ブライトンは、イギリス南東部に位置するイギリスでも有数のリゾート地です。
海水浴やマリンスポーツを楽しめるビーチには多くの人が集まり、周囲にはレストランやナイトバーが連なっており、昼夜問わず賑わっています。
そんなブライトンは首都ロンドンに比べ物価が低いこともあり、英語留学先としてもおすすめの街です。
このページでは、ブライトンに海外留学を検討している方に向けて、留学関連情報をまとめてお届けいたします。
また、詳細の解説ページへのご案内もしていますので、詳しく知りたい方はそちらもあわせてご覧ください!
このページの目次
ブライトンの基本情報について
イギリスの首都・ロンドンから電車で1~2時間ほどの場所にあるリゾート地がブライトンです。
ロンドンと比較すると小さな街ですが、ビーチの少ないイギリスにおいて海水浴を楽しめる人気のエリアです。
特に夏はイギリス中から海水浴を楽しむ人が集まるため、周囲のレストランやナイトクラブも含め、活況を呈しています。
また、ブライトンの大きな特徴のひとつに「LGBTコミュニティ」の存在があります。
ブライトンはヨーロッパで一番大きな性的マイノリティの街として知られ、「イギリスにおける同性愛者の首都」とも表現されます。
この街に住めば、自由な衣装に身を包んだLGBTの方々のパレードを何度か目にすることになるでしょう。
そのほかのブライトンに関する基本的な情報を以下にまとめてみました!
地域名 | ブライトン(Brighton) |
---|---|
面積 | 約83平方キロメートル |
人口 | 約27万人(2011年) |
気温 | 平均最高気温 20℃、平均最低気温3℃ほど |
アクセス | 東京・成田空港からヒースロー空港を経由し約14時間
|
時差 | 日本との比較で-9時間 |
電源プラグ | BF型 |
ブライトン留学に必要な費用について
英語留学先を決める際の判断軸として重要なのが、必要な予算の問題です。
「海外留学はお金がかかる……」というイメージは多くの人の共通認識かと思いますが、では実際にイギリス・ブライトンへの留学にはいくら必要となるのでしょうか?
ブライトン留学の1カ月・3カ月・6カ月(半年)・12カ月(1年)で必要となる費用を以下にまとめてみました(あくまでサンプルです)。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約50~80万円 | 約120~200万円 | 約230~380万円 | 約440~740万円 |
表を見て分かるように、ブライトンに1カ月留学するには約50~80万円の費用が必要です。半年の場合は、約230~380万円がかかります。
では次に、1カ月の費用約50~60万円の内訳を見てみましょう。おおよそ以下のような出費の内訳になります。
- 入学金・学費 = 約20~25万円
- 航空券代(往復) = 約10~15万円
- パスポート・ビザ申請費 = 約2~8万円
- 健康診断料 = 約0.5~1万円
- 海外留学保険料 = 約1~2万円
- 生活費 = 約10~15万円
- 滞在費 = 約8~15万円
このうち、留学1カ月目は「語学学校への入学金」「航空券代(往復)」「パスポート・ビザ申請費」「海外留学保険料」といった初月のみにかかる費用が含まれています。
これらは初月のみかかる費用ですので、2カ月目以降は実質的に出費の多くが「生活費」「滞在費」に左右されます。
では、ブライトンの物価水準はどれくらいなのでしょうか? 以下は世界の物価情報を収集している「NUMRO」で調査したブライトンの日用品や食料品の物価水準です。
- 牛乳(1リットル)= 1.10£(183円)
- 米(1キログラム)= 1.60£(266円)
- チキンフィレ(1キログラム)= 5.90£(984円)
- リンゴ(1キログラム)= 2.19£(365円)
- 水(1.5リットル)= 0.96£(160円)
- 国内産ビール(0.5リットル)= 2.16£(360円)
- マクドナルド(ハッピーセット)= 6.50£(1,084円)
- ジーンズ1枚(Levis 501)= 59.62£(9,944円)
- 賃貸アパート(1人部屋/市内地)= 1,150.00£(191,819円)
※ 1£ = 166円(22年11月6日時点)
※ 参考元:NUMBO「Cost of Living in Brighton. Oct 2022. Prices in Brighton」
ブライトンは首都・ロンドンと比べると物価が低いと言われています。
しかし、賃貸アパートで一人暮らしをすると約20万円も家賃でかかってしまうため、月々の固定費を抑えたいのであれば語学学校が管理している学生寮かルームシェアを利用されることを推奨します。
詳細は施設によって異なりますが、約70%ほどの家賃削減が期待できます。
最後に、英語の留学先としてブライトンとあわせて比較されやすいアメリカ・オーストラリア・カナダの留学費との比較をまとめてみました。
留学の期間 | オックスフォード | アメリカ | オーストラリア | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約50~80万円 | 約60~70万円 | 約40~50万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約120~200万円 | 約140~160万円 | 約80~100万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約230~380万円 | 約280~320万円 | 約160~200万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約440~740万円 | 約560~640万円 | 約320~400万円 | 約320~400万円 |
現地でどのような生活を送るかによって費用は大きく増減しますので、日々細かくムダな出費がないか見直すことを心がけてくださいね!
以下ページでは、そんなブライトン留学の費用について詳しく解説しております!
ブライトンの留学エージェントについて
偏った情報や少ない情報で留学先を決めてしまうのは、後の後悔を招きかねませんので避けるようにしましょう。
自分にあった語学学校を絞り込むには、専門の留学エージェントの力を借りるのが正解。
以下ページでは、そんなブライトン留学でおすすめの留学エージェントを10選にまとめております。ぜひ、こちらもご覧ください!
ブライトン留学のおすすめの語学学校
イギリス国内のリゾート地としてだけでなく、英語留学先としても人気のあるブライトン。そんなブライトンでおすすめの語学学校5つはこちら!
- Eurocentres
- LSI Education
- EC(English Language Centers)
- StGiles International
- British Study Centres(BSC)
- Malvern House Brighton
より詳しい学校ごとの解説は、以下のページ内で行なっておりますので、深く知りたい方はぜひご覧ください!
ブライトンに留学するメリット・おすすめポイント
「留学羅針盤」では、ブライトン留学のメリットを3つに整理してみました。
「留学羅針盤」が考えるブライトン留学のメリットは以下の3つです。
- 日本人留学生が少ない環境であること
- ナイトライフやマリンアクティビティを楽しめること
- 多様性に溢れる自由な雰囲気で新しい価値観に出会えること
ブライトンは冒頭でもご説明したように、イギリスを代表する海浜リゾート地であり、LGBTQにも寛容な多様性に溢れる街です。
そのため、海外留学で「新しい価値観に触れたい人」や「ビーチで休暇を楽しみたい人」「日本人が少ない環境で学びたい人」にとっておすすめの留学先と言えます。
このようなブライトン留学のメリット・おすすめポイントについて、より詳しい情報は以下ページにて解説しております。さらに詳しく知りたい人は、ぜひ以下ページをご覧ください。
ブライトンへの社会人留学について
社会人になってからブライトンの大学や大学院、または次の就職活動を行うまでの間にブライトンの語学学校へ留学を検討している方も多いはずです。
ブライトンに社会人留学する場合、どれくらいの費用がかかるのか。ブライトンへの社会人留学のメリット・デメリットとは?
そんなブライトンへの社会人留学について、以下ページで詳しく解説しております!
ブライトンの治安情報について
リゾート地と聞くと治安状況が心配ですが、ブライトンは犯罪率8.9%と治安の良い都市です。
街にはナイトバーやクラブが集中していますが、その分、警察官の巡回も小まめに行われているため、警備の目が行き届いているそうです。
とはいえ、危険なエリアはあります。では、どのエリアが危険なのか? トラブルに巻き込まれた際の対処法は? 以下ページで詳しく解説しています!
ブライトン留学に必要な持ち物について
海外留学の準備で頭を悩ませるのが、留学に持っていく持ち物です。ブライトン留学では、どのような持ち物を持っていけばよいのでしょうか?
「留学羅針盤」では、ブライトン生活で必要な持ち物をカテゴリー別に整理しまとめました。
以下ページで詳しくご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
ブライトンの天候・気候情報について
ブライトンは「西岸海洋性気候」に分類され、夏と冬の寒暖差があまりない点が特徴です。
夏の平均気温は17℃ほど、冬の平均気温は4℃ほどです。
そんなブライトンの天候・気候情報やシーズンごとのおすすめの服装情報を以下ページではまとめています!
ブライトン留学のよくある失敗パターン
海外留学で失敗や後悔を避けるには、事前の認識と準備が大切。以下のような失敗は前もって避けられるよう意識を変えておく必要があります。
- 滞在先選びを妥協してしまった
- 学校のレベルが自分にあっていなかった
- 英語学習の習慣をつけずに留学してしまった
- 無理しすぎて体調を崩してしまった
このようなブライトン留学でよくある失敗例とその回避法について、以下ページで解説しています!留学の失敗を避けるために、事前に目を通しておきましょう。
ブライトンの最新コロナ情報について
ブライトンに留学する前には、最新の渡航条件にも目を通しておく必要があります。現在、特に気になるであろう内容が「新型コロナウイルス」による渡航制限情報でしょう。
世界的にワクチン接種が進んだこともあり、現在ではコロナ以前と同じように渡航制限は解除されています。
そんなイギリスの最新コロナ情報と現地の語学学校の再開情報などについて、以下ページで詳しく解説しております。
ブライトン以外のおすすめ留学先(イギリス国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
ロンドン
以下は「留学羅針盤」が厳選するロンドンの語学学校です。
- Kaplan International English
- OHC(OXFORD HOUSE College)
- StGiles
- EC
- Oxford International
- Stafford House
- LSI
- IH
- Speak Up London
- Malvern House
- Eurocentres
- British Study Centres
- Centre of English Studies
- Regent Oxford
ケンブリッジ
以下は「留学羅針盤」が厳選するケンブリッジの語学学校です。
オックスフォード
以下は「留学羅針盤」が厳選するオックスフォードの語学学校です。
- Centre of English Studies
- Regent Oxford
- Oxford International
- OHC(OXFORD HOUSE College)
- Kaplan International English
ブライトン以外のおすすめ留学先(国外)
ブライトンやイギリス以外の留学オプションもお探しですか?
そんな人には「カナダ」もおすすめできます。
イギリスと同じく英語圏で、就労機会や学びの機会が豊富だからです。
また、社会人留学をしたい人にとってもピッタリで、30歳以上でもチャレンジできるプログラムもありますよ。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
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ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |