ニューヨークはアメリカ東海岸に位置し、文化・経済の両面で世界をリードする大都市です。
マンハッタン・ブロンクス・クイーンズ・ブルックリン・スタテンアイランドから構成される大都市ニューヨークで一度は留学生活を送ってみたいと夢見る方もいらっしゃるはずです。
しかし漠然と「ニューヨークではお金がかかるから留学できっこない」と留学候補から最初から外しているという方も同時に多いはずです。
「本当にニューヨーク留学は不可能なのでしょうか」。「いくら費用があれば実現可能なのでしょうか」。
このように気になるニューヨーク留学について、関連情報をまとめてみました。
本記事内では、各テーマごとに詳細の記事へのご案内もしていますので、そちらもあわせてぜひご一読ください!
このページの目次
ニューヨークの基本情報について
ニューヨークは言わずと知れたアメリカを代表する大都市です。
アメリカに興味がある人だろうとない人だろうと、誰しもがその存在を知っている街でしょう。
冒頭でもお伝えした通り、ニューヨークは「マンハッタン」「ブロンクス」「クイーンズ」「ブルックリン」「スタテンアイランド」という5つの行政区から構成されます。
とはいえ、多くの人がニューヨークと聞いてイメージにするのはマンハッタン島のエリアかと思います。
ニューヨークは1624年にヨーロッパから渡ってきたオランダ人によって交易場として発展してきました。
その後、19世紀から20世紀にかけて多くの移民を受け入れ成長してきたニューヨークは、「眠らない街」と呼ばれるほど、世界トップクラスに文化・経済の両面で活気を帯びています。
そんなニューヨークの基本的な情報を以下にまとめてみました!
地域名 | ニューヨーク(New York City) |
---|---|
面積 | 1,214平方キロメートル |
人口 | 846.8万人(2021年) |
気温 | 平均最高気温 29℃、平均最低気温-4℃ほど |
言語 | 英語(ただし多様な人種が混在している) |
アクセス | 東京・成田空港から直行便で約13時間 |
時差 | 日本との比較で-13時間 |
電源プラグ | Aタイプ |
ニューヨーク留学に必要な費用について
ニューヨーク留学最大の懸念事項は費用面の問題……そう言っても過言ではないはずです。それほど、ニューヨークの物価・生活費は高いという印象が誰しもの頭の中にあります。
先に結論から説明をすると、そのイメージ通り、アメリカの主要都市への英語留学では、ニューヨークはもっともお金がかかります。
以下に、バギオ留学の1カ月・3カ月・6カ月・12カ月の期間別に必要な費用をまとめてみました。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約70~80万円 | 約140~160万円 | 約300~340万円 | 約630~710万円 |
仮にニューヨークに1カ月留学したと仮定すると、費用の目安は$5,000~$6,000、1$=144円の場合、約80万円ほどかかる計算になります。
以下は、あくまで参考モデルではありますが、その内訳になります。
- 入学金・学費 = 約25万円
- 渡航費 = 約11万円
- 海外旅行保険費用 = 約2万円
- ビザ関連費用 = 約5万円
- 滞在費(家賃)= 約15万円
- 生活費 = 約15万円
上記を見ると、「入学金・学費」ももちろんまとまった金額ではありますが、なによりも「滞在費(家賃)」「生活費」が高く、日々の生活で重くのしかかってくるのではないかと考えられます。
「生活費」は基本的に外食せず、スーパーで安い食材を購入し自炊をすること。「滞在費(家賃)」は1人暮らしではなく、ルームシェアで数名と一緒に住むなどの工夫をすれば30%ほどは出費を抑えられるのではないかと思います。
とはいえ、他の国・都市と比べるとニューヨークで生活するにはまとまったお金が必要だといえます。
これは、以下の他の人気英語留学先との比較でも明らかです。
留学の期間 | ニューヨーク | フィリピン | オーストラリア | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約70~80万円 | 約15~30万円 | 約40~50万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約140~160万円 | 約35~70万円 | 約70~100万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約300~340万円 | 約60~130万円 | 約130~200万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約630~710万円 | 約125~250万円 | 約300~400万円 | 約320~400万円 |
ニューヨーク留学に関するさらなる詳細情報は、以下ページにまとめておりますのでこちらもチェックしてください!
ニューヨークに留学するメリット・おすすめポイント
確かに、ニューヨークで留学生活を送ることはイコール、それなりの予算を用意する必要があるということです。
この点からも、ニューヨークへの留学を決意する際には、明確な留学の目的意識と「絶対に充実した日々を送る!」という強い覚悟がないと割に合わないでしょう。
しかし、これらの意識があるならば、ニューヨークという街は英語留学の側面だけでなく、あらゆる観点から大変魅力的な街です。例えば……
- 語学でアート、ダンス、デザインなど専門的なことが学べる
- 車がなくても困らない
- 観光スポットがたくさんある
- 勉強も遊びも楽しめる
というメリットがあるように、あらゆるエンタメやショップ、そして素晴らしい人との出会いを得ることのできる唯一無二の場所でしょう。
特に”人との出会い”はお金では表せられない価値があります。もしかしたら、ニューヨークで出会った異国の人があなたの人生を予想だにしなかった方向へ導いてくれるかもしれません。
そんなニューヨーク留学のおすすめポイント・メリットは、以下のページで詳しく解説しております。気になる方は、以下をご覧ください!
ニューヨーク留学がおすすめされないいくつかの理由
キラキラと皆が憧れる印象のアメリカ留学ですが、当然、良い部分だけではありません。アメリカ留学には、“おすすめできない理由”もいくつか存在します。
以下ページでは、アメリカ留学を批評的な視点で見つめ、デメリットや向いていない人を解説しています!
ニューヨーク留学のおすすめの語学学校
大都市・ニューヨークは、これまでの歴史でも多くの移民を受け入れてきた背景もあり、英語の非ネイティブのコミュニケーションに関しても大変寛容な街です。
英語力に自信のない人でも冷めた目をされることは少なく、あなたの目線にあったコミュニケーションを行なってくれるはずです。
ニューヨークにも英語留学の語学学校は多数存在します。以下は「留学羅針盤」で詳細のコースや費用・学校の特徴などを解説している学校です。
以下の学校名をクリック(またはタップ)することで詳細ページに飛びますので、気になる人がクリックされてみてください!
「ニューヨーク留学の成功は自分にあった語学学校選びで決まる」と言っても大げさではありません。
多くの費用をかけて海を渡るニューヨーク留学ですから、決して妥協せずに語学学校を選ぶようにしてくださいね!
以下ページにはニューヨーク留学の語学学校をそれぞれ解説しておりますので、こちらもぜひご覧ください!
ニューヨーク留学で必要な持ち物について
ニューヨーク留学で現地に渡ってから困らないように、事前にしっかりと持ち物は準備しておきたいですね!
必要な持ち物は、「書類」「衣類」「電子機器」「医薬品・アメニティ」「勉強道具」「日用品」に大きく分類することができます。
以下ページでは、”ニューヨーク留学で必要な持ち物リスト”をまとめています。ぜひ、こちらも目を通されてみてください!
ニューヨークの留学エージェントについて
まとまった費用がかかるニューヨーク留学を失敗に終わらせないためには、自分一人で留学先を決めるのではなく、専門的なノウハウと経験をもつ留学エージェントに相談するのもひとつの選択肢です。
ニューヨーク留学を取り扱っている留学エージェントとして、代表的なサービスは以下の通りです。
- スクールウィズ
- ニューヨーク留学センター
- EF
- 夢カナ留学
- アメリカ留学.US
- ワールドアベニュー
- スマ留
- 留学スクエア
ニューヨーク留学の留学エージェントについて、詳しい解説は以下のページにて行なっています。詳しく知りたい方は、ぜひ以下をご覧ください!
ニューヨークの治安情報について
多くの高層ビルが煌びやかに摩天楼としてそびえたつ一方で、貧富の格差や様々な事情で社会からドロップアウトしてしまった人々による犯罪も多いのがニューヨークの街の特徴です。
例えば、深夜の地下鉄構内や人通りの少ない路地裏などは、現地に長年住む人であっても身に危険を感じるというほど。
留学生活を無事に過ごしきるためには、現地の犯罪傾向や危険なエリア、もしトラブルに巻き込まれた時の対処法を事前に確認・整理しておくことが大切です。
ニューヨークのなかでは「ブルックリンのブラウンズビル地区」「ブロンクスのハンツポイント地区」「マンハッタンのイーストハーレム地区」などが危険なエリアと言われています(ここだけではありません)。
より詳しいニューヨークの治安情報、トラブル時の対処法については以下ページにて解説しておりますので、ぜひご覧ください!
ニューヨーク留学のよくある失敗パターン
多額の費用と貴重な時間を使うからこそ、ニューヨーク留学は失敗しないようにしたいものです。
しかし残念ながら、当初のイメージ通りの留学生活とはならずに、「行かなければ良かった!」と帰国後に後悔を感じてしまう人も少なくありません。
ニューヨーク留学が失敗に終わりやすいよくない考え方には以下のようなものがあります。
- ニューヨークの煌びやかな生活に過度な期待を抱いている
- 「ニューヨークに留学すべき理由」が明確ではない
- お金に余裕をもって渡航しようとしていない
- ニューヨークで生活すれば英語力が上がると思っている
- 英語の基礎学習はニューヨークで勉強すればいいと思っている
上記の項目だけでは、まだ”どうして失敗に繋がってしまうのか分からない”という方に向けて、以下のページでは各項目ごとに詳細を解説していますので、ぜひ留学前に目を通しておいてみてください!
ニューヨークの天候・気候情報について
ニューヨークは温暖湿潤気候に属しているエリアです。日本でいうと、北海道と沖縄を除く本州の大部分と同じ気候帯。
夏の最高気温は30℃ほどにもなり、冬は0~3℃ほどとなります。数字だけで見ると日本よりも夏の暑さ、冬の寒さは厳しくありません。
しかし、夏は気温以上に体感の蒸し暑さが厳しく、冬も雪が積もることがあるのでその点は意識しておきたいですね。
そんなニューヨークの天候・気候情報について、以下ページで詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
ニューヨーク以外のおすすめ留学先(アメリカ国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
ボストン
以下は「留学羅針盤」が厳選するボストンの語学学校です。
サンフランシスコ
以下は「留学羅針盤」が厳選するサンフランシスコの語学学校です。
ロサンゼルス
以下は「留学羅針盤」が厳選するロサンゼルスの語学学校です。
- MLI(Mentor Language Insitute)
- Kaplan International languages
- CEL(College of Engliah Language)
- sprachcaffe
- EF(Education First)
- EC
ハワイ
以下は「留学羅針盤」が厳選するハワイの語学学校です。
ニューヨーク以外のおすすめ留学先(国外)
ニューヨークやアメリカ以外でおすすめの留学先はどこでしょうか?
ここでご紹介したいのは「カナダ」です。
アメリカの隣国カナダでは、英語力の向上だけでなく、ワーホリなどを利用し就労することもできます。治安もいい都市が多数で「アメリカは治安面で不安だ」という場合におすすめです。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
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ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |