フィリピンの避暑地・バギオ留学に必要な費用は？内訳と節約方法もご紹介

フィリピンの避暑地であるバギオには、留学生を受け入れる語学学校が多くあります。

しかしバギオは国内著名人の別荘も多くあり、夏には大統領や政府関係者もバギオに拠点を移すとまで言われる街。

留学をするにあたって、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。

この記事では、バギオ留学における費用の目安と内訳について、詳しく解説しています。

バギオ留学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

↓バギオ留学の語学学校に関する情報は以下をチェック↓

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2023.01.15

バギオ留学の費用目安

フィリピンの中でも、涼しい山岳地帯に位置するバギオ。そんなバギオに留学する場合、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。

下記の表で確認をしてみましょう。

バギオ留学に必要な費用は、同じフィリピン国内のセブ島やマニラへの留学にかかる金額と、大きな差はありません。

1か月に25〜30万円ほど見ておくと、余裕を持った生活ができます。

バギオ留学の内訳別費用の目安

1か月25〜30万円の内訳についても、確認しておきましょう。

25〜30万円という数字は、航空券代やパスポート・ビザの申請費といった初期費用も含まれたものです。

これらを除けば、1か月に必要な留学費用の総額はさらに少なくなります。授業料も留学期間が長くなるほど安くなるため、長期滞在の方が月にかかるコストは低くなります。

アメリカ・カナダ・オーストラリアとの留学費の比較

バギオへの留学は、アメリカやカナダといった英語圏への留学に比べて安価です。

では、どの程度費用が安くなるのか、表にして見比べてみましょう。

バギオへの留学費用は、アメリカやその他の国と比べても、およそ半分（半額）ほどです。。

ネイティブスピーカーに囲まれた環境ではありませんが、フィリピンは英語を公用語としています。そのため、ネイティブと同等に英語を使いこなす人も少なくありません。

費用を抑えて、英語圏と同レベルの学びを得たい方にとって、バギオへの留学はぴったりと言えます。

フィリピンの留学費用については、下記記事でも詳しく解説しています。フィリピン国内の他エリアへの留学も視野に入れている方は、ぜひ、参考にしてみてください！

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2022.05.27

バギオ留学の出発前にかかる費用の内訳

バギオ留学にかかる費用の中には、ランニングコスト以外に、出発前に必要となる「初期費用」も含まれています。

バギオ留学を計画する際は、漏らさず予算に組み込んでおきましょう。

入学金・学費

バギオの語学学校に留学をするにあたり、入学金が必要になります。

金額は学校によって異なりますが、1万5,000円前後が相場です。

学費は、月に13万円前後が平均値と言えます。金額は学校による差だけでなく、レッスン数や授業内容によっても左右されるもの。

レッスン数が多く、さらにマンツーマンをメインとする場合は、学費が20万円を越えるケースもあります。

航空券代

バギオ留学をする際には、往復の航空券が必要です。片道の航空券では、フィリピンへの入国が許可されないため、注意をしましょう。

バギオまでの往復航空券は、6万円前後で購入できます。

航空券は、渡航時期や航空会社によって金額に差が出るもの。

費用を抑えたい方は、安く渡航ができる飛行機を探してみましょう。

パスポート・ビザ申請費

バギオに限らず、日本を出国するのであればパスポートが必要です。パスポートの費用は、1万1,000〜1万6,000円ほどを見ておきましょう。

パスポート費用の内訳は、2,000円の「都道府県収入証紙」と、9,000円の5年間有効旅券、もしくは1万4,000円の10年間有効旅券の収入印紙が含まれています。

健康診断料

バギオ留学をするにあたり、健康診断を受診しなくてはなりません。受診内容は学校が指定しているケースもあります。

指定されていたとしても、そうでないとしても、2〜4万円の受診費となる場合がほとんどです。

また、健康診断書は英語での提出を求める学校も多くあります。医師が英語の診断書を用意するまで時間がかかることが想定されるため、健康診断はなるべく早めに受けておきましょう。

海外旅行保険

海外旅行保険は、留学生の生活を守るためのもの。必ず加入をして、安全に過ごせる用意をしておきましょう。

海外旅行保険費用は、加入する会社や保険内容によって金額に差があります。1か月で1万5,000円ほど見ておくと安心です。

また、海外旅行保険は当日に空港で加入を済ませることもできます。しかし、空港で用意されている海外旅行保険は、プランが限定的なものが多い傾向です。

そのため、事前に予算や条件に見合った保険を探して、加入を済ませておいたほうが良いでしょう。

現地生活でかかる費用の内訳

初期費用としてかかる予算の内訳を把握したら、次は現地生活でかかる費用を見てみましょう。

ACR-Iカード費

ACR-Iカードとは、外国人登録証のこと。バギオで60日以上滞在をする予定の外国人であれば、所持が義務づけられています。発行には、6,000〜9,000円の費用が必要です。

また、発行の際にはパスポートと証明写真も求められるため、あらかじめ準備をしておきましょう。

SSP申請費

バギオの語学学校で授業を受けるためには、SSPの申請が必要です。SSPを持っていないと、学校で授業を受けることが許可されません。

SSPの発行には、1万5,000円ほどが必要になります。発行の手続きは学校が代行してくれる場合が多いため、忘れずに申請をしておきましょう。

ECC

バギオから日本に帰る際に必ず必要となるのが、ECCです。ECCとは、「移民通関証明書」のこと。所持している人が、バギオで犯罪や問題なく過ごせていたことを、証明する存在です。

ECCの発行にはおよそ6,000円の費用がかかります。また、発行をしてからの有効期限は1か月と短め。出国日が決まった時点で、ECC発行の日取りも決めておいた方が良いでしょう。

ビザ延長費

バギオ留学を30日以内で終わらせる予定の方は、ビザの延長費は必要ありません。31日以上を予定している方は、ビザの延長申請をしましょう。

ビザの延長に必要な費用は、約8,600〜1万6,000円ほど。8週・12週のどちらかの延長期間を選べるため、予定に合わせて選択をしましょう。

光熱費

バギオ留学で必要となる光熱費は、1か月で平均3,000円ほどです。

マニラやセブ島へ留学をした際、必要となる光熱費は平均5,000円とされています。

2,000円の差額は、両エリアの温度差によるもの。マニラやセブ島は南国らしい暑さが際立っています。そのため、日中はエアコンが必要です。

しかしバギオは山岳地帯に位置するため、気候は穏やか。エアコンを使わない日もあるため、光熱費がやや安くなります。

寮デポジット

バギオ留学で求められる寮のデポジット料は、5,000円前後が平均です。

デポジット料は日本では聞き慣れない言葉ですが、「敷金」と同じ意味です。入寮前に学校に納め、部屋や設備に破損があった場合は、預けているデポジット料から支払いが行われます。

変化がなければ手元に戻ってくるのも、日本の敷金と同じルールです。

デポジット料の返還を求める方は、なるべく部屋を汚さないように注意をしましょう。

教材費

バギオ留学で必要となる教材費は、2,000円ほどです。

それほど費用がかからないのは、レッスンで使用するテキストは、印刷されたプリント用紙である場合がほとんどなためです。学校が所持するテキストを必要時に印刷をして、学生に配るシステムを、フィリピンの語学学校の多くが導入しています。

購入が必要となるテキストであっても、500円ほどを4冊程度と少額です。

教材費にはほとんど費用がかからない、と考えておいて問題ないでしょう。

生活費

バギオ留学での生活費は、1か月5万円ほどを見ておくと、余裕を持った暮らしができます。

5万円は食費やレジャー費も含んだ金額です。食事付きの寮を選んだり、外食・遊びの機会を減らしたりすれば、さらに安くできます。

生活費を抑えたい方は、留学中の食事や遊び方に、節約の工夫を取り入れてみましょう。

バギオ留学の費用を抑えるポイント

日本より物価も安く、気候も治安も安定していて過ごしやすいバギオですが、無計画に出費を続けていくと留学費用もいずれは底をついてしまいます。

なるべく長く、楽しい留学生活を送りたい方は、費用を抑えるポイントについて知っておきましょう。

生活費を抑える

バギオ留学には月5万円前後の生活費が必要ですが、工夫次第で出費を抑えることは可能です。

たとえば、外食や遊びの機会を抑えたり、身につけるものも安くて良い品を探したり。

自炊が苦手であったり、外食・遊びの機会を減らしたくない方は、安価な店を見つけるのも良い方法です。

そのほかにも、「タクシーの使用は避ける」といった工夫も節約に繋がります。バギオのタクシー代は日本ほど高くありませんが、ちりも積もれば山となるもの。

小さな部分でも節約を積み重ねていくことで、費用の無駄を抑えた留学が実現できます。

航空券代を抑える

5〜6万円ほどかかる航空券代ですが、時期や航空会社によっては3〜4万円でバギオに行ける場合もあります。

また、航空会社のキャンペーンプロモーションや早期予約割引も見逃せません。

航空券のランクを落とすと搭乗時間が早朝や夜中だったり、到着までに時間がかかったりといったマイナスな点もあります。しかし費用を優先する場合は、飛行機に関する不便は割り切らなくてはなりません。

長旅や早起きも視野に入れて、節約の施策を実践してみましょう。

学費を抑える

バギオの語学学校は、かならずしも「安かろう悪かろう」とは限りません。学費が安価な学校であっても、質の高い授業を提供しているケースも多くあります。

そのため、学費の節約をしたい方は、なるべく授業料が安い学校を選ぶのも手です。

また、語学学校の学費は、コースやレッスン数によっても変わります。専門的なコースやレッスンのコマ数が多ければ費用も高くなるため、節約をしたい方はこれらの調整も視野に入れてみてください。

バギオ留学にかかる費用を知り、目標額を決めよう

バギオ留学にかかる費用は、月25〜30万円が目安です。しかし生活の仕方や授業内容、航空券代などで、必要となる金額は変わってきます。

理想のバギオ留学を実現するためには、何にお金をかければ良いのか、優先順位を明確にすることが大切です。

バギオ留学にかかる費用の内訳から目標額の目安を立てて、お金の準備を行ないましょう！