ロンドンはイギリスの首都であり、ヨーロッパ随一の歴史と経済力を誇る都市です。
伝統を感じる街並み、特に建築物からは長い歴史の厚みを強く感じることができるでしょう。
そんなイギリス・ロンドンへの留学を検討している方に向けて、留学関連情報を一挙にお届け。誰しもが気になる留学費用からロンドン留学のメリット・治安情報など、留学準備中に知りたい情報を網羅的にお伝えします。
また、詳細の解説ページへのご案内もしていますので、詳しく知りたい方はそちらもあわせてご覧ください!
このページの目次
ロンドンの基本情報について
イギリスの南東部に位置するロンドンは、イギリスの首都として経済・文化の中心的存在です。
街には歴史的で荘厳な建造物が昔からの姿のまま残されており、近代的なビルと伝統的な教会・宮殿が織り交ざった街並みをしています。
約900万人(2019年)が暮らすロンドンは、多民族によって構成される世界でも最大規模のコスモポリタン都市です。
経済的にも、アメリカ・ニューヨークと並び比較されるほどの影響力をもっています。
また、文化・アート面でも世界のシーンをリードしており、美術館・博物館の数が300館以上もあることからもその様を感じ取ることができます。
そんなロンドンに関する基本的な情報を以下にまとめてみました!
地域名 | ロンドン(London) |
---|---|
面積 | 1,572平方キロメートル |
人口 | 約900万人(2019年) |
気温 | 平均最高気温 23℃、平均最低気温1℃ほど |
在留邦人数 | 約36,000人※ |
アクセス | 東京・成田空港から直行便で約12時間 |
時差 | 日本との比較で-9時間 |
宗教 | キリスト教(約50%)・イスラム教(約13%)・その他 |
電源プラグ | BF型 |
※ 参照元:外務省「海外在留邦人数調査統計」(平成28年度詳細版)より
ロンドン留学に必要な費用について
では、ロンドン留学には一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
2022年11月1日時点で1ドル = 140円台となっており、ここ数カ月円安が加速しています。
ただでさえ「海外留学はお金がかかる」印象が強いですから、よほど予算に余裕がある方を除いて、お金の話題は耳の痛いテーマなはず。
ここでは、ロンドン留学がだいたいどれくらいかかるのか、1カ月・3カ月・6カ月(半年)・12カ月(1年)の期間別に費用目安をまとめてみました。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約50~80万円 | 約120~200万円 | 約230~380万円 | 約440~740万円 |
上記の表の通り、ロンドン留学には1カ月で約50~80万円の費用が必要になります。
特に留学1カ月目は、「語学学校への入学金」や「航空券代(往復)」「海外留学保険料」「パスポート・ビザ申請費」などがかさむため、出費は多くなります。
では、この約50~80万円(留学1カ月分)の細かな内訳はどんな感じなのでしょうか?
あくまでサンプルではありますが、以下に1カ月分の内訳例を出してみました。
- 入学金・学費 = 約20~25万円
- 航空券代(往復) = 約10~15万円
- パスポート・ビザ申請費 = 約2~8万円
- 健康診断料 = 約0.5~1万円
- 海外留学保険料 = 約1~2万円
- 生活費 = 約10~15万円
- 滞在費 = 約8~15万円
上記の費用項目のうち、「生活費」と「滞在費」は例えば”基本的に自炊をする”や”ルームシェアを利用する”といった工夫と日々の積み重ねで出費を抑えることができます。
しかし、油断して外食やナイトライフなどがかさんでしまうとすぐに出費が増してしまいますので注意してください。
次に、英語の留学先としてロンドンとあわせて比較されやすいアメリカ・オーストラリア・カナダの留学費との比較をまとめてみました。
留学の期間 | ロンドン | アメリカ | オーストラリア | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約50~80万円 | 約60~70万円 | 約30~40万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約120~200万円 | 約140~160万円 | 約70~100万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約230~380万円 | 約280~320万円 | 約130~200万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約440~740万円 | 約560~640万円 | 約300~400万円 | 約320~400万円 |
現地でどのような生活を送るかによって費用は大きく増減しますので、日々細かくムダな出費がないか見直すことを心がけてくださいね!
そんなロンドン留学の費用について、以下ページで詳しく解説しています!
ロンドンの留学エージェントについて
もし一人でロンドン留学の準備をしていて行き詰まりを感じているなら、“留学のプロ”の力を借りてみてはいかがですか?
以下のページでは、ロンドン留学に対応しているおすすめの留学エージェント10選をご紹介。まずは気軽に相談してみましょう!
ロンドンに留学するメリット・おすすめポイント
次にロンドン留学のおすすめポイント・メリットをご紹介します。
「留学羅針盤」が考えるロンドンのおすすめポイントは以下の3つです。
- 世界遺産などの観光スポットがたくさんある
- 交通の便がとにかく良い
- 遊びと勉強を両立できる
ロンドンはヨーロッパを代表する歴史ある都市ですから、世界遺産などの”ぜひ一度は訪れたい”観光スポットに溢れています。
代表的なものに「ビッグベン」や「ロンドンブリッジ」「ウェストミンスター寺院」「ハンガーフォードブリッジ」があります。
また、大都市であるロンドンでは、どこへ行くのにも交通に不便を感じることはありません。日本の東京と比べても、各地域へのアクセスの良さを実感できるでしょう。
そして、オンオフとメリハリをつけて楽しめるのもロンドンの街の魅力。あらゆる娯楽が豊富なロンドンであれば、集中して英語学習に打ち込んだ後、ナイトバーやショッピングモールで気分を切り替えてプライベートを充実させることができます。
このようなロンドン留学のメリット・おすすめポイントについて、以下ページ内で詳しく解説しております。さらに知りたい方は、以下もあわせてご覧ください!
ロンドン留学のおすすめの語学学校
イギリス・ロンドンには数多くの語学学校があるため、そのなかから1校を選ぶのは大変です。
自分の英語学習の目的や予算・希望のライフスタイルから総合的に良いと思う留学先を選びましょう。
以下はロンドンにある語学学校です!
- Kaplan International English
- OHC(OXFORD HOUSE College)
- StGiles
- EC
- Oxford International
- Stafford House
- LSI
- IH
- Speak Up London
- Malvern House
- Eurocentres
- British Study Centres
- Centre of English Studies
- Regent Oxford
以下ページでは、ロンドンの語学学校をまとめて一覧で解説しております!
ロンドンへの社会人留学について
社会人になってからロンドンの大学や大学院、または次の就職活動を行うまでの間にロンドンの語学学校へ留学を検討している方も多いはずです。
ロンドンに社会人留学する場合、どれくらいの費用がかかるのか。ロンドンへの社会人留学のメリット・デメリットとは?
そんなロンドンへの社会人留学について、以下ページで詳しく解説しております!
ロンドンの治安情報について
大都会ロンドンで生活する際は、犯罪やトラブルに巻き込まれる危険性を常に頭に入れておく必要があります。
世界中の生活情報を記録している「NUMBEO」のデータによると、ロンドンの犯罪率は約54%と決して治安が良いとは言えません(東京は約24%)。
ロンドンの中では、特に「ブリクストン(Brixton)」や「エレファント&キャッスル(Elephant&Castle)」の周辺は治安が悪いと評判ですので、訪れる際は細心の注意を払いましょう。
留学生や観光客が巻き込まれやすい犯罪としては、スリや置引き、強盗やひったくり、そして偽警官による詐欺などが多いそうです。
これらのロンドンの治安情報やトラブル発生時の対処法については、以下ページ内で詳しく解説しています。
すでにロンドンへの留学を決めている人であっても、渡航前には一度は目を通していただきたいです!
ロンドン留学に必要な持ち物について
海外留学の準備で頭を悩ませるのが、留学に持っていく持ち物です。ロンドン留学では、どのような持ち物を持っていけばよいのでしょうか?
「留学羅針盤」では、ロンドン生活で必要な持ち物をカテゴリー別に整理しまとめました。
以下ページで詳しくご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
ロンドンの天候・気候情報について
ロンドンは西岸海洋性気候(Cfb)に属しており、夏は平均気温 20℃ほどと温暖で過ごしやすく、冬は平均気温4℃ほどと冷え込みます。
しかし、日本(東京)の冬ほど最低気温は低くないのが特徴です。
そんなロンドンの天候・気候情報、そしてシーズン(季節)ごとの適した服装について以下ページ内で解説しています!
ロンドンの最新コロナ情報について
世界全体を襲ったパンデミック「新型コロナウイルス」によって、イギリス留学は大きな打撃を受けました。
しかし現在ではコロナとの付き合い方が明確になり、イギリスへの渡航はコロナ以前と変わらないように元に戻りました。
そんなイギリス(ロンドン)の最新コロナ情報や語学学校の再開状況を以下ページでは解説しております!
ロンドン留学のよくある失敗パターン
ロンドンに留学する前に、海外留学にはどのような失敗がつきものか認識しておきましょう。
事前の認識・対策で失敗を防ぐことができれば、ロンドン留学がより充実した意味のある日々に変化するはずです。
以下ページでは、ロンドン留学でよくある失敗例7つと回避するためのポイントを解説しています!
ロンドン以外のおすすめ留学先(イギリス国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
ケンブリッジ
以下は「留学羅針盤」が厳選するケンブリッジの語学学校です。
オックスフォード
以下は「留学羅針盤」が厳選するオックスフォードの語学学校です。
- Centre of English Studies
- Regent Oxford
- Oxford International
- OHC(OXFORD HOUSE College)
- Kaplan International English
ブライトン
以下は「留学羅針盤」が厳選するブライトンの語学学校です。
- Eurocentres
- LSI Education
- EC(English Language Centers)
- StGiles International
- British Study Centres(BSC)
- Malvern House Brighton
ロンドン以外のおすすめ留学先(国外)
ロンドンやイギリス以外でおすすめの留学先も紹介しましょう。おすすめは「カナダ留学」です。
カナダでも、イギリスのように英語習得、現地での就労、専門的な分野の学習などができます。
また、30歳を超えても申請ができるROワーキングホリデーなど、独自のプログラムがあるのも魅力です。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
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ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |