サンフランシスコは、アメリカの西海岸のカルフォルニア州・北部にある都市です。
太平洋とサンフランシスコ湾に囲まれた半島の先端にあるこの街は、新しいものと古いもの、カウンターカルチャーとハイテクが混ざりあう場所です。
そんなサンフランシスコへの留学を検討している方に向けて、留学関連情報を一挙にまとめてみました。
爽快感のある西海岸の風を感じながら、サンフランシスコで英語留学を経験してみませんか?
本記事内では、各テーマごとに詳細の記事へのご案内もしていますので、そちらもあわせてぜひご一読ください!
このページの目次
サンフランシスコの基本情報について
サンフランシスコは多様性に溢れた街で、かつてはカウンターカルチャーが盛んな場所でした。
ビートジェネレーション※の代表的作家たちの存在が影響して、ヒッピーや同性愛者たちが多く集まっていた街でもあります。
現在でもその名残は街の文化として引き継がれており、多様性にとても寛容で開放的な空気を感じられる都市と言えるでしょう。
代表的な観光名所には、ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島・フィッシャーマンズワーフなどがあります。
そんなサンフランシスコに関する基本的な情報を以下にまとめてみました!
※ 1940年代後半から1960年代にアメリカ国内でムーブメントとなった戦後のアメリカ文化と政治に多大な影響を与えた文学運動のこと
地域名 | サンフランシスコ(San Francisco) |
---|---|
面積 | 600.6平方キロメートル |
人口 | 約82万人(2021年) |
気温 | 平均最高気温 20℃、平均最低気温7℃ほど |
言語 | 英語(ただし多様な人種が混在している) |
アクセス | 東京・成田空港から直行便で約9時間半 |
時差 | 日本との比較で-16時間 |
電源プラグ | Aタイプ |
サンフランシスコ留学に必要な費用について
英語留学を具体的に計画し始める際にまず気になるのが、費用面の問題かと思います。
どれだけサンフランシスコ留学に行きたいと思っても、予算をどうしても捻出できないとなると実現は難しいでしょう。
サンフランシスコのあるアメリカは、日本と比べると全体的に物価が高く、円安などの動きも加速することで実質的な予算はより膨らんでいきます。
それでは、サンフランシスコ留学の1カ月・3カ月・6カ月・12カ月の期間別に必要な費用を見てみましょう。
留学期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
一般的な費用 | 約60~70万円 | 約140~160万円 | 約280~320万円 | 約560~640万円 |
上記の通り、仮にサンフランシスコに1カ月留学したとすると、約60~70万円の費用が必要となります。
1カ月目以降は語学学校への入学金が加算されなくなりますが、それでも3カ月で約140~160万円となり、1カ月平均に直すと月46万円は必要な計算となります。
留学中は日本の正社員のように日中働くことは難しいと考えると、かなり資金に余裕をもっていなければなりません。
以下に、1カ月の費用の内訳をあくまで参考モデルではありますが整理してみました。
- 入学金・学費 = 約20万円
- 航空券代(往復) = 約11万円
- パスポート・ビザ申請費 = 約2万円
- 海外留学保険料 = 約7万円
- 生活費 = 約10万円
- 滞在費(家賃) = 約20万円
次にサンフランシスコ留学とあわせて比較検討されやすいフィリピン・オーストラリア・カナダとの留学費の違いを整理してみました。
留学の期間 | サンフランシスコ | フィリピン | オーストラリア | カナダ |
---|---|---|---|---|
1カ月 | 約60~70万円 | 約15~30万円 | 約40~50万円 | 約40~50万円 |
3カ月 | 約140~160万円 | 約35~70万円 | 約70~100万円 | 約80~100万円 |
6カ月 | 約280~320万円 | 約60~130万円 | 約130~200万円 | 約160~200万円 |
1年間 | 約560~640万円 | 約125~250万円 | 約300~400万円 | 約320~400万円 |
上記のうち、フィリピンは格安を売りにしている留学先が多いため、少し同列に扱うのは無理がありますが、他のオーストラリアやカナダと比べるとサンフランシスコ留学の費用の高さが伺い知れます。
もちろん、現地できちんと節制したり、1人暮らしではなくルームシェアを選択することで費用を抑えることはできるでしょう。
とはいえ、サンフランシスコ留学では”予算に余裕をもっておく”ことを忘れないようにしてくださいね!
また、以下のページではより詳しい解説を行なっておりますので、こちらもご覧ください!
サンフランシスコに留学するメリット・おすすめポイント
アメリカ留学のなかでも、例えばボストンやニューヨーク・ロスアンゼルスなど他の都市もあるなかで、サンフランシスコ留学ならではのおすすめポイントやメリットとはなんなのでしょうか。
留学生活の成功や充実度を左右する留学先選びですから、どこが自分にフィットするのか慎重に検討したいものです。
以下に「留学羅針盤」が考えるサンフランシスコ留学のおすすめポイントをあげてみました。
- 一年中過ごしやすい気候
- バスやケーブルカーなどの公共交通機関が発達している
- 差別がない自由な雰囲気
- 語学学校が多く、選択肢がたくさんある
- IT生誕の土地「シリコンバレー」で刺激を受けられる
これらのメリットについて、詳しい解説は以下のページにて行なっています。
サンフランシスコに留学することで、どのようなメリットを受けられるのか……以下のページを読んで確認してみてください!
サンフランシスコ留学がおすすめされないいくつかの理由
サンフランシスコに限らず、アメリカ留学には魅力的な面だけでなくネガティブな面も存在します。
海外留学を計画中はつい見逃しがちですが、「本当に自分に適した留学先か」を冷静に判断する必要があります。
以下ページでは、アメリカ留学がおすすめされないいくつかの理由と留学が向いている人について解説しています!
サンフランシスコ留学のおすすめの語学学校
アメリカのメジャーな語学学校は、いくつもの都市に多角的に展開している語学学校が多いのですが、それはサンフランシスコでも同じです。
「留学羅針盤」で解説記事を掲載しているサンフランシスコの語学学校は以下の通りです。
各学校によって授業料はもちろん異なりますが、一例として「LSIアメリカ」の費用の目安をご紹介すると……
■ ジェネラル20コース(20レッスン/週)= 約54,000円/週
■ インテンシブコース(20~30レッスン/週)= 約70,000円/週)
また、「LSIアメリカ」では学生寮やホームステイ先の紹介など滞在先の手配も対応しています(多くの語学学校も同じです)。
■ ホームステイ(朝食付き)= 約40,000円/週
■ ホームステイ(朝・夕食付き)= 約50,000円/週
■ 学生寮(個室・食事なし)= 約45,000円/週
■ 学生寮(2人部屋・食事なし)= 約40,000円/週
語学学校はそれぞれ特徴や個性をもっていますので、安易に決めてしまうのではなく、ご自身の留学の目的や留学期間・全体の予算などを総合的に鑑みて慎重に決めるようにしてくださいね。
以下のページではサンフランシスコ留学のおすすめ語学学校をまとめて解説していますので、よろしければチェックしてみてください!
サンフランシスコ留学で必要な持ち物について
サンフランシスコ留学で現地に渡ってから困らないように、事前にしっかりと持ち物は準備しておきたいですね!
必要な持ち物は、「書類」「衣類」「電子機器」「医薬品・アメニティ」「勉強道具」「日用品」に大きく分類することができます。
以下ページでは、”サンフランシスコ留学で必要な持ち物リスト”をまとめています。ぜひ、こちらも目を通されてみてください!
サンフランシスコの留学エージェントについて
まとまった費用がかかるサンフランシスコ留学を失敗に終わらせないためには、自分一人で留学先を決めるのではなく、専門的なノウハウと経験をもつ留学エージェントに相談するのもひとつの選択肢です。
サンフランシスコ留学を取り扱っている留学エージェントとして、代表的なサービスは以下の通りです。
- ウインテック留学センター
- ブリッジ留学サポートセンター
- スクールウィズ
- ウィッシュインターナショナル
- 留学ワールド
- 夢カナ留学
- アメリカ留学.US
- ワールドアベニュー
- スマ留
- 留学スクエア
サンフランシスコ留学の留学エージェントについて、詳しい解説は以下のページにて行なっています。詳しく知りたい方は、ぜひ以下をご覧ください!
サンフランシスコの治安情報について
留学先の国・都市を決める際に忘れてはならないのが、現地の治安状況です。
世界的に見ても日本は治安の良い国ですので、日本で過ごす時と同じ気持ちでいると思わぬトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。
また、英語を学んでいる留学生だとしても、ネイティブではない国ではトラブル時の立ち回りにも困るはずです。
サンフランシスコでいうと、「テンダーロイン地区」「サウス・オブ・マーケット(通称:SOMA)地区」「ウエスタン・アディション地区」は治安があまり良くないエリアとして名前があがっています。
日本人留学生が巻き込まれやすい犯罪・トラブルとしては、「スリ・置引き」や「アジア人に対するヘイトクライム」があります。
以下のページでは、これらの犯罪・トラブルなどの治安情報や対処法をまとめています。
サンフランシスコに渡航する前には、ぜひ一度目を通してみてください!
サンフランシスコ留学のよくある失敗パターン
誰もが期待に胸を膨らまして渡航しますが、残念ながらうまくいかない人もいます。よくある失敗例は以下のようなケースです。
- 日本で英語を勉強せず渡航したため、積極的に会話に参加できない
- 自習を疎かにしたため、毎日の授業が実りあるものならなかった
- 滞在先が学校から遠すぎて通学に苦労した
このようなサンフランシスコ留学のよくある失敗例と回避のポイントについて、以下ページで解説しております!
サンフランシスコの天候・気候情報について
サンフランシスコは地中海性気候に属しており、一年を通して温暖で過ごしやすく、夏は乾季があることが特徴です。
夏の最高気温は23℃ほど、冬の最低気温は7℃ほどとなります。
そんなサンフランシスコの天候・気候情報について、以下ページで詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
サンフランシスコ以外のおすすめ留学先(アメリカ国内)
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください!
ボストン
以下は「留学羅針盤」が厳選するボストンの語学学校です。
ニューヨーク
以下は「留学羅針盤」が厳選するニューヨークの語学学校です。
- EF ニューヨーク校
- Kaplan(Kaplan International languagues)
- Oxford International
- Rennert International
- LSIニューヨーク校
- Sprachcaffe
- OHC
- EC
ロサンゼルス
以下は「留学羅針盤」が厳選するロサンゼルスの語学学校です。
- MLI(Mentor Language Insitute)
- Kaplan International languages
- CEL(College of Engliah Language)
- sprachcaffe
- EF(Education First)
- EC
ハワイ
以下は「留学羅針盤」が厳選するハワイの語学学校です。
サンフランシスコ以外のおすすめ留学先(国外)
サンフランシスコやアメリカ以外で、おすすめの留学先を教えてほしいという人もいるかもしれませんね。
そんな人に向けておすすめするのは「カナダ」です。
カナダでは英語習得をはじめとし、ワーホリ、大学進学など多様な留学プログラムが用意されています。
治安のよさもポイントで、初留学が不安という人にもおすすめできますよ。
おすすめのプログラムは以下のとおりです。
プログラム/ビザ | 概要 |
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ワーキングホリデー | カナダで働いたり、学校にいけるビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜31歳未満まで申請できる。 |
ROワーキングホリデー(セカンドワーキングホリデー) | カナダで働いたり、学校にいけるカナダ独自のビザ。1年間滞在可能。18歳以上〜36歳未満まで申請できる。ワーホリの使えない31歳以上の人や、カナダのワーホリ参加済みの人も申請可能。 |
コープ(Co-op) | カレッジでの専門的な勉強と、インターンシップ(就労体験)ができるカナダ独自の制度。専攻により半年〜2年ほど滞在可能。 |