メルボルンはオーストラリア南東部にあるビクトリア州の州都です。
シドニーと並び、国内のみならず、オセアニア地域を代表する商業都市として発展しています。
オーストラリアはワーキングホリデー利用者からも人気が高い国ですので、メルボルンを留学先として候補に入れている方も多いのではないでしょうか。
このページでは、そんなメルボルンの留学情報をまとめています。各テーマごとに詳細の記事でのご案内もしていますので、そちらもあわせてご一読ください!
このページの目次
メルボルンの基本情報について
メルボルンはオーストラリア南東部にあるビクトリア州の州都です。
イギリスの政治経済誌『エコノミスト』※が調査・発表した「世界の最も住みやすい都市(2022年)」で、メルボルンは第10位にランクインしています。
総人口は約507万人(2019年)であり、また世界的な学術都市として多くの留学生を受け入れているのもこの街の特徴です。
主な観光名所は、世界遺産の「ロイヤルエキシビションビルディング」や南半球で最も高い展望台「ユーレカ・スカイデッキ」、メルボルン最古のアーケード「ロイヤルアーケード」などです。
そんなメルボルンに関する基本的な情報を以下にまとめてみました!
※ 参考元:世界で最も住みやすい都市ランキング2022、ウィーン首位 パンデミック前の上位国が返り咲き | やまとごころ.jp
地域名 | メルボルン(Melbourne) |
---|---|
面積 | 約9,990平方キロメートル |
人口 | 約507万人(2019年) |
気温 | 平均最高気温 30℃、平均最低気温4℃ほど |
在留邦人数 | 約17,000人(メルボルン都市圏)※ |
アクセス | 東京・成田空港から直行便で約10時間 |
時差 | 日本との比較で+2時間 |
宗教 | キリスト教(60%以上)・イスラム教・仏教など |
電源プラグ | O型 |
※ 外務省「海外在留邦人数調査統計」(平成28年度詳細版)より
メルボルン留学に必要な費用について
では、メルボルン留学には一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
まとまった期間の海外留学であれば決して安くはないことはご存じかとは思いますが、とはいえ具体的な相場はすぐ頭に浮かばないはずです。
留学に必要な費用は、前もって把握しておかないと、きっと現地で苦労するはずです。
以下に、メルボルン留学の1カ月・3カ月・6カ月・12カ月の期間別に必要な費用をまとめてみました。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約40~50万円 | 約70~100万円 | 約130~200万円 | 約300~400万円 |
上記の通り、メルボルン留学に1カ月行くとすると約50万円の費用がかかります。
ただし、この費用はどの語学学校を選ぶか、滞在方法は学生寮かルームシェアか、どれだけ外食をするかなどによっても大きく異なることは理解しておいてください。
滞在1カ月の約50万円の細かな内訳は、おおよそ以下のようなかたちです。
- 入学金・学費 = 約10~15万円
- 航空券代(往復) = 約8~13万円
- パスポート・ビザ申請費 = 約2~8万円
- 健康診断料 = 約0.5~1万円
- 海外留学保険料(半年間 有効)= 約8~12万円
- 生活費 = 約10~15万円
- 滞在費 = 約6~10万円
留学の1カ月目は、「語学学校への入学金」や「航空券代(往復)」「パスポート・ビザ申請費」などがかかります。
2カ月目以降は、基本的には「学費」と「生活費」「滞在費」が毎月の出費となります。
滞在方法はホームステイ・シェアハウス・学生寮の中から選ぶ学生が多いですが、なかでも語学学校が用意している学生寮を利用すると費用を抑えることができるでしょう。
次に、英語留学先としてメルボルン留学とあわせて比較されやすいアメリカ・オーストラリア・カナダとの留学費の違いを整理してみました。
留学の期間 | メルボルン | フィリピン | アメリカ | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約40~50万円 | 約15~30万円 | 約60~70万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約70~100万円 | 約35~70万円 | 約140~160万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約130~200万円 | 約60~130万円 | 約280~320万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約300~400万円 | 約125~250万円 | 約560~640万円 | 約320~400万円 |
上記の表を見ると、物価水準の低いフィリピンを除くとメルボルンはアメリカ・カナダより費用を抑えて英語留学できることがわかります。
日本との時差も少ない点を考えると、メルボルン留学は日本人の留学先としてとても有力であると捉えてよいのではないでしょうか。
そのほか、メルボルン留学にかかる費用に関して、以下ページで詳しく解説しています。よろしければ、こちらもあわせてチェックしてみてください!
メルボルンに留学するメリット・おすすめポイント
次にメルボルン留学のおすすめポイント・メリットをご紹介します。「留学羅針盤」が考えるメルボルンのおすすめポイントは以下の3つです。
- 街なかの移動が簡単で、かつ安価
- 活気に満ちた”ここだけ”のアートに触れられる
- エキサイティングなイベントを楽しめるスポット満載
これらのおすすめポイントについて、詳しくは以下ページ内で解説しております。
具体的にどんなところがおすすめなのか、詳しく知りたい方は以下をご覧ください!
メルボルン留学のおすすめの語学学校
オーストラリアの中心都市・メルボルンには、世界中から留学生が訪れているため、語学学校の数も充実しています。
ワーキングホリデー制度で留学する日本人の数も多く、現地では日本人と講義をともにする機会もあるでしょう。
そんなメルボルンに展開している語学学校を以下にまとめました。
上記の語学学校ごとの詳細情報は、気になる学校名をクリック(またはタップ)していただくことでご覧いただくことができます。
あなたの留学生活の成功は、”自分にあった語学学校選び”が大きなポイントであることは間違いありません。
妥協して決めてしまうのではなく、心から納得した語学学校を選ぶようにしてくださいね。
メルボルンの留学エージェントについて
「自分ひとりで留学先を決めるのは不安…..」、そんな留学希望者の背中を押してくれるのが留学エージェントの存在です。
メルボルンの留学支援に精通した留学エージェントには、以下の11社があります。
- スクールウィズ
- EF
- スマ留
- 成功する留学
- 夢カナ留学
- オーストラリア留学センター
- ウインテック留学センター
- メルボルン留学センター
- YAC Agency
- 留学タイムズ
- 留学ジャーナル
これらの留学エージェントの利用は基本的に無料で行えます。
各留学エージェントによって、細かなサポート内容は異なりますので、気になる方は以下ページにて詳しいサービス内容をぜひチェックしてみてください!
メルボルンの治安情報について
イギリスの権威ある雑誌『エコノミスト誌』が、毎年発表している「世界の最も住みやすい都市」のランキングで常に上位にランクインしているのがオーストラリア・メルボルンです。
この調査結果からも分かるように、メルボルンは世界的に見ても治安の良い都市です。
これは政府が実行している「CAD Safety Plan」と呼ばれる、監視カメラやスピーカーを街なかに設置し、治安維持のネットワークを強化する取り組みが影響していると言われています。
全体的には治安の良いメルボルンですが、「セントアルバンズ(St Albans)」や「ダンデノング(Dandenong)」などは治安が悪いとも報告されていますので、注意が必要です。
このようなメルボルンの治安情報や万が一トラブルに巻き込まれた場合の対処法を以下ページで詳しく解説しております。
メルボルンに留学される前には、一度しっかり頭にインプットしておきましょう!
メルボルン留学に必要な持ち物について
海外留学の準備で頭を悩ませるのが、留学に持っていく持ち物です。
メルボルン留学では、どのような持ち物を持っていけばよいのでしょうか?
「留学羅針盤」では、メルボルン生活で必要な持ち物をカテゴリー別に整理しまとめました。
以下ページで詳しくご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
メルボルンの天候・気候情報について
オーストラリア南東部に位置するメルボルンは、西岸海洋性気候(気候区分:Cfb)に属しています。「1日の中に四季がある」と表現されるように、メルボルンの気候は1日の中で変化しやすいという特徴があります。
メルボルンの平均最高気温は約30℃、平均最低気温は約4℃。南半球のため、日本とは季節の進み方が真逆となります。
このようなメルボルンの月別の気温・降水量情報、そして国内主要都市との比較やシーズン別に持参したほうがよいモノを以下ページでは解説しています!
メルボルンの最新コロナ情報について
現在、オーストラリアへの新型コロナウイルスに関する渡航制限は全面的に解除されました。
コロナ以前のように、観光ビザ・学生ビザ・ワーキングホリデービザのいずれかが渡航目的に沿って取得できていれば、問題なく入国することができます。
このようなオーストラリアの新型コロナウイルスに関する最新情報について、以下ページ内で詳しく解説しておりますのでぜひご覧ください。
メルボルン留学のよくある失敗パターン
メルボルン留学でよく見られる失敗例を事前に認識しておくことは、自身の失敗を避けるためにも役立ちます。
100%カンペキな留学生活は難しいものですが、後々大きく後悔するような失敗は必ず避けたいですよね。
以下ページでは、メルボルン留学のよくある失敗例を6つご紹介。失敗を回避するためのポイントについても解説しております!
メルボルン以外のおすすめ留学先(オーストラリア国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
シドニー
以下は「留学羅針盤」が厳選するシドニーの語学学校です。
- ILSC
- LSI
- OHC
- IH
- Kaplan
- CCEB
- Charter
- Milestones English Academy
- Impact English College
- BROWNS English Language School
- Shafston International College
- Milner International College
- Langports
- Pacific English Study
- YouSTUDY International College
- Phoenix Academy
- EF
ブリスベン
以下は「留学羅針盤」が厳選するブリスベンの語学学校です。
- ILSC
- LSI
- OHC
- Kaplan
- Impact English College
- BROWNS English Language School
- Shafston International College
- Langports
- EF
パース
以下は「留学羅針盤」が厳選するパースの語学学校です。
メルボルン以外のおすすめ留学先(国外)
メルボルンやオーストラリア以外でおすすめの留学先も知りたいですか?
オーストラリア国外でおすすめの留学先は「カナダ」です。
カナダもオーストラリアと共通点が多く、英語圏、自然が多い、多文化国家、ワーキングホリデーができるなどの魅力があります。
また、オーストラリアと異なり、35歳まで応募できるワーキングホリデー(ROワーホリ)やコープ留学など、社会人留学のオプションが豊富なのも特徴です。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
---|---|
ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |