パースはオーストラリア西部にある西オーストラリア州の州都です。
『世界で一番美しい街』とも言われており、世界的に見ても海外移住者から人気の高い街です。
そもそも、オーストラリアはワーキングホリデー制度を利用して留学する人にとても人気の高い国。そのため、ここパースに留学する日本人も多く、英語留学希望者は着目しておくべき都市といえます。
このページでは、そんなオーストラリア・パースの留学情報を網羅的にご紹介します。
各テーマごとに詳細の記事でのご案内もしていますので、そちらもあわせてご一読ください!
このページの目次
パースの基本情報について
西オーストラリア州の州都であるパースは、オーストラリア第4の都市です。
インド洋に面した西海岸線に近く、旅行ジャーナリストの故・兼高かおるさんが「世界で最も美しい街、一番住みたい街」と絶賛したことで知られています。
なぜ、そこまで人を魅了するのかというと、以下のようなエリアや出会いが期待できるためです。
- エメラルドグリーンの海と白い砂浜が美しい「ロットネスト島」
- 「ロットネスト島」でしか出会えない可愛らしい有袋類クオッカ
- 「西オーストラリアの雪」とも言われるランセリン砂丘
- セスナで上空から遊覧したい「ヒリアー湖(通称:ピンクレイク)」
- 27億年もの歳月をかけて形づくられた「ウエーブ・ロック」
このようなパースならではの大自然スポットに、パース市街から日帰りで訪れることが可能なため、英語留学しながらオフの時間を楽しむことができるでしょう。
パースの街は、海外出身者(移住者)が人口の約30%にも達しており、とても多様性のある街。街なかは高層ビルやおしゃれなショッピングモールも立ち並んでいるので、都会的な暮らしにももちろん不自由しません。
そんなパースに関する基本的な情報を以下にまとめてみました!
地域名 | パース(Perth) |
---|---|
面積 | 6,418平方キロメートル |
人口 | 約200万人(2016年) |
気温 | 平均最高気温 31℃、平均最低気温8℃ほど |
在留邦人数 | 約8,300人※ |
アクセス | 東京・成田空港から直行便で約10時間 |
時差 | 日本との比較で-1時間 |
宗教 | キリスト教(60%以上)・イスラム教・仏教など |
電源プラグ | O型 |
※ 参考元:在パース 日本国総領事館 西豪州概要(2013年8月)より
パース留学に必要な費用について
では、パース留学には一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
以下に、パース留学の1カ月・3カ月・6カ月・12カ月の期間別に必要な費用をまとめてみました。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約40~50万円 | 約70~100万円 | 約130~200万円 | 約300~400万円 |
上記の表を見て分かるように、パースに1カ月留学するには約50万円の費用が必要となります。
ちなみに、オーストラリアの統計情報を公開している「.id community」によると、2021年~2022年の間でパースの消費者物価指数(CPI)は上昇傾向にあると報告されています。
具体的には、2022年6月までの1年の間で消費者物価指数(CPI)は約7.5%も上昇。オーストラリアの国全体を通しても上昇傾向なので、昨今の円安の動きも加味すると、今後はより一層 留学生の負担が大きくなる恐れもあります(22年11月1日時点:1$ = 147円)。
では、次にパース留学1カ月分の50万円の費用の内訳をご紹介します。
- 入学金・学費 = 約10~15万円
- 航空券代(往復) = 約8~13万円
- パスポート・ビザ申請費 = 約2~8万円
- 健康診断料 = 約0.5~1万円
- 海外留学保険料(半年間 有効)= 約8~12万円
- 生活費 = 約10~15万円
- 滞在費 = 約6~10万円
上記はあくまで内訳の一例に過ぎませんが、2カ月目以降に毎月継続して発生する「生活費」と「滞在費」をいかに抑えるかが、パースでの留学生活で節約するカギといえるでしょう。
なるべく節約したいという方は、滞在方法はなるべく語学学校が保有する学生寮かルームシェアを検討し、食事は可能な限り自炊するようにしてください。
次に、英語留学先としてパース留学とあわせて比較されやすいフィリピン・アメリカ・カナダとの留学費の違いを整理してみました。
留学の期間 | パース | フィリピン | アメリカ | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約40~50万円 | 約15~30万円 | 約60~70万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約70~100万円 | 約35~70万円 | 約140~160万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約130~200万円 | 約60~130万円 | 約280~320万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約300~400万円 | 約125~250万円 | 約560~640万円 | 約320~400万円 |
上記の表から、パースはアメリカ・カナダより費用を抑えて英語留学できることがわかります。
しかし、今後も円安の動きやパースの物価高騰も予想されますので、留学計画を練る際には最新の情報を必ずチェックするよう心がけてください!
パースの留学エージェントについて
自分にあった語学学校選びからビザ・航空券の手続き……など、パース留学に至るまでにはたくさんの庶務が必要です。これらの対応は留学の専門家、留学エージェントにお願いするのが賢明。
以下ページでは、パース留学のおすすめエージェント10選をご紹介しています。依頼先が決まっていない人は、ぜひこちらをご覧ください!
パースに留学するメリット・おすすめポイント
次にパース留学のおすすめポイント・メリットをご紹介します。
「留学羅針盤」が考えるパースのおすすめポイントは以下の3つです。
- ゆったりとした環境で学べる
- 公共交通機関が無料で利用できる
- ロットネスト島などでアドベンチャー体験ができる
- ザトウクジラやイルカに出会える
パースには、日本でいうJR東日本の「Suica」やJR西日本の「ICOCA」のようなチャージ式の交通ICカード「SmartRider」があります。
文字通り、お金をチャージして利用するのですが、なんとパースの中心街であるウエストパークからイーストパークまではフリーゾーンとなっており、電車にもバスにも無料で乗車することができます。
そのほかの魅力は、何度かお伝えしている周辺の大自然へアクセスしやすいということ。
これは比較的オーストラリア全体に言える話ではありますが、パースにはロットネスト島をはじめとした大自然が溢れており、日本にはないアドベンチャーを体験することができます。
これらのパースのおすすめポイントについて、以下のページ内でより詳しく解説しております。さらに知りたい方は、以下もあわせてご覧ください!
パース留学のおすすめの語学学校
次に、パース留学でおすすめの語学学校をご紹介します。
「留学羅針盤」が厳選したパースのおすすめの語学学校は以下の4校です。
これらの語学学校の情報は、以下ページでまとめてお伝えしています。
パースの治安情報について
穏やかな街並みのイメージが強いパースですが、治安状況はどうなのでしょうか?
「The Economist Intelligence Unit」が2021年に発表した「世界の住みやすさランキング(The Global Liveability Index 2021)」によると、パースは世界140都市のなかで第6位に入っています。
この結果からもわかるように、パースは日本と同等に治安が良い都市です。
しかし、「ウィリアムストリート(William Street)」や「ノースブリッジ(North Bridge)」などの付近は治安があまり良くないと報告されていますので、夜間は特に気を付けてくださいね。
以下のページでは、さらに詳しいパースの治安情報やトラブル時の対処法をまとめていますので、こちらもあわせてチェックしてくださいね!
パース留学に必要な持ち物について
海外留学の準備で頭を悩ませるのが、留学に持っていく持ち物です。
パース留学では、どのような持ち物を持っていけばよいのでしょうか?
「留学羅針盤」では、パース生活で必要な持ち物をカテゴリー別に整理しまとめました。
以下ページで詳しくご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
パースの天候・気候情報について
パースは地中海性気候(Csa)に属しており、一年中温暖で夏に雨が降らない特徴があります。
パース留学を快適に過ごすために、留学の期間や季節にあわせてどのような服装を心がければよいのでしょうか。
そんなパースの天候・気候情報と季節ごとの適した服装について、以下ページで詳しく解説しております!
パースの最新コロナ情報について
オーストラリアに留学する人が、事前に正確な情報を把握していたい事柄が「新型コロナウイルス」についてです。
コロナについて最新情報を把握し、渡航直前になって慌てることのないよう準備しておきましょう。
以下ページでは、オーストラリアの最新コロナ情報をまとめています!
パース留学のよくある失敗パターン
海外留学は事前の準備と心がけ次第で、失敗を避けることができます。
パース留学という新しいチャレンジでは、多少のつまづきはしょうがないもの。
とはいえ、帰国後に後悔するような失敗は避けたいですよね。
以下ページでは、パース留学でよくある10の失敗例と回避するためのポイントをお伝えしています!
パース以外のおすすめ留学先(オーストラリア国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
シドニー
以下は「留学羅針盤」が厳選するシドニーの語学学校です。
- ILSC
- LSI
- OHC
- IH
- Kaplan
- CCEB
- Charter
- Milestones English Academy
- Impact English College
- BROWNS English Language School
- Shafston International College
- Milner International College
- Langports
- Pacific English Study
- YouSTUDY International College
- Phoenix Academy
- EF
メルボルン
以下は「留学羅針盤」が厳選するメルボルンの語学学校です。
ブリスベン
以下は「留学羅針盤」が厳選するブリスベンの語学学校です。
- ILSC
- LSI
- OHC
- Kaplan
- Impact English College
- BROWNS English Language School
- Shafston International College
- Langports
- EF
パース以外のおすすめ留学先(国外)
パースやオーストラリア以外のおすすめの留学先も紹介します。
オーストラリア留学に興味がある人におすすめできるのは「カナダ」です。
カナダはオーストラリア同様に、英語を学んだり、就労体験をしたり、大自然の中で暮らすこともできます。
また、30代以上でキャリアアップや永住を目指す人が活用できるプログラムも豊富です。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
---|---|
ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |