてアメリカ人なんて誤解を抱いている人もいるかもしれません。

そこでこの記事ではカナダ出身の歌手・俳優・歴史的な人物などをまとめてみました。

ジャスティン・ビーバー

カナダのオンタリオ州ストラトフォード出身のジャスティン・ビーバーは、YouTubeでのパフォーマンスがきっかけで世界的なスターダムを駆け上がった歌手です。

2009年にリリースされたデビューシングル「ワン・タイム」が各国のチャートで上位にランクインし、その後も「ベイビー」や「ソーリー」など数々のヒット曲を世に送り出しています。ビーバーの音楽は、ポップからR&B、さらにはエレクトロニック・ダンス・ミュージックまで幅広いジャンルをカバーしており、若者を中心に絶大な人気を誇っています。また、彼の私生活や恋愛もメディアの注目を集めがちで、スターとしての華やかな生活とは裏腹に、時にはそのプレッシャーに苦しむ姿も見せています。しかし、そんな困難を乗り越えて成長を続けるビーバーは、カナダが生んだ世界的アーティストとして、今も多くのファンに愛され続けています。

アヴリル・ラヴィーン

カナダの音楽シーンを代表するアーティストの一人、アヴリル・ラヴィーン。彼女は1984年9月27日にオンタリオ州ベルビルで生まれ、幼い頃から音楽に親しみ、16歳でレコード契約を結びました。2002年にリリースされたデビューアルバム「レット・ゴー」は世界的なヒットとなり、「コンプリケイテッド」や「スケーター・ボーイ」などのシングル曲で一躍スターダムにのし上がりました。

彼女の音楽スタイルは、ポップとロックを融合させたもので、特にティーンエイジャーからの支持を集めています。アヴリルはその後も安定した人気を保ちつつ、音楽活動だけでなく、ファッションブランドの立ち上げや慈善活動にも力を入れています。カナダ出身のアーティストとして国際的に名を馳せ、多くのファンに愛され続けているアヴリル・ラヴィーン。彼女の存在は、カナダのポップカルチャーにおいても重要な位置を占めています。

カーリー・レイ・ジェプセン

カーリー・レイ・ジェプセンは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州出身のポップシンガーソングライターです。彼女が世界的に知られるようになったのは、2012年にリリースされたキャッチーなヒット曲「Call Me Maybe」によるものでした。この曲は、数々のチャートでトップを獲得し、YouTubeでの再生回数は10億回を超えるなど、社会現象にもなりました。

ジェプセンはその後も音楽活動を続け、アルバム「Emotion」などで批評家からの高評価を受けています。彼女の音楽スタイルは、80年代のポップに影響を受けつつも、現代的な感覚を取り入れたものとなっており、幅広い年齢層から支持されています。また、彼女は音楽活動だけでなく、ブロードウェイミュージカルにも出演するなど、その才能を多方面で発揮しています。

ジム・キャリー

カナダ出身で世界的に有名なコメディアン兼俳優のジム・キャリーは、その独特な表情と身体を使ったコメディで多くの人々を魅了してきました。彼のキャリアは、1980年代のスケッチコメディ番組「イン・リビング・カラー」でのブレイクスルーに始まります。その後、『エース・ベンチュラ』、『マスク』、『ダンボドロップ』といった映画で主演を務め、一躍スターダムにのし上がりました。また、『トゥルーマン・ショー』や『マン・オン・ザ・ムーン』での演技は、彼がコメディアンだけでなく真剣な役柄もこなす優れた俳優であることを証明しています。カナダ・オンタリオ州ニューマーケット出身の彼は、その後もハリウッドで活躍を続け、コメディからシリアスな役どころまで幅広いジャンルで観客を楽しませています。

セリーヌ・ディオン

カナダが世界に誇るディーヴァ、セリーヌ・ディオン。彼女の歌声は国境を越え、多くの人々に愛されています。1968年、ケベック州シャルルマーニュで生まれたセリーヌは、14人兄弟の一員として育ちました。彼女の音楽キャリアは、家族が経営する小さなバーでの歌唱から始まりましたが、その才能はすぐに認められ、国際的なスターダムへと駆け上がりました。

特に1997年に公開された映画『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は、セリーヌ・ディオンの名を世界に轟かせることとなりました。この曲で彼女はアカデミー賞をはじめ、数々の賞を受賞し、その後も安定した人気を誇る多くのヒット曲を世に送り出しています。

彼女の音楽は、力強くも繊細なボーカルと感動的なメロディが特徴で、人々の心に深く響きます。セリーヌ・ディオンは、カナダのみならず世界の音楽シーンにおいても、その存在感と影響力を不動のものとしています。

キアヌ・リーブス

カナダが生んだ世界的な俳優、キアヌ・リーブス。彼の名を知らない人は少ないでしょう。レバノンのベイルートで生まれたものの、幼少期に家族と共にカナダへ移住し、ここで育ちました。彼のキャリアは多岐にわたり、アクション映画からロマンティックな役どころまで、幅広いジャンルでの演技が高く評価されています。

特に「マトリックス」シリーズでのネオ役や、「ジョン・ウィック」シリーズでのタイトルロールは、彼の代表作として知られ、世界中に熱狂的なファンを持っています。しかし、キアヌ・リーブスの魅力はスクリーン上の彼だけにあるわけではありません。彼の謙虚な人柄や、慈善活動への積極的な参加も多くの人々に愛される理由の一つです。

カナダ出身ということが意外に思われるかもしれませんが、彼はカナダの文化や価値観を大切にしており、その地で培われた人間性が、彼の演技に深みを与えているのかもしれません。キアヌ・リーブスは、カナダが世界に誇るスターであり、その存在はこれからも多くの人々に影響を与え続けるでしょう。

ライアン・ゴズリング

カナダ出身で、ハリウッドを代表する俳優の一人に数えられるライアン・ゴズリング。彼は1970年代後半にオンタリオ州で生まれ、子供の頃からディズニーチャンネルの「ミッキーマウス・クラブ」で子役として活躍しました。その後、数々のテレビドラマや映画に出演し、独特の存在感と演技力で徐々にその名を知られるようになります。

特に2004年の映画「ノートブック」での繊細かつ情熱的な演技は多くの観客を魅了し、彼のキャリアにおける大きな転機となりました。また、2011年の「ドライブ」ではクールで孤独なスタントマン兼ゲッタウェイドライバーを演じ、その演技は批評家から高い評価を受け、彼の演技の幅の広さを世に知らしめました。

ライアン・ゴズリングは、その後も「ラ・ラ・ランド」などのヒット作に出演し、俳優としての地位を不動のものとしています。プライベートでは、女優のイヴ・メンデスとの間に子供がおり、家庭を大切にする一面も見せています。カナダ出身のスターとして、世界中に多くのファンを持つ彼の活躍から目が離せません。

ジェームズ・キャメロン

映画史に残る数々の大ヒット作を世に送り出してきたジェームズ・キャメロンは、カナダ出身の映画監督、プロデューサー、脚本家として知られています。彼の作品は、革新的な技術と壮大なスケールで観客を魅了し続けています。特に「タイタニック」や「アバター」といった映画は、世界中で絶大な人気を誇り、興行収入記録を塗り替えるほどの成功を収めました。キャメロンは、深海探査にも情熱を注ぎ、映画製作だけに留まらない幅広い活動で知られています。彼の創造力と冒険心は、カナダが生んだ才能の象徴とも言えるでしょう。

ライアン・レイノルズ

カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身のライアン・レイノルズは、その端正なルックスとユーモア溢れる演技で世界中にファンを持つ俳優です。1976年生まれの彼は、若い頃からテレビドラマに出演し、徐々にその才能を開花させていきました。特に「デッドプール」の主演として知られるようになり、その独特なキャラクターとアクションシーンで高い評価を受けています。

また、彼は俳優業だけでなく、プロデューサーとしても活躍しており、自身が出演する映画の製作にも関わっています。プライベートでは、女優のブレイク・ライブリーと結婚し、幸せな家庭を築いていることでも知られています。レイノルズは、その魅力的な人柄と多才な才能で、カナダだけでなく世界中から愛され続けているのです。

エヴァンジェリン・リリー

カナダ出身の女優として世界的に名を馳せているエヴァンジェリン・リリーは、その美貌と演技力で多くのファンを魅了しています。彼女が最も知られる役どころは、人気テレビシリーズ「LOST」でのケイト・オースティン役でしょう。この役で彼女は国際的な名声を獲得し、以降も映画「ホビット」シリーズや「アントマン」シリーズなど、大ヒット作に出演しています。

エヴァンジェリン・リリーは1979年8月3日にカナダのアルバータ州で生まれ、ブリティッシュコロンビア大学で国際関係と政治学を学びました。彼女のキャリアはモデルとしての仕事からスタートし、その後演技の道へと進んでいきます。彼女の演技は、繊細かつ力強いキャラクターを生き生きと演じることで高く評価されています。

また、彼女は女優業のみならず、児童文学作家としても活動しており、自然と冒険を愛する彼女の人柄が反映された作品を世に送り出しています。エヴァンジェリン・リリーは、その多才な才能と魅力で、カナダだけでなく世界中に多くのインスピレーションを与え続けています。

マイケル・J・フォックス

カナダ出身で、世界的に有名な俳優の一人にマイケル・J・フォックスがいます。彼は1961年6月9日にエドモントンで生まれ、若くして俳優としてのキャリアをスタートさせました。特に1980年代に放映されたテレビシリーズ「ファミリー・タイズ」でのアレックス・P・キートン役や、大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでのマーティ・マクフライ役で世界的な名声を獲得しました。しかし、彼の人生は俳優としての成功だけにとどまらず、1991年にパーキンソン病と診断された後も、病気との闘いを公にし、啓発活動を行うなど、多くの人々に勇気と希望を与えています。

キーファー・サザーランド

カナダが生んだ名優、キーファー・サザーランド。彼は1966年12月21日にロンドンで生まれましたが、カナダ人の両親のもとに育ち、カナダの文化と深いつながりを持っています。サザーランド家は演劇界において名門とされ、父ドナルド・サザーランドもまた著名な俳優です。キーファーは幼少期から演技に親しみ、その才能を開花させていきました。

彼のキャリアの中で最も知られる役柄は、テレビシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーでしょう。この役で彼はエミー賞を受賞し、国際的な名声を確立しました。しかし、彼の演技力はそれにとどまらず、「スタンド・バイ・ミー」や「フラットライナーズ」など、多岐にわたるジャンルの映画でその才能を見せつけています。

カナダ出身でありながら、世界中で活躍するキーファー・サザーランド。彼の存在は、カナダの文化が国際的な舞台でどれだけ影響力を持っているかを物語っています。

ドレイク

カナダ・トロント出身のドレイクは、現代ヒップホップシーンを代表するアーティストの一人です。本名オーブリー・ドレイク・グラハムとして1986年に生まれた彼は、俳優としてのキャリアを経て音楽界に転身しました。テレビドラマ「ディグラッシ」での演技が注目された後、2009年にリリースしたミックステープ「So Far Gone」で音楽界に衝撃を与え、一躍スターダムにのし上がりました。

ドレイクの音楽は、感情を直接的に表現するリリックと、R&Bの要素を取り入れたメロディアスなサウンドが特徴です。彼のアルバムは商業的にも成功を収め、グラミー賞をはじめとする数々の賞を受賞しています。また、音楽プロデューサーとしても活動し、若手アーティストの発掘・育成にも力を入れています。

カナダ出身という背景を持ちながら、世界的な影響力を持つアーティストとして活躍するドレイク。彼の成功は、カナダの音楽シーンだけでなく、世界中の音楽ファンにとっても大きな意味を持っています。

パメラ・アンダーソン

カナダが生んだ世界的なセレブリティの一人に、パメラ・アンダーソンの名前は欠かせません。彼女は1967年7月1日にブリティッシュコロンビア州ラディスミスで生まれ、90年代にアメリカのテレビドラマ「ベイウォッチ」でC.J.パーカー役を演じたことで一躍有名になりました。その鮮やかなブロンドの髪と抜群のプロポーションで、世界中の視聴者を魅了し続けています。

アンダーソンは、女優業のみならず、モデルとしても活躍。プレイボーイ誌の表紙を飾るなど、そのセクシーなイメージで多くのファンを獲得しました。しかし、彼女の活動はエンターテイメントの世界に留まらず、動物権利擁護や環境保護などの社会活動にも熱心に取り組んでいることで知られています。

カナダ出身という背景を持ちながら、世界的な名声を得たパメラ・アンダーソン。彼女の存在は、カナダのみならず、世界のポップカルチャーにおいても重要な位置を占めていると言えるでしょう。

ジェームズ・ネイスミス

カナダが生んだ偉大な発明家であり、スポーツの歴史に名を刻むジェームズ・ネイスミス。彼は、バスケットボールの発明者として世界的に知られています。ネイスミスは1861年、オンタリオ州アルモンテで生まれました。彼の発明したバスケットボールは、冬の屋内スポーツとして考案され、最初は桃の籠を使って行われていたという逸話も残っています。ネイスミスは、スポーツを通じて若者の育成を重視し、その理念は今日に至るまで多くの人々に受け継がれています。バスケットボールは、現在ではオリンピック競技としても確固たる地位を築き、世界中で愛されるスポーツに成長しました。ネイスミスの遺産は、カナダのみならず、世界中のスポーツ文化に大きな影響を与え続けています。