監修者末永 真一
カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002|カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。現在までサポートしてきた留学生数は1万人以上。カナダ留学情報を発信するX(Twitter)アカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万以上。
カナダのワーキングホリデーは、18歳から30歳の日本国籍保持者であれば誰でも申請ができます。
この記事ではその申請方法について見てゆきます。
カナダのワーホリビザについて
カナダのワーキングホリデービザ(以下、ワーホリビザ)は、日本を含む一部の国の若者たちに対して、カナダでの長期滞在と就労を可能にするプログラムです。このビザを利用することで、カナダの文化や生活を体験しながら、様々な職種で働くことができます。また、カナダ国内を自由に旅行することも可能です。ワーホリビザは、国際的な交流を深め、相互理解を促進することを目的としており、多くの若者にとって人生の貴重な経験となるでしょう。
カナダワーホリビザの申請条件とは
カナダワーホリビザの申請条件とは、多くの若者にとって夢のような経験を実現させるための重要なステップです。このビザを利用することで、カナダでの生活と仕事を経験し、文化交流を深めることができます。しかし、申請するにあたってはいくつかの条件を満たす必要があります。
まず、申請者は日本国籍を持ち、かつ18歳から30歳までの年齢であることが求められます。これは、ワーキングホリデープログラムが若者の国際交流を目的としているためです。また、申請時には健康であること、そして犯罪歴がないことが確認されます。
次に、経済的な面でも一定の条件があります。カナダに到着後の最初の数ヶ月を自立して過ごすための資金、具体的にはカナダドルで2500ドル以上の持参金が必要です。これに加えて、カナダへの往復航空券もしくは帰国のための資金が求められることが一般的です。
さらに、ワーキングホリデービザの申請には保険の加入が必須です。滞在期間中、留学用保険に加入していることが条件となり、万が一の病気やケガに備える必要があります。
これらの基本的な条件を満たした上で、申請者はカナダのワーキングホリデープログラムの枠に空きがある時に申請を行う必要があります。このプログラムは毎年定員が設けられており、定員に達した時点で受付終了となります。
カナダワーホリビザの申請条件をしっかりと理解し、準備を整えることで、スムーズな申請プロセスを経て、カナダでの新たな冒険に一歩を踏み出すことができるでしょう。
カナダのワーホリビザ申請方法
カナダのワーホリビザ申請方法について、具体的なステップを解説します。まず、カナダのワーキングホリデービザは正式には「International Experience Canada(IEC)」と呼ばれ、その中の一つのカテゴリがワーキングホリデーです。申請はオンラインで行われ、以下の手順に従います。
- カナダ政府の公式ウェブサイトにアクセスし、IECのプロファイルを作成します。必要な情報を入力し、アカウントを設定します。
- 必要書類を準備します。パスポートのコピー、履歴書、資金を証明する書類などが必要です。
- プールに参加します。すべての質問に答えると、プールに追加されます。これにより、招待がされることになります。
- 招待を受けたら、申請を進めます。招待を受けてから期限内に、申請に必要な書類の提出やビザの手数料の支払いを行います。
- ビザの承認を待ちます。すべての書類が提出され、手数料が支払われた後、ビザの審査が行われます。審査には数週間から数ヶ月かかることがあります。
- ビザが承認されたら、カナダへの渡航準備をします。健康保険の加入、航空券の購入、初期の宿泊先の確保などが含まれます。
このプロセスは複雑に感じるかもしれませんが、事前にしっかりと準備をしておけばスムーズに進めることができます。
また、カナダ政府のウェブサイトには詳細なガイドラインがありますので、それを参照しながら進めていくことをお勧めします。ワーキングホリデーは、カナダでの生活と仕事の経験を通じて、新たな文化を体験し、国際的な視野を広げる絶好の機会です。