ブリスベンはオーストラリア北東部にあるクイーンズランド州の州都です。
オーストラリア国内では、シドニー・メルボルンに次ぐ人口第3位の都市でもあります。ブリスベンは、洗練された都市と周辺の大自然の両面をバランスよく満喫できることが大きな特徴。
そんなオーストラリア・メルボルンは、英語留学先としても日本人に人気があります。
このページでは、そんなブリスベンの留学情報を網羅的にご紹介。各テーマごとに詳細の記事でのご案内もしていますので、そちらもあわせてご一読ください!
このページの目次
ブリスベンの基本情報について
オーストラリア北東部・クイーンズランド州の州都であるブリスベンは、人口約250万人の国内第三の都市です。
街はブリスベン川を挟むかたちで発展しており、市街地は「クイーンストリート・モール」という歩行者天国のショッピング街を中心に賑わっています。
ブリスベンの最大の魅力は、洗練された都市で暮らしながら周囲の大自然に日帰りで遊びに行けるところ。有名なリゾート都市「ゴールドコースト」、シュノーケリングや野生イルカへの餌付け体験ができる「モートン島」、世界遺産のガリ(フレーザー島)にも数時間で足を運ぶことができます。
まさに”リゾート観光の窓口”として、オーストラリア国内から多くの人が訪れるブリスベンは、英語学習だけでなく、オセアニアの大自然を満喫できる都市としての大きな魅力ももっているのです。
そんなブリスベンに関する基本的な情報を以下にまとめてみました!
地域名 | ブリスベン(Brisbane) |
---|---|
面積 | 15,830平方キロメートル |
人口 | 約250万人(2020年) |
気温 | 平均最高気温 30℃、平均最低気温9℃ほど |
在留邦人数 | 約10,000人※ |
アクセス | 東京・成田空港から直行便で約9時間 |
時差 | 日本との比較で+1時間 |
宗教 | キリスト教(60%以上)・イスラム教・仏教など |
電源プラグ | O型 |
※ 参照元:外務省「海外在留邦人数調査統計」(平成28年度詳細版)より
ブリスベン留学に必要な費用について
では、ブリスベン留学には一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
以下に、ブリスベン留学の1カ月・3カ月・6カ月・12カ月の期間別に必要な費用をまとめてみました。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約40~50万円 | 約70~100万円 | 約130~200万円 | 約300~400万円 |
仮にブリスベンに1カ月留学すると仮定した場合、約50万円の費用が必要となります。
そして、1カ月50万円の内訳は以下のようになります(あくまでサンプルです)。
- 入学金・学費 = 約10~15万円
- 航空券代(往復) = 約8~13万円
- パスポート・ビザ申請費 = 約2~8万円
- 健康診断料 = 約0.5~1万円
- 海外留学保険料(半年間 有効)= 約8~12万円
- 生活費 = 約10~15万円
- 滞在費 = 約6~10万円
留学1カ月目は、「語学学校への入学金」や「航空券代(往復)」「パスポート・ビザ申請費」などがかかりますが2カ月目以降はかかりません。
つまり留学2カ月目以降は、基本的に「学費」と「生活費」「滞在費」が毎月の出費となります。
全体の出費は、「どの語学学校のどのコースを選ぶか」「学生寮に滞在するかルームシェアを利用するか」「外食・自炊の頻度」などによっても大きく変動します。
なるべく節約したいという方は、滞在方法に学生寮を選び、なるべく自炊をして生活するよう心がけてください。
次に、英語留学先としてブリスベン留学とあわせて比較されやすいフィリピン・アメリカ・カナダとの留学費の違いを整理してみました。
留学の期間 | ブリスベン | フィリピン | アメリカ | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約40~50万円 | 約15~30万円 | 約60~70万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約70~100万円 | 約35~70万円 | 約140~160万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約130~200万円 | 約60~130万円 | 約280~320万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約300~400万円 | 約125~250万円 | 約560~640万円 | 約320~400万円 |
上記の表から、ブリスベンはアメリカ・カナダより費用を抑えて英語留学できることがわかります。
そんなブリスベン留学の費用や費用を抑えるポイントについて、以下ページで詳しく解説しております!
ブリスベンの留学エージェントについて
ブリスベン留学の学校選びや手続きは、賢くエージェントの力を借りるのがおすすめです。
ブリスベン留学でおすすめの留学エージェントを10サービス絞り込み、以下ページで解説しております。留学について、専門的なアドバイスを求めている方は、ぜひ以下ページをご覧ください!
ブリスベンに留学するメリット・おすすめポイント
次にブリスベン留学のおすすめポイント・メリットをご紹介します。
「留学羅針盤」が考えるブリスベンのおすすめポイントは以下の3つです。
- 交通の便が良く、観光を楽しみやすい
- コアラやカンガルーに会えるエリアが近い
- 島やビーチでマリンスポーツやイルカウォッチを楽しめる
ブリスベンの他の都市にないメリットは、やはり休暇を存分に楽しめるエリアが周囲に多いということ。少し時間をかけて移動することで、陸・海の両方の大自然を楽しめるでしょう。
英語留学は他の国・都市でもできたとしても、ブリスベンのような環境は他では体験できません。
これらのおすすめポイントについて、以下のページ内でより詳しく解説しております。さらに知りたい方は、以下もあわせてご覧ください!
ブリスベン留学のおすすめの語学学校
ブリスベンには英語留学生に人気の語学学校が多くあります。以下はそのなかからピックアップさせていただいた9の語学学校です。
- ILSC
- LSI
- OHC
- Kaplan
- Impact English College
- BROWNS English Language School
- Shafston International College
- Langports
- EF
以下ページでは、こちらの9の語学学校を一覧でご紹介しております!
ブリスベンの治安情報について
ブリスベンは「The Economist Intelligence」が発表した2021年度の世界住みやすさランキング「The Global Liveability Index 2021」において、世界140都市のなかで第10位に入っています。
オーストラリアのシドニーやメルボルンといった主要都市も住みやすいと評判ですが、ブリスベンも同等に評価されているのです。
市が打ち出した「安全都市化計画」やホームレス問題を解決するための「Homeless Connect」が効果を発揮し、街の治安も良い状態が保たれています。
しかし、ブリスベンのなかでも「ブリスベンCBD(Central business District)」「フォーティーテュード・ヴァリー(FortitudeValley)」などのエリアは治安があまり良くないという情報もあります。
いくら治安が良いといっても、慣れ親しんだ日本とは違う環境ですので、”自分の身は自分で守る意識”は忘れないようにしてください。
以下のページでは、さらに詳しいブリスベンの治安情報やトラブル時の対処法をまとめていますので、こちらもあわせてチェックしてくださいね!
ブリスベン留学に必要な持ち物について
海外留学の準備で頭を悩ませるのが、留学に持っていく持ち物です。
ブリスベン留学では、どのような持ち物を持っていけばよいのでしょうか?
「留学羅針盤」では、ブリスベン生活で必要な持ち物をカテゴリー別に整理しまとめました。
以下ページで詳しくご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
ブリスベンの天候・気候情報について
温暖湿潤気候(Cfa)に属するブリスベンは、1年を通して温暖な都市です。
南半球にあるため、季節の進み方は日本とは真逆。夏と冬の寒暖差が大きくないので、どの季節でも半袖~薄手の長袖で過ごすことができます。
そんなブリスベンの天候・気候情報と季節ごとの適した服装について、以下ページで詳しく解説しております!
ブリスベンの最新コロナ情報について
世界中に影響を与えた新型コロナウイルスですが、ピーク時よりも落ち着きを取り戻しています。それは、オーストラリアでも同じ。
オーストラリアへの入国制限は現在は解除され、コロナ以前と同じように渡航できるようになりました。
そんなオーストラリアの最新コロナ情報について、以下ページ内で詳しく解説しております!
ブリスベン以外のおすすめ留学先(オーストラリア国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
シドニー
以下は「留学羅針盤」が厳選するシドニーの語学学校です。
- ILSC
- LSI
- OHC
- IH
- Kaplan
- CCEB
- Charter
- Milestones English Academy
- Impact English College
- BROWNS English Language School
- Shafston International College
- Milner International College
- Langports
- Pacific English Study
- YouSTUDY International College
- Phoenix Academy
- EF
メルボルン
以下は「留学羅針盤」が厳選するメルボルンの語学学校です。
パース
以下は「留学羅針盤」が厳選するパースの語学学校です。
ブリスベン以外のおすすめ留学先(国外)
ブリスベンやオーストラリア以外でおすすめの留学先を探している人もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのは「カナダ」です。
カナダでできることは、オーストラリアと似ています。大自然を満喫することもできますし、英語を学んだり、現地で働くこともできます。
また、30代以上の社会人が働いたり学んだりできるプログラムが豊富です。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
---|---|
ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |