ロサンゼルスはニューヨークに次ぐアメリカ第二の都市であり、エンタメ産業が盛んな街です。
有名なハリウッドやユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、TCLチャイニーズシアターなどでポップカルチャーを楽しむことができます。
そんなロサンゼルスの街に惹かれ、英語留学を検討中という方に向けて留学関連情報をまとめてお届けします。
本記事内では、各テーマごとに詳細の記事へのご案内もしていますので、そちらもあわせてぜひご一読ください!
このページの目次
ロサンゼルスの基本情報について
ロサンゼルスはアメリカ国内でニューヨークに次ぐ第二の都市であり、日本人在住者の数も多いのが特徴です。
外務省が発表している「海外在留邦人数調査統計」によると、2017年時点で約7万人弱の日本人が在住していることがわかります。
カリフォルニア州を代表する都市として、映画産業やテーマパーク産業が代表的です。
まさに”エンターテイメントのメッカ”のような存在で、北東のハリウッド・東のサンフェルナンドバレー・西のサンタモニカと人々を魅了するエリアに囲まれています。
ロサンゼルスの範囲は、「ロサンゼルス郡」「オレンジ群」の2郡のみと捉える場合と、さらに「リバーサイド郡」「サンバーナーディーノ郡」「ベンチュラ郡」の合計5郡までを含む場合とがあります。
この2郡のみで考えた場合、人口は約1,300万人であり、5郡として考えた場合の人口は約1,700万人となります。
そんなロサンゼルスに関する基本的な情報を以下にまとめてみました!
地域名 | ロサンゼルス(Los Angeles)※ |
---|---|
面積 | 約1,300平方キロメートル |
人口 | 約1,700万人 |
気温 | 平均最高気温 28℃、平均最低気温7℃ほど |
在留邦人数 | 約7万人 |
アクセス | 東京・成田空港から直行便で約12時間 |
時差 | 日本との比較で-17時間 |
電源プラグ | A/Bタイプ |
※ ロサンジェルス・ロスアンゼルス・ロスアンジェルスなどとも表現されます
ロサンゼルス留学に必要な費用について
ロサンゼルス留学を検討する際にもっとも気になるのが費用面の問題です。
多くの人に漠然と「アメリカ留学はお金がかかる」といういイメージがあるかと思いますが、実際にどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
以下にロサンゼルス留学の1カ月・3カ月・6カ月・12カ月の期間別に必要な費用をまとめてみました。
厳密には「どの語学学校のどのコースを選択するか」「滞在はルームシェアか一人暮らしか」「生活は外食多めか自炊多めか」などの条件で変動はします。
その点は理解したうえで、以下をご覧ください。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約60~70万円 | 約140~160万円 | 約280~320万円 | 約560~640万円 |
上記の通り、ロサンゼルス留学を仮に1カ月行なったとすると約60~70万円の費用が必要となります。
留学初月は語学学校への入学金がかかりますので2カ月以上留学するとひと月あたりの費用は低くなりますが、それでも1カ月平均に直すと約46万円は毎月必要となるでしょう。
留学生の多くは日本の正社員のように日中働くことは難しいはずですので、事前にかなり資金に余裕をもっていなければなりません。
また、以下にロサンゼルス留学1カ月の費用の内訳を整理してみました。
- 入学金・学費 = 約20万円
- 航空券代(往復) = 約11万円
- パスポート・ビザ申請費 = 約2万円
- 海外留学保険料 = 約7万円
- 生活費 = 約10万円
- 滞在費(家賃) = 約20万円
次にアメリカ・ロサンゼルス留学とあわせて比較検討されやすいフィリピン・オーストラリア・カナダとの留学費の違いを整理してみました。
留学の期間 | サンフランシスコ | フィリピン | オーストラリア | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約60~70万円 | 約15~30万円 | 約40~50万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約140~160万円 | 約35~70万円 | 約70~100万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約280~320万円 | 約60~130万円 | 約130~200万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約560~640万円 | 約125~250万円 | 約300~400万円 | 約320~400万円 |
フィリピン留学は「格安」を売りにしており、国としても物価が低いので少し同列に扱うのは無理があるかもしれません。
しかし、オーストラリア・カナダと比べてみるとわかるように、サンフランシスコ留学の費用の高さが目立ちます。
とはいえ、滞在をルームシェアにしてみたり、基本的に食事は自炊にするなどの工夫で出費を抑えることは可能です。
ただし、ロサンゼルスに留学する際には、十分に予算に余裕をもっておくべきなのは間違いありません。
以下ページではロサンゼルス留学の費用について詳しく解説しています!
ロサンゼルスに留学するメリット・おすすめポイント
先ほど”エンタメのメッカ”と表現したように、日本人留学生が楽しめる場所が豊富にあり、どこか優雅さも感じるロサンゼルスですが改めて留学にはどんなメリットがあるのでしょうか?
「留学羅針盤」が考えるロサンゼルス留学のメリットは、以下の3つです。
- 日本人にとって住みやすい環境
- 年間を通して温暖で冬がない
- アメリカならではの文化や観光スポットが楽しめる
在留邦人数が約7万人もいるロサンゼルスには、日本食レストランをはじめ日本人が快適に過ごせる環境が整っています。
また、東海岸のニューヨークやボストンと違い、ロサンゼルスの年間平均気温は20℃前後で、雪が降るような真冬は存在しないのが特徴です。
そして何よりもカルチャー面の分厚さ!芸術・音楽・ファッション・エンタメなどどれをとっても一流を楽しむことができる世界的にも特別な街です。
このようなロサンゼルス留学のおすすめポイントやメリットについて、詳しくは以下のページで解説していますのでよろしければウォッチしてみてください!
ロサンゼルス留学がおすすめされないいくつかの理由
ロサンゼルスをはじめ、アメリカ留学は留学希望者全員に適している環境とは言い難いのが現実です。
本来向いていない人が留学すると、帰国後に後悔しかねません。アメリカ留学が向いている人とそうでない人とは?
以下ページでは、アメリカ留学のおすすめできない理由と向いている人について解説しています!
ロサンゼルス留学のおすすめの語学学校
英語留学の成功を左右する大きな要素が「学校選び」です。
憧れのロサンゼルス生活ばかりに意識が向いて、真に自分に適した語学学校選びができていない人も多いのではないかと思います。
語学学校を選ぶ際には費用面や立地だけでなく、自分の英語学習の中長期の目標から逆算して、少しでもプラスになる環境を選びましょう。
また、インターネット上に公開されている情報は限定的なので直接、語学学校に問い合わせてみたり転職エージェントサービスを利用することをおすすめします。
そんなロサンゼルスの語学学校について、「留学羅針盤」では以下を解説しています。
気になる語学学校名をクリック(またはタップ)していただくと詳細を解説したページに飛びますので、ぜひご覧ください!
ロサンゼルス留学で必要な持ち物について
ロサンゼルス留学で現地に渡ってから困らないように、事前にしっかりと持ち物は準備しておきたいですね!
必要な持ち物は、「書類」「衣類」「電子機器」「医薬品・アメニティ」「勉強道具」「日用品」に大きく分類することができます。
以下ページでは、”ロサンゼルス留学で必要な持ち物リスト”をまとめています。ぜひ、こちらも目を通されてみてください!
ロサンゼルスの留学エージェントについて
まとまった費用がかかるロサンゼルス留学を失敗に終わらせないためには、自分一人で留学先を決めるのではなく、専門的なノウハウと経験をもつ留学エージェントに相談するのもひとつの選択肢です。
ロサンゼルス留学を取り扱っている留学エージェントとして、代表的なサービスは以下の通りです。
- ロサンゼルス留学センター
- スクールウィズ
- ブリッジ留学サポートセンター
- ウィッシュインターナショナル
- 夢カナ留学
- アメリカ留学.US
- ワールドアベニュー
- スマ留
- 留学スクエア
ロサンゼルス留学の留学エージェントについて、詳しい解説は以下のページにて行なっています。詳しく知りたい方は、ぜひ以下をご覧ください!
ロサンゼルスの治安情報について
日本人の在住者が多いロサンゼルスですが、自分の身の安全は自分で守る意識が重要です。
「日本の常識は世界の非常識」という言葉があるように、日本で過ごす時のような意識で気を緩めて生活すると思わぬトラブルや犯罪に巻き込まれる可能性があります。
実際、人口に対する犯罪率という観点で見ると、東京の0.59%に対し、犯罪率2.77%と高い傾向にあります。
スリや置引きだけでなく、銃を用いた強盗やアジア人に対するヘイトクライムも自身に振りかかる危険性も忘れないでいてください。
以下のページでは、そんなロサンゼルスの治安情報やトラブル時の対処法について詳しく解説しています。
ロサンゼルスに渡航する前には、一度頭にインプットしておいていただきたいです!
ロサンゼルス留学のよくある失敗パターン
ただ漠然とロサンゼルスに留学しても、英語力が自然と上がることはありません。ちゃんと目的意識を持ち、コツコツと積み重ねを行なっていく必要があります。
- プログラムやコースが良いが、校内環境が合わなかった失敗例
- 外食のし過ぎ、観光のしすぎで生活費が底をついた失敗例
そのほか、このように英語学習以外が原因で留学生活を後悔することも。
サンフランシスコ留学のよくある失敗例と回避のポイントについて、以下ページで解説しています!
ロサンゼルスの天候・気候情報について
ロサンゼルスは地中海性気候に属しており、「冬に一定の降雨がある」「夏は雨が降らない(乾季がある)」「夏は日差しが強く乾燥している」という特徴があります。
1年間を通して、平均気温は14~22℃ほどの間であり、とても過ごしやすい都市でしょう。
そんなロサンゼルスの天候・気候情報について、以下ページで詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
ロサンゼルス以外のおすすめ留学先(アメリカ国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
ボストン
以下は「留学羅針盤」が厳選するボストンの語学学校です。
ニューヨーク
以下は「留学羅針盤」が厳選するニューヨークの語学学校です。
- EF ニューヨーク校
- Kaplan(Kaplan International languagues)
- Oxford International
- Rennert International
- LSIニューヨーク校
- Sprachcaffe
- OHC
- EC
サンフランシスコ
以下は「留学羅針盤」が厳選するサンフランシスコの語学学校です。
ハワイ
以下は「留学羅針盤」が厳選するハワイの語学学校です。
ロサンゼルス以外のおすすめ留学先(国外)
最後に、ロサンゼルスやアメリカ以外の留学先のオプションもご紹介しておきますね。
留学羅針盤でおすすめしたいのは「カナダ」です。
カナダでは英語を学ぶだけでなく、ワーキングホリデービザなどもあるので、現地で働くこともできますよ。
治安のよさも魅力で、「海外に行きたいけど怖いな……」と思っている人にもおすすめの留学先です。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
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ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |