標高1,500mにあるフィリピンのバギオは、フィリピン国内でも避暑地として人気の街です。
1年を通して涼しく過ごしやすい気候のため、著名人の別荘も多く、最も暑い時期には大統領や政府関係者もバギオに拠点を移すとまで言われています。
フィリピンのなかでも、気候的に過ごしやすく、比較的治安も良いとされるバギオには留学生を受け入れる語学学校が多くあります。
そんなバギオに留学を検討している方に向けて、『留学羅針盤』が厳選するバギオ留学のおすすめの語学学校を6つご紹介します!
- 基本情報
- 周辺情報
- 特徴
- 費用
- 滞在先情報
各校の情報をまとめていますので、ぜひ留学先を選ぶ際に参考にしてみてください!
↓バギオ留学の費用に関する情報は以下をチェック↓
このページの目次
Pinesメイン校
Pinesメイン校は2001年開校の、フィリピンにある語学学校のなかでも日本人受け入れの歴史の長い学校です。
キャンパスはバギオ市内に2つあります。メイン校は日常英会話の学習を専門としており、もう一方のチャピス校はメイン校に比べて高レベル向けの試験対策カリキュラムを提供しています。
また、Pinesはフィリピン屈指のスパルタ校としても知られており、オリジナルのカリキュラムと教材を使用して短期間で効果が出せるプログラムを提供しています。
【基本情報】
- 生徒数:131名 (2022年10月現在)
- 日本人生徒率:20%
- 年齢制限:6歳以上~(単独渡航17歳以上)
- 門限 / 外泊:月~金曜は外出禁止。土曜は門限なし、外泊可。日曜は21時(スパルタの場合)
- 学校内施設:売店、レストラン、ラウンジ、ジム、案内所 など
【周辺情報】
バギオでは、語学学校や大学が集まる教育都市としても知られています。学生が多いこともあり、カジノやバーといった娯楽施設の建設は規制されています。
Pinesには、キャンパス内に寮が併設されているので、通学に時間もかかりません。キャンパス内には、ジムやランドリーに加え、カフェ・商業施設などもあるので生活に不便なく過ごすことができるでしょう。
【特徴】
- 2018年5月に移転した新校舎と併設された学生寮
- 短期間で効果を生み出すフィリピン屈指のスパルタ式カリキュラム
- 開校以来変わらないシビアな講師採用基準
- 学生寮には人数分の勉強机を完備
- 生徒の希望に応じてオーダーメイドでカリキュラムを組めるコースも
【費用目安】
以下はPinesメイン校で一番人気の「Power Speakingコース」の費用です。
1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | |
---|---|---|---|---|
1人部屋 | 134,400円 | 190,400円 | 224,000円 | 448,000円 |
2人部屋 | 117,000円 | 165,750円 | 195,000円 | 390,000円 |
4人部屋 | 105,000円 | 148,750円 | 175,000円 | 350,000円 |
6人部屋 | 99,000円 | 140,250円 | 165,000円 | 330,000円 |
【滞在先情報】
滞在中、長い時間を過ごすことになる学生寮には、部屋のタイプが複数あります。1人部屋・2人部屋・4人部屋・6人部屋があり、自分に合った滞在タイプを選ぶことができます。
一般的には、複数名の共用部屋だとプライベートが確保しづらいというネガティブな面もよく耳にします。しかし、Pineメイン校の学生寮では複数名共用の部屋であっても、人数分の学習机が用意されており、個人での英語学習が捗るよう設計されています。
Pinesメイン校について、詳しくは以下の記事をご覧ください
Baguio JIC
Baguio JICは2006年設立の韓国資本の語学学校です。
韓国・日本・台湾・中国・香港など主にアジア圏からの学生が多く集まります。そのため、シーズンによっては日本人比率が3割を超えることもあります。
しかし、集中的に英語を学びたいと考える学生から高い評価を受けている学校でもあるため、集まる学生と同様、本気で英語学習に取り組みたいと考える方にはおすすめの語学学校です。
【基本情報】
- 生徒数:70名
- 日本人比率:30%
- 年齢制限:18歳以上
- 門限:日-木曜日・祝前日:22:00(一部コースは平日外出禁止)、金・土曜日:25:00
- 学校内施設:グランド、ジム、自習室、売店 など
【周辺情報】
市街地までは車で10分ほどの場所に位置するBaguio JIC。キャンパス内には学生寮や食堂をはじめ、カフェやジム、スーパーマーケットまであるため生活に必要なものはキャンパス内で揃えることが可能です。
また、キャンパスから車で30~40分ほどいけば温泉地もあります。温泉につかって、1週間の疲れを癒すといった休日の過ごし方も可能です。
【特徴】
- 韓国資本の語学学校
- 日常会話から国際通用性が高いIELTS等の英語試験対策まで幅広いコースを用意
- 独自の研修制度を通してトレーニングを経た、優れた講師陣
- 食事のおいしい学校としても評判で、食堂では日本食も提供される
- ワーキングホリデー希望者への手厚いサポート
- 利便性の高いヴィレッジ型キャンパス
【費用目安】
以下は、日常生活に必要な英語を身に付ける初心者向けの「ESLコース」の費用です。
1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | 8週間 | 12週間 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1人部屋 (Studio) | 77,350円 | 142,800円 | 196,350円 | 238,000円 | 476,000円 | 714,000円 |
2人部屋 (Studio) | 67,600円 | 124,800円 | 171,600円 | 208,000円 | 416,000円 | 624,000円 |
4人部屋 (Loft) | 105,000円 | 118,800円 | 163,350円 | 198,000円 | 396,000円 | 594,000円 |
4人部屋 (Studio) | 62,725円 | 115,800円 | 159,225円 | 193,000円 | 386,000円 | 579,000円 |
※ 費用には、学費、寮費、食費(1日3食・週末含む)、インターネット使用料、掃除洗濯代が含まれます
【滞在先情報】
キャンパスの敷地内に学生寮を備えています。部屋には1人部屋・2人部屋・4人部屋(ロフトタイプ・スタジオタイプ)があり、自身にあった滞在方法を選択できます。
部屋の中でも人気なのは、メゾネットスタイルの4人部屋(ロフトタイプ)です。1階はリビングルームで、2階は広々とした空間に4つのベッドが設置されています。1階にはキッチン、ソファやウォーターサーバーも設置されているため、快適な生活を送ることができるでしょう。
Baguio JICについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
A&J e-EduDC English Academy
A&J e-EduDC English Academy(以下A&J)は、2008年開校の韓国資本の語学学校で、日本・台湾・東南アジアをはじめとした多国籍の学生が集まっています。
ワーキングホリデー対策のサポートが充実していることでも有名で、少人数でアットホームな留学生活を送ることができます。
キャンパスには日本人のベテランマネージャー兼講師も在籍しており、学習面だけではなく生活面においてもきめ細やかなサポートを受けることができます。
【基本情報】
- 生徒数:20〜45名
- 日本人生徒率:5%
- 年齢制限:18歳以上
- 門限:日-木曜日は21時半(在室チェック22時)、金/土/祝前日は無し
- 学校内施設:ジム、自習室、売店、カフェ、ガーデン など
【周辺情報】
2016年にバギオの中心地から郊外に校舎を移転したA&J。中心地の喧噪(けんそう)から離れ、自然に囲まれた場所で自分のペースで学習できます。
周辺にはレストランやカフェ、スーパーなどもあるため生活に困ることはないでしょう。
【特徴】
- 講師陣は英語指導経験2年以上の人材のみ
- 学校施設に講師陣が24時間滞在しているので英語漬けの生活にピッタリ
- 日本人のマネージャー兼講師が在籍しているのできめ細やかなサポートを受けられる
- ワーキングホリデーに備えた本格的な準備コースがある
【費用目安】
以下は、フィリピン人講師とのマンツーマン授業が6コマ「Intensive ESLコース」の費用です。
1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | 8週間 | |
---|---|---|---|---|---|
1人部屋 | $580 | $1,005 | $1,345 | $1,600 | $3,200 |
2人部屋 | $540 | $940 | $1,260 | $1,500 | $3,000 |
3人部屋 | $500 | $875 | $1,175 | $1,400 | $2,800 |
4人部屋 | $500 | $875 | $1,175 | $1,400 | $2,800 |
【滞在先情報】
寮には学生だけではなく、講師もともに生活しています。そのため講師は食事や自由時間といった授業以外にも学生と時間と空間を共有できるようにしています。
生活の基盤となる寮は1~4人部屋が用意されており、それぞれの部屋にはベッド、クローゼットに加え、人数分の学習机も設置されているので自室でも充実した自習時間を過ごせるでしょう。
A&Jについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
MONOL
MONOL(モノル)は、2003年開校の老舗の語学学校です。キャンパスはバギオの中心地より車で15分の場所に位置し、フィリピン政府観光省のESL推奨学校としても紹介されています。
バギオ最大級の14階建ての大型キャンパスには、教室の他に学生寮・クリニック・ジムなどの設備が入っています。
MONOLの特徴は以下の3つです。
【特徴】
- 楽しみながら英語を学べる環境
- 豊富な郊外アクティビティの数々
- 学生寮では国籍制限を設け、英語学習に適した環境を提供
WALES
WALESは、2006年に開校した、国際的競争力や優れたコミュニケーション力を持った生徒を輩出することを目標に掲げる語学学校です。
20代後半から30代・40代以降の生徒比率が高く、落ち着いた雰囲気で大人の語学学校としても好評です。
2016年に移設した新校舎で快適に過ごすことができ、周辺にはカフェやスーパー、ATMにドラッグストア等もあり生活に困ることもないでしょう。
【特徴】
WALESの特徴は以下の3つです。
- 生徒一人ひとりに合わせた学習プログラム
- 講師の約80%がフィリピンの教員免許であるBLEPT保持者
- セミスパルタのシステムで充実の英語学習環境
BECI
BECIは、豊かな自然の中にある充実した設備を持つ語学学校です。学生が24時間自習できるラウンジでは学習はもちろん、生徒同士のコミュニケーションの場としてもぴったりです。
人気のプログラムは、発音矯正専門プログラムとスピーキング集中矯正プログラムで、優れた英語学習プログラムを提供しています。
※ メインキャンパスは休校中
【特徴】
WALESの特徴は以下の3つです。
- 最高峰のスピーキング、発音学習プログラム
- バギオを一望できるラウンジ
- 狭き門をくぐり抜けた優秀な講師陣
避暑地としても有名なバギオで、納得のいく留学を!
フィリピンのバギオは、富裕層の別荘が立ち並ぶ避暑地として有名です。英語を学びに来る留学生も多く、街は活気にあふれています。涼しく快適な気候であれば、英語学習にも集中して取り組めそうですね。
記事でご紹介した語学学校のなかで気になる学校があれば、ぜひ資料請求や問い合わせをしてみてください。それぞれの学校の特徴・コースをしっかり見比べて、納得のいく留学先を見つけてくださいね!